
昼に「トワイライトエクスプレス」の撮影のため、30分ほど出かけました。その後は、テレビの「関口知宏鉄道の旅」のダイジェスト特集をJR全線踏破から、ヨーロッパの旅まで、ずーっつと見てました。ちょっとたいくつしたので、もう一度、山崎カーブに行ってみました。
午後5時50分。特急「文殊」がやって来ました。でも「文殊」の運行区間は新大阪-天橋立です。山崎駅近くの京都線を走っていたのは、回送だったのでしょう。

「文殊」は183系車両で運行されてます。写真は、JR西日本のHPから拝借しました。

次にやってきた新快速敦賀行きです。
カメラを三脚に載せているのに、若干ブレているのは、直接シャッターを押しているせいでしょう。このカメラのシャッター・レリーズ(リモコン)はまだもっていません。そのうち、再挑戦します。
でも、寒いです。すぐに退散しました。「にわか鉄っちゃん」です。「にわか」には、二つの意味を込めてます。

大阪発札幌行きの寝台特急「トワイライトエクスプレス」です。
京都線山崎駅近くの通称「山崎カーブ」(サントリーカーブとも呼ぶようです)で撮影しました。自宅からクルマで5分ほどのところです。
一度、乗ってみたいです。




「青春18きっぷの旅」の総決算です。今回も、楽しく遊ばせてもらいました。「食べる」が目的になって、さながら「B級グルメの旅」でした。

最初に行ったのは、今回も讃岐うどんでした。「森製麺所」で食べたかけ小と野菜かき揚げです。ちょっとしたハプニングがあって、今回も3杯で終わりました。目標は5杯だったので、また課題が残りました。
JR山崎から高松まで片道277キロ、4,810円でした。

カニを食べに、城崎温泉まで出かけました。まずは外湯の「一の湯」につかり体を温めました。カニはそこいらじゅうにいました。
焼きかにをいただいたのは「おけしょう鮮魚の海中苑 駅前店」でした。
行きは京都回りで2,940円。帰りは福知山から篠山口-三田-尼崎経由で3,570円でした。

年の瀬の明石・魚の棚商店街に、女房と行きました。正月用のブリを買いました。
「本家きむらや」で名物の「玉子焼」(明石焼き)を食べました。軟らかいタコがおいしかったです。
山崎-明石間は、81.2キロ、1380円でした。

最後に行ったのは、岡山県の備前・日生です。「カキオコ」を食べるのは、今回の旅の第一目標でした。
プリンプリンのカキ。これが安くて手に入る地元でこそ味わえる、最高のカキオコでした。たまたま入った「お好み焼き もりした」は、知る人ぞ知る人気店でした。
運賃は、山崎から159.4キロ、2,940円でした。
というわけで、総計は-
4810*2+2940+3570+1380*4+2940*2=28,530
前回ほどではありませんが、11,500円のチケットで十分に乗らせてもらいました。

急に「鉄っちゃん」になったわけではありません。それなのに、カメラを三脚に載せて、JR東海道線の山崎近くにある「山崎カーブ」に行きました。マニアには知られた撮影スポットです。クルマで5分とかかりません。
きょうも先客がいました。その横で撮した2カットです。
「EF6622」です。

ぞろ目が続いて、次にやって来たのは「EF6633}でした。
寒いの日にやって来たわけは、そのうちに・・・。

青春18きっぷの旅で訪れた城崎温泉の帰り道。乗り継ぎ待ちの福知山で下車しました。駅前広場は整備中です。南口の工事フェンスの中に「C11」が置かれてました。転車台に乗っているようです。

ピカピカに塗装されてます。プレートは外したままです。
ネットで来歴を調べると、わかりました。興味がおありの方は、コチラをごらんください。
「C11-40」です。現役時代は福知山を中心に活躍。引退後はここに展示されましたが、後に近くの役場前に移転。ことし、改めてここに戻ってきたようです。
かつて、大井川鉄道で見かけたC10の弟分です。

転車台があったかつての福知山駅の写真が掲示されていました。SLの全盛時代です。

高架になった福知山駅です。「KTR」は宮津に行く北近畿タンゴ鉄道です。

「青春18きっぷ」です。夏には、讃岐うどんやひつまぶしを楽しみました。
冬の有効期間は12月10日から来年1月20日までです。夏に比べると期間が短いですが、やはり買ってしまいました。11,500円です。これで5回、楽しめます。
さっそくガイドブックも買い込みました。ブームを反映して書店には同じような本が並んでいます。この本の表紙は、米坂線羽前前沢~伊佐領で撮影された雪景色です。横に積んであったのは、別の出版社ですが、同じ場所の、まるで同じアングルで撮影した紅葉でした。ことほどさように、内容もよく似ています。
さて、わたしはどこに行くか。ミニ旅行の計画を練ります。

OCAT5階の「丸善」です。文具売り場をのぞいたら、一時姿を消していたスイス製時計の「Mondaine」が復活してました。それも、以前より広く、ケースひとつを占拠しています。
ジュネーブの免税店で見かけたGottahard(ゴッタルド)線の記念モデルも飾られていました。

真っ赤な塗色がきれいなモデルです。プラモのようで、それほど精巧なつくりではありません。「おまけ」ですから。

ゴッタルド線の「125周年」を記念しているようです。やはり、わたしの聞き間違いが記憶違いでした。でも、日本では、25年というのはあまり区切りにはしませんね。
ゴッタルド線に関しては、こちらが詳しいです。

