給食の時間 穴子箱寿司と2種のキンパの彩り膳

 「大ゴッホ展」を楽しんだ後、久しぶりに元町に中華を食べに行きました。ところが目指した店は定休日。次も定休日。3つ目は行列のうえに「レタス包みだけで2000円超え」。並んだ豚まんの列も、途中でリタイアしました。「ハズレ」ばかりでした。
 大丸の地下で穴子箱寿司と2種のキンパの彩り膳をテークアウト。そのまま高速で帰宅して、ちょっと遅くなった「給食の時間」に、リーズナブルで安心のお味をただきました。

 缶さえあれば、いうことはありません。

 南京町は、インバウンドらでにぎわってました。

美術の時間 大ゴッホ展 夜のカフェテラス

 神戸市立博物館で開かれている「大ゴッホ展 夜のカフェテラス」を観ました。
 赤穂でのル・ポン国際音楽祭を楽しんでビジネスホテルで1泊。2時限目の美術は、淡路島を縦断して鳴門まで足をのばして陶板画の美術館を訪れるつもりでした。ちょっとハプニングが発生して予定を変更。神戸・三宮でホンモノのゴッホと対面しました。

 平日の午前中でしたが、にぎわっていました。

 目玉の「夜のカフェテラス」です。
 それまでの暗くて沈鬱なゴッホからは一転、街角のカフェだけがパッと黄金色に輝いていました。

 ゴッホは自ら耳を切り落とした後など自画像をたくさん描いています。そのうちのパリ時代のものです。

 これまでの日本の美術展では撮影禁止が常識でした。最近では一部を撮影可能としているケースもあり、ここでは数作品の絵画部分だけの撮影が許されていました。

 神戸市立博物館は昭和10(1935)年、旧神戸居留地に竣工した横浜正金銀行(現三菱UFJ銀行)神戸支店ビルを転用しています。

 茨木・千提寺で見つかった「聖フランシスコ・ザビエル像」を保存しています。改めて訪れたいです。

音楽の時間 ル・ポン国際音楽祭2025

 「ル・ポン国際音楽祭2025」を、播州赤穂の赤穂化成ハーモニーホールで聴きました(9月30日)。
 ベルリン・フィルハーモニーのコンサート・マスターを勤めるヴァイオリニストの樫本大進が、音楽監督となって縁がある赤穂や姫路で6回ものコンサートが行われます。
 この夜のプログラムには、樫本はもとよりベルリン・フィルの首席フルーティスト、エマニュエル・パユらも登場。モーツァルトとショスタコーヴィチらの作品が並びました。
 チケット発売日の翌日に思い出して、ネット予約しました。ラッキーなことに席は確保しましたが、2階最後尾列の前というステージを見下ろすような席でした。それでもホールの響きは素晴らしく、たった1000円(消費税込み)の席に、その何倍もの高速料金を払ってはるばると車でやってきた値打ちがありました。

 圧巻はパユのフルートでした。モーツァルトのフルート四重奏曲第4番では、びっくりさせれるほどの柔らかさで聴くものを包み込む音色を紡ぎました。ショスタコーヴィチの4つのワルツでは軽やかに舞うように、パユもステージでダンスのステップを踏んでいるよう。ベルリンでも聴いたオケの一員としての顔とは別人でした。
 樫本は前半の知らない作曲家の2曲に登場しましたが、支える演奏に徹しているようでした。

 ル・ポン音楽祭は8年前に聴いています。地の利はそれほどありませんが、満員でした。

 早く着いたので、赤穂御崎まで行ってみました。瀬戸内海に向かって伊和都比売(いわつひめ)神社の鳥居が立っていました。向こうは小豆島です。

 ミニ・モン・サン・ミッシェルです。岩礁に波が打ち寄せていました。干潮時には渡れるようになるのでしょうか?

 きらきら坂と名付けられてショップが並んでいました。

 階段にはおしゃれなカラータイルが張られています。

 赤穂といえばなんでも四十七士です。いや四十七味です。

 ブイが化けていました。

 お目当てのガラスショップは臨時休業でした。
 この後、夕食に穴子丼を食べるつもりだった店も開いておらず、あての「ハズレ」ばかりが連なりました。