チューリッヒから「ICN」に乗り込む

中央駅1

 Z醇вich Hauptbahnhof(チューリッヒ中央駅)は、国際列車の終始発駅です。ウィーン、ドイツ、フランス、スペイン、イタリアといろんな国からの列車がやってきます。

中央駅2

 わたしが乗るのは9:10発のSt.Gallen(ザンクト・ガレン)行きのICN(Intercity-Neigez醇・e=特急)です。

中央駅3

 10番線から出発します。同じホームでもセクターA、Bとおおまかな停車場所が表示されています。「2等+2等+1等+1等+食堂車+2等」の編成であることがわかります。

中央駅4

 ICNは7両固定編成で、スイスでは珍しい電車列車です。

中央駅6

 日本では珍しくなった食堂車です。

中央駅5

 1等車は、3列座席ですので広々としています。おまけに乗客は多くありません。

チューリッヒ中央駅からスイスの旅は始まった

チューリッヒ駅1

 Z醇вich Hauptbahnhof(チューリッヒ中央駅)です。正面には、スイス鉄道の父ともいうべきエッシャーの像が立っています。
 予定では、チューリッヒ空港駅から、そのまま最初の目的地、北東部のSt.Gallen(ザンクト・ガレン)に向かうつもりでした。今回の旅では、「スイス・セーバー・フレキシー・パス」というチケットを買いました。使用の最初に「ヴァリデート」という証明が必要です。空港駅の窓口で行いましたが、あっけないほど簡単でした。行き先も聞かれたので、どうしてかなと不思議に思いながら「St.Gallen」と答えると、そこまでのタイムテーブルをプリントアウトして渡してくれました。親切です。
 で、時間ができたので、中央駅までやってきました。

チューリッヒ駅2

 中央駅の側面です。でもこちらの方が、線路の行き止まり側になります。ヨーロッパの駅は、多くがターミナル、まさに終点になっています。

チューリッヒ駅3

 駅前には路面電車が発着します。

チューリッヒ駅4

 低床式の新型車もやってきます。

チューリッヒ駅5

 駅から南に延びるBahnhofstra遵me(バーンホフ通り)です。路面電車の軌道式にクルマは入ってきません。緑がいっぱいの静かな通りに、真っ赤なスイス国旗が翻ります。

Golden Pass Line の車窓から

GPL1

 Golden Pass Line の最後の区間 Zweisimmen(ツヴァイジンメン)-MOntreux(モントルー)間は、MOBがパノラマ車両で運行しています。

GPL2

 見晴らし抜群の、先頭のVIP席を確保しました。右側に写っているのが同行者で、私の席はその横です。

GPL3

 単線区間です。Zweisimmen 行きのGPLとすれ違います。こちらの先頭車はカーブを描いていて格好がいいです。でも車窓の風景は同じはずです。

GPL4

 スイスの原風景のような田舎の町を牧場を縫って、列車は走ります。

GPL5

 2時間も旅はあっという間で、終着のMontreux が近づきました。レマン湖にむかって、ターンを繰り返して下っていきます。

「鉄ちゃん 垂涎」の鉄道王国

鉄道1

 Lauterbrunnen(ラウターブリュンネン)でStaubbach-hall(シュタウプバッハの滝)を見物しました。駅に戻る途中でふり返ると、Wengen(ヴェンゲン)行きの登山電車が出発していきました。

鉄道2

 登山電車はアプト式で、中央に歯車のレールがあり、これに車体をひっかけて、急坂を登っていきます。
 写真はGrindelwald(グリンデルワルト)の終点です。

Golden Pass Line

GPL

 「レマン湖畔のモントルーからツヴァイジンメン、インターラーケンを経由して古都ルツェルンを結ぶ237キロ。森、湖、山、緑の牧草地など、スイスの田園風景が次々に現れる」(「まっぷる スイス」より)
 氷河特急、ベルニナ特急などとともにスイスでもっとも人気のあるゴールデン・パスです。
 このうち、モントルー-ツヴァイジンメン間を走るパノラマカーは、中央にELをはさんだ7両編成(プッシュ・プル運転)です。先頭車は、上部に運転席(制御室)があり、車両の先頭部8席は「運転席さながらの風景を楽しむことができる」というVIPシートになっています。
 

チケット

 わたしの予約したチケットです。
 中央は「スイス・セーバー・フレキシー・パス」です。期間中に指定した4日間は、スイス国鉄(SBB CFF FSS=ご丁寧に、前からドイツ語、フランス語、イタリア語で国鉄の略です)や私鉄が乗り放題になるパスです。
 手前が、ゴールデン・パスの指定席券です。「11号車の85、87」というのがおわかりでしょうか。それが、どんなシートかは、こちらをクリックしてください。
 なんと、一番前です。 

GPL2

 この写真(どちらもMOBのHPより)は、レマン湖畔のモントルー(ジャズ・フェスティバルで有名)から、ブドウ畑の急坂を上ってくるパノラマカーです。
 わたしは、コースは逆になります。こんな光景の中をレマン湖に向かって下っていくのです。今から楽しみです。