追加画像です。
MondaineのHPを見ていると、本社があるチューリッヒ中央駅には「Mondaine waiting point」があることがわかりました。改めてわたしの撮った写真を調べると、ありました。これです。
確かに目印の時計の周辺には、人だかりができています。

「青春18きっぷ」を楽しんだ夏です。大満足です。
それでいいんですが、どれだけ乗ったのかも、ちょっと気になります。11,500円で買った切符の収支は-

州
初回は、きっぷの利用期間2日目の7月21日でした。あちこちで、「同族」に出会いました。
最寄り駅の山崎から高松までは、片道277.0キロ、5,120円です。この往復だけで、ほとんど元をとってました。
おいしい讃岐うどんを口にし、社会人初任地の懐かしい思い出にも触れた旅でした。

2回目は、女房と「今庄そば」を食べに出かけました。敦賀から北陸トンネルを抜けたところです。
山崎-今庄=127.4キロ、2,210円です。
敦賀まで直流電化されて、新快速1本で行けます。ところが、この日は踏切事故があって、ダイヤは滅茶苦茶。「行けるとこまで」と、堅田、新旭、近江今津と各停を乗り継ぎました。その割には、予定より1時間遅れくらいで到着しました。
帰りには敦賀で名物の「ソースカツ丼」も食べました。

ホントに暑い日でした。名古屋・大須観音に出かけました。「夏祭り」の日でした。結構、原色ギラギラの光景でした。元気・名古屋のエネルギーを感じた1日でした。
エネルギー補給は、「ひつまぶし」でした。
ちなみに料金は、山崎から名古屋まで161.7キロ、2,940円でした。

最後の行き先は「南」しかないでしょう。同僚が「そら、紀州鉄道に乗ってきてください」とのお薦め。その案に乗りました。
山崎から御坊まで、155,6キロ、2.520円でした。
さて、料金を合計すると
5,120×2+2,210×4+2,940×2+2,520×2=30,000
満足です。これだけ利用させていただいて、JR西日本さん、ありがとうございました。

JR和歌山駅から貴志までを結ぶ和歌山電鐵(旧南海貴志川線)です。
この夏、「おもちゃ電車」が登場して、脚光を浴びてます。真っ赤に塗装された、楽しいデザインです。

車内は、子どもでいっぱいです。ベビーサークルが付いているのが、すばらしいです。

先輩の「いちご電車」です。これで、人気を得ました。
HP版は制作中ですが、画像のみアップしてます。
紀州鉄道に乗る 2007/09/09

JR御坊駅から紀州鉄道は発車します。
総延長2.7キロの、日本一短い私鉄です。
「青春きっぷ」の有効期限は9月10日です。まだ1回分、余ってました。「スイス 2007 夏」の写真の整理も終わってませんが、暑い一日、紀州鉄道に乗りました。

紀州鉄道の運行距離は2.7キロ。西御坊まで4駅間を、平均時速20キロで走ります。

「0番ホーム」にかわいい気動車「キハ603」が止まっています。

もちろんワンマン運転です。
本日勤務の運転手はひとり(?)。何回もこの長髪運転手に出くわしました。

紀伊御坊駅です。
留め置き線に廃車になった「キハ604」が止まってます。

御坊市役所前」駅です。

運賃は、西御坊まで180円です。

わずか8分で、終点の西御坊駅に到着です。

西御坊駅の駅前通りです。この路地を通り抜けます。
後で気づきましたが、反対側が正面でした。

| 西御坊駅で折り返しの発車を待つ「キハ603」です。
といても、途中にすれ違い駅はなく、この列車がJR御坊と西御坊を1日24往復するだけです。

折り返して電車が出発していきます。
坊やが踏み切り上から見送ります。

西御坊駅から先にも線路跡が続いています。

道路が横切るところはアスファルトが敷かれてますが、赤いレールは続きます。

日高川に突き当たるところに「日高川」駅の跡が残ってます。
御坊臨港鉄道として誕生しました。港まで通じていたはずですが、1989年に西御坊-日高川間の0.7kmは廃止となりました。

レールが隠れた踏切に、警報機がさび付いています。

歩いて旧日高川駅まで往復し、再び西御坊駅に戻ってきました。列車もJR御坊ま行って、戻ってきました。

西御坊駅の正面です。

連結器が使われることはないのでしょう。

車輪の前には、排除装置が付いてます。生い茂った雑草を除くのでしょうか。

昭和35年、新潟鐵工所製造です。たぶん、国鉄からの払い下げでしょう。

西御坊駅の遠景です。

こんな路地の踏切もすり抜けます。

雑草生い茂る軌道を走る「キハ603」です。

炎天下ですが、文句も言わずに走り続ける気動車です。

「御坊市役所」前に停車中です。

「紀伊御坊」えきは、ちょっと立派でした。ここに紀州鉄道の本社があります。

「紀州鉄道ビール」という地ビールもあります。残念ながら買いそびれました。

御坊臨港鉄道の免許状です。これには昭和6年の日付がありますが、開通は昭和3年です。

これだけみれば立派な駅です。

風雨にさらされた錆が出てきたままの「604」です。
線路が曲がっているように見えるのは、暑さのせい。それとも、実際に曲がっているのか。

「学問」駅です。受験のお守りにきっぷが売れるそうです。

車内も暑いです。もちろん、冷房なんてついてません。

JR御坊に戻ってきました。

JR御坊駅です。といっても何もない駅前です。
JRの御坊駅が、御坊の中心街を離れた何もない土地にきたため、そこと、結ぶためにできたのがこの鉄道だったのです。

楽しかったミニ旅行です。
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