ウィーンから帰ってきたちかちゃんが、同じウィーンで活躍する2人と「室内楽の午後」を楽しませてくれました。大阪・梅田のドルチェ・アーティスト・サロン大阪でのひとときでした。
ちかちゃん(早瀬千賀さん)はウィーン放送交響楽団のヴァイオリン奏者。秋田紗奈江さんはウィーン・フォルクスオパーのビオラ奏者。ピアノの大野謙さんは、ちかちゃんも学んだウィーン国立音大で研鑽中です。
小さいですがよく響くホールで、ウィーンの香りを伝えてくれました。
プログラムはモーツァルトやブラームス、現代曲のデュオやトリオ。
F.ツェルハはオーストリアを代表する現代作曲家だそうです。3年前に亡くなるまではウィーン放送交響楽団の練習場にも顔を見せていたとか。秋田さんは「怖そうなおじさんでした」。
そのいかにも難しそうな「ヴァイオリンとヴィオラのための『14の情景』より」は、これまで聞いたことがないような音楽でした。ピーンと張り詰めた弦、怒涛の音、ピチカートの響、眠りに落ちるような穏やかな調べ⋯。
ちかちゃんはウィーンでこんな音を響かせているのでした。
映え渡るヴァイオリン、ふくよかにセンスよく響くヴィオラ、小気味よいピアノの時間を忘れさせる演奏でした。
アンコールのレハールで、やはりウィーンの香りだと再確認させてくれました。
ちかちゃんはウィーンに戻ると、すぐにザルツブルク音楽祭に出演だそうです。ちかちゃんとはウィーンでも2回、会ってます。今度はザルブルクで会いたくなりました。
ドルチェ・サロンは、大阪・梅田の雑居ビル9階にある、辺りの雑踏とは別世界の素晴らし空間でした。


