My memory 駅 サンモリッツから氷河急行に

 サンモリッツは思いで深い町です。アルプスの画家、セガンティーニと出会い、天国の入り口というソーリオまで訪れ、コルヴァッチ展望台からは4000m峰のピッツ・ベルニナや流れ落ちる氷河を目前にしました。
 氷河急行はサンモリッツから8時間もかけてマッターホルンの麓の町、ツェルマットに向かいました。

 レーティッシュ鉄道のサンモリッツ駅です。泊まっていたホテルの目の前でした。朝からホームを散歩しました。

朝のサンモリッツ駅~レーティッシュ鉄道の電気機関車

 期待を膨らませて氷河急行に乗車です。

氷河急行でツェルマットへ!

オーバーアルプ峠を越える氷河急行

 ホテルの窓から見下ろせば駅でした。真っ赤な塗装の氷河急行を飽きることなく見ていました。

サン・モリッツのホテル、「ラ・マーニャ」で食べた朝食

山と飲み会 六甲・黒五山ー打越山からのどんがめ

 暑い間はお休みしていた「山と飲み会」は、ちょっと涼しくなって飲む気爆発。六甲の黒五山や打越山などの低山ハイクをぶっ飛ばし、阪急・西宮北口の昼からハッピーな居酒屋になだれ込みました。

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My memory 駅 コペンハーゲンから渡り鳥ライン

 「渡り鳥ライン」は、コペンハーゲンとハンブルクを結ぶ国際鉄道幹線でした。中央ヨーロッパから北極やスカンジナビアへ帰る渡り鳥と同じコースを走ることから名付けられました。
 北海を渡る19キロは、列車がそのままフェリーに吸い込まれました。それを楽しみにわたしもコペンハーゲン中央駅から乗り込みましたが、今はもう走っていません。 

 おとぎの国のお城のようなコペンハーゲン中央駅です。近くにはアンデルセンの像が立ち、チボリ公園があります。

早朝のコペンハーゲン中央駅

 ヤツメウナギと呼ばれるデンマーク国鉄の気動車です。そんな面(つら)をしてますが、ゴム製の連結幌で編成連結が簡単と合理性に富んでいます。

ヤツメウナギとご対面 デンマーク国鉄の車両

 北海を渡る渡り鳥ラインは風が強いばかり。乗ってた車内からはそれほどの感激はありませんでした。

バルト海を渡る「渡り鳥ライン」 ちょっと期待はずれ

バルト海をわたる連絡船で飲むCarlsberg

 アマリエンボー宮殿には「おもちゃの兵隊」さながらの衛兵が立っていました。

コペンハーゲンの「おもちゃの兵隊」

KANSAIウオーク 京都・長岡宮エリアを歩く

 「KANSAIウオーク 2025」の第2回大会、京都・長岡宮エリアを歩きました。
 参加したスペシャルコースは約12キロ。阪急・西向日に近い朝堂院公園から向日神社、桓武天皇皇后陵、洛西竹林公園、樫原廃寺跡、物集女城公園、淳和天皇火葬塚、大極殿公園と巡りました。
 暑さはちょっと和らぎ、照りつける太陽もありませんでした。汗は流しましたが、秋の気配も感じながらの気持ちの良いハイスピード・ウォーキングでした。

 長岡宮があった向日市のカラーマンホールです。

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My memory 駅 チェスキー・クルムロフの改札はどこ?

 南ボヘミア地方のローカル駅、チェスキー・クルムロフに到着しました。
 あいにく小雨が降ってきましたが、ホームに屋根はありません。駅舎の軒下を進みますが、改札口がないから出口がわかりませんでした。
 チェスキー・クルムロフは、中世のお城と町並みが保存されたおとぎの国のような世界遺産の観光スポットです。多くの観光客が訪れますが、そのほとんどはツアーや高速路線バスを利用します。
 プラハから3時間半もかかりました。列車でやってくるもの好き、いや鉄ちゃんは限られていました。 

