急に「鉄っちゃん」になったわけではありません。それなのに、カメラを三脚に載せて、JR東海道線の山崎近くにある「山崎カーブ」に行きました。マニアには知られた撮影スポットです。クルマで5分とかかりません。
きょうも先客がいました。その横で撮した2カットです。
「EF6622」です。
ぞろ目が続いて、次にやって来たのは「EF6633}でした。
寒いの日にやって来たわけは、そのうちに・・・。
急に「鉄っちゃん」になったわけではありません。それなのに、カメラを三脚に載せて、JR東海道線の山崎近くにある「山崎カーブ」に行きました。マニアには知られた撮影スポットです。クルマで5分とかかりません。
きょうも先客がいました。その横で撮した2カットです。
「EF6622」です。
ぞろ目が続いて、次にやって来たのは「EF6633}でした。
寒いの日にやって来たわけは、そのうちに・・・。
青春18きっぷの旅で訪れた城崎温泉の帰り道。乗り継ぎ待ちの福知山で下車しました。駅前広場は整備中です。南口の工事フェンスの中に「C11」が置かれてました。転車台に乗っているようです。
ピカピカに塗装されてます。プレートは外したままです。
ネットで来歴を調べると、わかりました。興味がおありの方は、コチラをごらんください。
「C11-40」です。現役時代は福知山を中心に活躍。引退後はここに展示されましたが、後に近くの役場前に移転。ことし、改めてここに戻ってきたようです。
かつて、大井川鉄道で見かけたC10の弟分です。
転車台があったかつての福知山駅の写真が掲示されていました。SLの全盛時代です。
高架になった福知山駅です。「KTR」は宮津に行く北近畿タンゴ鉄道です。
「青春18きっぷ」です。夏には、讃岐うどんやひつまぶしを楽しみました。
冬の有効期間は12月10日から来年1月20日までです。夏に比べると期間が短いですが、やはり買ってしまいました。11,500円です。これで5回、楽しめます。
さっそくガイドブックも買い込みました。ブームを反映して書店には同じような本が並んでいます。この本の表紙は、米坂線羽前前沢~伊佐領で撮影された雪景色です。横に積んであったのは、別の出版社ですが、同じ場所の、まるで同じアングルで撮影した紅葉でした。ことほどさように、内容もよく似ています。
さて、わたしはどこに行くか。ミニ旅行の計画を練ります。
OCAT5階の「丸善」です。文具売り場をのぞいたら、一時姿を消していたスイス製時計の「Mondaine」が復活してました。それも、以前より広く、ケースひとつを占拠しています。
ジュネーブの免税店で見かけたGottahard(ゴッタルド)線の記念モデルも飾られていました。
真っ赤な塗色がきれいなモデルです。プラモのようで、それほど精巧なつくりではありません。「おまけ」ですから。
ゴッタルド線の「125周年」を記念しているようです。やはり、わたしの聞き間違いが記憶違いでした。でも、日本では、25年というのはあまり区切りにはしませんね。
ゴッタルド線に関しては、こちらが詳しいです。
追加画像です。
MondaineのHPを見ていると、本社があるチューリッヒ中央駅には「Mondaine waiting point」があることがわかりました。改めてわたしの撮った写真を調べると、ありました。これです。
確かに目印の時計の周辺には、人だかりができています。
「青春18きっぷ」を楽しんだ夏です。大満足です。
それでいいんですが、どれだけ乗ったのかも、ちょっと気になります。11,500円で買った切符の収支は-
州
初回は、きっぷの利用期間2日目の7月21日でした。あちこちで、「同族」に出会いました。
最寄り駅の山崎から高松までは、片道277.0キロ、5,120円です。この往復だけで、ほとんど元をとってました。
おいしい讃岐うどんを口にし、社会人初任地の懐かしい思い出にも触れた旅でした。
2回目は、女房と「今庄そば」を食べに出かけました。敦賀から北陸トンネルを抜けたところです。
山崎-今庄=127.4キロ、2,210円です。
敦賀まで直流電化されて、新快速1本で行けます。ところが、この日は踏切事故があって、ダイヤは滅茶苦茶。「行けるとこまで」と、堅田、新旭、近江今津と各停を乗り継ぎました。その割には、予定より1時間遅れくらいで到着しました。
帰りには敦賀で名物の「ソースカツ丼」も食べました。
ホントに暑い日でした。名古屋・大須観音に出かけました。「夏祭り」の日でした。結構、原色ギラギラの光景でした。元気・名古屋のエネルギーを感じた1日でした。
エネルギー補給は、「ひつまぶし」でした。
ちなみに料金は、山崎から名古屋まで161.7キロ、2,940円でした。
最後の行き先は「南」しかないでしょう。同僚が「そら、紀州鉄道に乗ってきてください」とのお薦め。その案に乗りました。
山崎から御坊まで、155,6キロ、2.520円でした。
さて、料金を合計すると
5,120×2+2,210×4+2,940×2+2,520×2=30,000
満足です。これだけ利用させていただいて、JR西日本さん、ありがとうございました。
JR御坊駅から紀州鉄道は発車します。
総延長2.7キロの、日本一短い私鉄です。
「青春きっぷ」の有効期限は9月10日です。まだ1回分、余ってました。「スイス 2007 夏」の写真の整理も終わってませんが、暑い一日、紀州鉄道に乗りました。
紀州鉄道の運行距離は2.7キロ。西御坊まで4駅間を、平均時速20キロで走ります。
「0番ホーム」にかわいい気動車「キハ603」が止まっています。
もちろんワンマン運転です。
本日勤務の運転手はひとり(?)。何回もこの長髪運転手に出くわしました。
紀伊御坊駅です。
留め置き線に廃車になった「キハ604」が止まってます。