青春18きっぷの旅 讃岐うどんを食べに高松へ

青春18きっぷ

 JRの「青春18きっぷ」。11,500円で5回、あるいは5人が当日限り、乗り放題の人気のチケット。ただし乗れるのは普通のみ。左の3枚に詳しい使い方が書かれている。

青春18切符2

 初回の使用は21日。JR山崎駅の改札口で「1回」の欄に改札印を押してもらう。
 この段階で払い戻しはできなくなる。最後まで使い切るしかない。

瀬戸大橋

 普通、快速と乗り継いで瀬戸大橋を渡ります。目指すは四国・高松です。

マリンラーナー

 高松駅に停車する2両のマリンライナーです。高松側の先頭車両だけはダブルデッカーで、グリーン車です。
 旅の詳細はHP版をご覧ください。

昭和の「鉄道模型」をつくる

鉄道模型1

 帰り道、いつものように梅田の紀伊国屋に入ったら『昭和の「鉄道模型」をつくる』(講談社刊、780円)が並んでました。
 「なつかしい町並みと 小さな鉄道が あなたの部屋に よみがえる。」というサブタイトルがついてます。週刊のNゲージ・ジオラマ製作マガジンです。
 この手の企画の常として、創刊号だけは半額に設定されています。とりあえず、買ってみました。
 昭和の鉄道模型というわけで、Nゲージの車両「モ1031」がついてました。
 これから、昭和の商店などの町並みを再現していきます。

鉄道模型2

鉄道模型3

鉄道模型4

 発売は「トミックス」です。模型に詳しい方なら、よくご存じのメーカーです。
 さて、わたしはどうしたものか? 過去に木造帆船に挫折しているだけに、ちょっと考えてしまいます。

トロッコ保津峡駅でひと休み~列車編

トロッコ1

 雨が降りそうにないので、京都の清滝-保津峡-嵯峨野-嵐山とハイキングしました。途中、休憩のために立ち寄ったのが嵯峨野トロッコ列車の「トロッコ保津峡駅」です。
 昔は国鉄山陰線の軌道でしたが、時間短縮のためバイパス・トンネルができて廃線となりました。でも、景色がすばらしい区間なので、嵯峨野観光鉄道が、トロッコ列車を走らせています。
 だれもいないホームのベンチで腰掛けて、心地よい風を楽みました。しばらくすると、嵯峨方面のトンネルを抜けて、トロッコ列車がやってきました。

トロッコ2

 トロッコ列車の先頭には、運転手が座っています。当たり前ですが、駆動しているいのは最後尾のディーゼル機関車です。

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トロッコ保津峡駅でひと休み~駅舎編

保津峡駅1

 嵯峨野観光鉄道の「トロッコ保津峡駅」のホームから見下ろす保津峡です。
 保津峡下りの船が通り過ぎます。橋脚の下でカメラを構えたカメラマンが、マイクで叫びます「記念写真です。こちらを向いてください」。こんな商売もあるんです。でも、どんな仕組みでしょうか? 船は嵐山の渡月橋近くで下船となります。そこで焼き上げた写真を売りつけるには?
 わたしのカメラはLIMIX FZ-30です。レンズは交換できませんが、35-420ミリを1本でカバーしてくれる優れものです。それでも欲がでます。もっと望遠を、もっとワイドをと。
 このカットはワイド・コンバーション・レンズを装着して撮影しました。24ミリで撮影した計算です。 

保津峡駅2

 こちらのカットは、カメラ本体のワイド端である35ミリの画像です。ちょっとレンズの向きが上にずれているので、正確な比較はできません。でも、35と24ミリの差に満足しています。

ワイコン

 レンズに装着しているのが、LUMIX純正のワイコン(0.7倍)です。YAHOOオークションで見つけて、落札しました。
 向こうは、以前からもっているテレコン(1.7倍)です。こちらはオリンパス製です。
 これで、24-35--420-714ミリをカバーできるようになりました。
 最初からレンズ交換可能なデジカメを購入すればいいんでしょうがね。

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嵐山温泉「駅の足湯」でひと休み

足湯1

 嵐電(らんでん=京福電車嵐山線)の終点、嵐山駅に嵐山温泉「駅の足湯」があります。電車には乗ってませんが、駅前を通りかかったので、ひと休みしました。目の前を電車が通り過ぎる、ふしぎな光景です。

足湯2

 スラックスをまくり上げて、足をつけます。それほど熱くはないですが、じんわりと温かさ伝わります。久しぶりにちょっと歩いて疲れた足に、気持ちが良いです。

足湯3

 
 嵐山駅のホームの先端に、足湯はあります。

足湯4

 定員は15人ほどでしょうか。

足湯5

足湯6

 利用料は150円。タオルがついています。

足湯7

 いつの間にか、客で一杯になっています。