Praha hl.n. → Český Krumlov ローカル列車の旅

Český Krumlov → Praha  帰りは高速バスで

 チャコといえばビールです。「エッゲンベルグ・ラガー」は大がたったの100円ほどでした。

チェスキー・クルムロフ エッゲンベルクの地ビール

 どちらを向いても絵になる町をのんびりと歩きました。

チェスキー・クルムロフ 城に登る

チェスキー・クルムロフ どちらを向いても絵になる町

自分でつくる 秋刀魚のパスタ

 うれしいことに秋刀魚(サンマ)が豊漁です。スーパーにトロ箱が積まれ、ピチピチの秋刀魚がぎっしりと詰まっていました。
 自分で2尾をビニール袋に詰めました。1尾250円でした。
 ボーボーと煙を上げて焼けばいいのはわかってますが、マンション族にはそうはまいりません。変化球でパスタにしました。塩加減が難しく、ちょっとしょっぱくなりましが、秋の味を存分に楽しみました。

 取り除いた内臓をソースにしました。即席のアンチョビ味ですかね。

 スダチを絞ると、酸味で塩気が中和されたのか、いい味変となりました。

 サラダをそえてカラフルに見せました。

 秋刀魚を3枚におろし、塩と小麦粉を降りました。
 ニンニクの香りを移したオリーブオイルでソテーしました。

 内臓もソース作りに使うためにとっておきました。

My memory 駅 バッハが出迎えるライプツィヒ

 「バッハ音楽祭」を聴くために訪れたライプツィヒです。ライプツィヒ中央駅(Hbf)にもバッハの肖像がはためいていました。

 旧東ドイツにありますが、ヨーロッパでも最大級の頭端駅です。内部はきれいに改装されて、ショッピングソーンもあります。

ライプツィヒ ワインを買うのにも利用した中央駅

 ワイマールまで日帰りで往復しました。ドイツ版新幹線「ICE」にも乗りました。

ライプツィヒ 中央駅からドイツ版新幹線「ICE」に乗る

 駅前のホテルに4泊しました。朝食がおいしかったです。

ライプツィヒ 駅前旅館「ROYAL」の満足の朝飯

水無瀬渓谷 お彼岸の彼岸花と秋の花

 季節はやっと巡ったようです。朝夕はぐっと過ごしやすくなりました。久しぶりに自宅から若山神社、尺代から水無瀬渓谷を歩きました。
 あちこちに真っ赤な彼岸花(曼珠沙華)が咲いていました。きょうはお彼岸の中日でした。

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My memory 駅 サオ・ベント(ポルト)のアズレージョ

 サンティアゴ巡礼の3回目は、ポルトガル北部のポルトから聖地・サンティアゴ・デ・コンポステーラまで250kmほどを歩きました。
 ポルトには、サオ・ベントというポルトガル鉄道(国鉄)の駅があります。装飾タイルのアズレージョで覆われた内装が、美術館にやって来たかのようです。
 巡礼は、ほとんどが歩きです。発着する電車に乗ることはありませんでしたが、入場券も不要でその美しを堪能しました。

 2万枚ものアズレージョで覆われています。

 乗降客より、見物客の方が多いようでした。

 リスボンなどに通じる長距離列車はお隣の駅までしかやって来ません。ホームには近郊区間行きの列車が止まっていました。

アズレージョに驚嘆する

 サオ・ベントの近くにあるポルト大聖堂で、巡礼のパスポートであるクレデンシャルをゲットしました。

ポルト大聖堂でクレデンシャルをいただく

My memory 駅 絶景のゴルナーグラート

 絶景の駅、ゴルナーグラートです。改札ゲートを出ると目の前にマッターホルンがそびえていました。展望台に登るとゴルナー氷河を中心にアルプスビューが広がりました。
 雲ひとつない青空になりました。最高のコンディションでした。
 麓のツェルマットから標高差1500mをゴルナーグラート鉄道で登ってきました。

 登山鉄道はアルピニズム黄金期の19世紀末に開通しました。後方はブライトホルンです。

絶景の登山鉄道、ゴルナーグラート鉄道

 ゴルナーグラート展望台からは、マッターホルンのほかに、モンテローザ、リスカムなど29もの4000m峰が連なるパノラマビューを楽しみました。

ゴルナーグラート展望台からのマッターホルン

アルプス第2の高峰、モンテ・ローザを望む

 山腹を歩きました。リッフェルゼー(湖)では、「逆さマッターホルン」をカメラに収めることもできました。

リッフェルゼーから眺める逆さマッターホルン