御坊市役所前」駅です。
運賃は、西御坊まで180円です。
わずか8分で、終点の西御坊駅に到着です。
西御坊駅の駅前通りです。この路地を通り抜けます。
後で気づきましたが、反対側が正面でした。
折り返して電車が出発していきます。
坊やが踏み切り上から見送ります。
西御坊駅から先にも線路跡が続いています。
道路が横切るところはアスファルトが敷かれてますが、赤いレールは続きます。
日高川に突き当たるところに「日高川」駅の跡が残ってます。
御坊臨港鉄道として誕生しました。港まで通じていたはずですが、1989年に西御坊-日高川間の0.7kmは廃止となりました。
レールが隠れた踏切に、警報機がさび付いています。
歩いて旧日高川駅まで往復し、再び西御坊駅に戻ってきました。列車もJR御坊ま行って、戻ってきました。
西御坊駅の正面です。
連結器が使われることはないのでしょう。
車輪の前には、排除装置が付いてます。生い茂った雑草を除くのでしょうか。
昭和35年、新潟鐵工所製造です。たぶん、国鉄からの払い下げでしょう。
西御坊駅の遠景です。
こんな路地の踏切もすり抜けます。
雑草生い茂る軌道を走る「キハ603」です。
炎天下ですが、文句も言わずに走り続ける気動車です。
「御坊市役所」前に停車中です。
「紀伊御坊」えきは、ちょっと立派でした。ここに紀州鉄道の本社があります。
「紀州鉄道ビール」という地ビールもあります。残念ながら買いそびれました。
御坊臨港鉄道の免許状です。これには昭和6年の日付がありますが、開通は昭和3年です。
これだけみれば立派な駅です。
風雨にさらされた錆が出てきたままの「604」です。
線路が曲がっているように見えるのは、暑さのせい。それとも、実際に曲がっているのか。
「学問」駅です。受験のお守りにきっぷが売れるそうです。
車内も暑いです。もちろん、冷房なんてついてません。
JR御坊に戻ってきました。
JR御坊駅です。といっても何もない駅前です。
JRの御坊駅が、御坊の中心街を離れた何もない土地にきたため、そこと、結ぶためにできたのがこの鉄道だったのです。
楽しかったミニ旅行です。
Zurich(チューリッヒ)の中央駅で見上げました。まぎれもなくMondaineです。秒針のデザインで、一目でわかります。
SBB CFF FFS(スイス国鉄、公用語の独、仏、伊の3カ国語を併記している)のオフィシャル・ウオッチです。
わたしの勤務先の隣にあるOCAT5階に、丸善があります。そこの文具売り場に、Mondaineの腕時計が展示されてました(現在は姿を消してます)。実用的な時計ですので、それほど高くはありません。
Geneve(ジュネーブ)空港の免税店で見かけた「ゴッタルド線150周年記念版」のMondaineです。限定モデルらしく、ゴッタルド鉄道の模型とVTRが付いてます。
ゴッタルド線というのは、アルプスの峠越えの難ルートで、1882年に完成しています。鉄道王国・スイスの基となった路線です。現在はここを世界最長のゴッタルド基底トンネル(57,072メートル)が掘り進められています。
こうして調べてみると、なぜ150周年なのかの説明がつきません。店員の話を聞き間違えたのかもしれません。
わたしが買ったMondaineです。毎日、使用しています。それまで使っていたSwatchは、息子に譲りました。
Murren(ミューレン)は、ラウターブルンネン谷の断崖上にある村です。BOBのLauterbrunnen(ラウターブルンネン)から崖をロープウエーでGruetschalp(グリュッチュアルプ)へ登ります。そこから崖の上の水平軌道をBLMに乗って30分ほどのところにあります。
BLMは傾斜こそあまりありませんが、急なカーブをぬっていきます。そのためでしょうか、ハンドルがついてます??? 最高時速30キロの表示もあります。
早朝のミューレン駅です。ホテルの窓から眺めていると、一番電車がはいってきました。
電車は、こんな荷物車を連結しています。クルマが通る道がないミューレンは、食料など一切が、この荷物車で運ばれてるのです。
もちろん、村の中を走っているのは、電気自動車だけです。
車両は3両しか保有してないようです。でもこの車両は、どうして運び上げたのでしょうか?
途中に1駅あるだけの、いたってシンプルな運行ダイヤです。
Wintereggで、反対側からきた電車とすれ違いをします。
ベルナー・オーバーラトへの玄関口、Interlaken Ost(イナターラーケン・オスト)からBOBに乗ってひと駅目が隣町、Wilderswil(ヴィルダースヴィル)です。左側の窓から、かわいい列車が見えます。
Schynige Platte-Bahn(シーニゲ・プラッテ鉄道)です。この列車に52分乗ると、シーニゲ・プラッテ展望台です。アイガーなどの雄大な景色が眺められる展望台があります。高山植物園があって、エーデルワイスも咲いているそうです。
真っ赤な電気機関車が止まっています。BOBの窓から撮影しました。かわいいです。こんなのが現役です。調べてみると「13 Matten」の製造年はなんと1914年です。そのうち100歳になります。
有蓋(ゆうがい)の客車です。
引き込み線に止まっているELです。円い窓が素敵です。
窓枠にかかって最悪の写真です。左側にラックレールの軌道が離れていきます。この先がシーニゲプラッテです。
2日後に通ったときに写した「12」です。緑色に、ぴりっと引き締める縁取りがきまってます。
最後の日にも写しました。「61 Enziam」です。エンチアンは、アルプス3名花のひとつです。お目にかかりませんでしたが、エーデルワイスもいます。
心惹かれたミニ鉄道です。再び訪れる機会があれば、きっと乗るでしょう。