京都・一乗寺 「うどん わだ」のカレー肉きつねうどん

 京都・一乗寺といえば、ラーメン激戦区です。数十メートルごとにラーメン店に出くわします。そこで、あえてうどんです。
 昔の友人が食べているのをFBで見ました。懐かしい味なんです。
 ちょっと暑さが和らいだとはいえ、湯気が上がる「カレー肉きつねうどん」(820円)です。「小ご飯」も忘れていません。
 紙エプロンをして、フーフーと汁をすすります。汗が噴き出したのは、熱さのせいです。辛さは優しいです。味がついていない揚げが出汁を吸って、化けてます。

 うどんは太いほうを頼みました。京都のうどんらしく柔らかです。これがカレーにはあいます。

 カレーうどんだけでなく、メニューはいろいろあります。

 「下鴨しみず 秘伝の味」と暖簾に染められています。下鴨・北園町の実家のすぐ近くにありました。老夫婦がやっていた、普通の町のうどん屋さんでした。
 その味を引き継いで、元田中で開店。一乗寺に移転してきてます。

 今はなき「しみず」と、以前の「わだ

 うどんわだ
 075-702-3763
 京都市左京区一乗寺西杉ノ宮町15-2

宇治 「手もみうどん うえだ」の木の葉丼ミニうどん付

 宇治・興聖寺での盂蘭盆会の法要は、思いのほかスムーズに終わりました。
 それでは昼飯です。ネットで「近くのうどん屋」で検索してやって来た「手もみうどん うえだ」です。
 名前の通りうどんが自慢の店ですが、うどんがおいしい店は、丼もいけます。というわけで「木の葉丼ミニうどん付」(810円)です。
 関西には、カツ丼だけでなく、木の葉丼やら衣笠丼やら、シンプルな丼がいろいろあります。かまぼこやシイタケを木の葉のように散らしたのが木の葉丼です。期待にたがわぬ味でした。おまけに、ご飯もたっぷりです。 

 うどんは「冷や」です。パリッとした天かすなんかがトッピングされていて、適度の腰のある麺がうまいです。

 奥さまが頼んだ「素揚げ野菜入り ぶっかけうどん」には、ふっくらと膨らんだモチが2個も載っていました。それが全部、回ってきました。おいしかったけど、満腹です。

 住宅街の角にありました。人気店のようです。「売り切れ次第終了」の張り紙がありました。

 手もみうどん うえだ
 0744-23-4909
 宇治市宇治蛇塚76-3

宇治・京大宇治おうばくプラザ 「きはだ」の大人様ランチ

 連日の墓掃除でした。きょうは宇治にある父の墓をきれいにしました。といっても、ちょっと動くだけでしたたり落ちる汗に負けて、墓に水をかけ、雑草を拾い集めて除草剤を撒いたりしただけで早々に退散しました。
 昼飯は、京都大学宇治キャンパスの宇治おうばくプラザにあるカフェレストラン「きはだ」に行きました。昔の安さとボリュームだけがとりえの学食しか知らない身には、これが最近話題になっている学生食堂かと驚きでした。
 お子様ではなくて、「大人様ランチ」(1296円)は、レストラン自慢の一品、海老フライ、ミニハンバーグ、白身魚フライ、クリームコロッケに温野菜という豪華版です。

 レタスに鶏肉も入っていて、これだけでメーンになりそうです。パンとスープにしました。

 サラダはサラダバーから取り放題です。

 奥さまが頼んだ「クリームコロッケ」です。「舌をやけどしそう」というほど熱々だったそうです。

 コーヒーでひと段落しました。

 これだけのボリュームがあれば、学生さんの胃袋も満足させられるでしょう。おまけに価格はちょっと上等な学食レベルです。

 夏休みの日曜日、しかも午後1時を回っていたので、がらーんとしてました。よく冷房が効いていました。

 窓の外はカンカン照りでした。正面に、墓参りの折にはいつも立ち寄るパンの「たま木亭」があります。どんどんと客がやって来るのが見えました。

 きはだ
 0774-31-7111
 宇治市五ケ庄 京都大学宇治おうばくプラザ

京都・東舞鶴 「卑弥呼」の地魚お造り定食

 お盆を前に、奥さまの実家の墓掃除に行きました。きょうの舞鶴は最高気温が31度と、暑さはひと段落でした。それでも草抜きをしていると、汗がしたたり落ちました。
 昼飯は、「魚が食べたい」とネットで調べた初めての「卑弥呼」でした。
 大きな店で、メニューもあれこれとあります。ちょっと大衆居酒屋風ではありましたが、茶碗蒸しも熱々で、しっかりとした調理をしてました。


 
 「地魚お造り定食」(1580円)は、新鮮な造りの5種盛りです。漁港に近いと、こんなにうまい魚が、当たり前にいただけることを実感しました。 

 ご飯は、大、中、小から中を頼みました。昆布の佃煮で締めくくりました。

 向こうが東舞鶴の港です。

 卑弥呼 舞鶴
 050-5593-4301
 舞鶴市浜166

京都・四条烏丸 「めん坊」とフジコ・ヘミング

 あまりの暑さから逃げたくて、珍しく映画に行きました。その前の昼飯です。
 京都・四条烏丸の東北角にある三井ビル地下の「めん坊」です。「涼味定食」(800円)は、冷たいぶっかけに好物のいなりずしのセットです。
 腰はほどほどの讃岐うどんに、京風の爽やかに出汁をかけていただきます。

 いなりは、わが家でも1昨夜に登場したばかりでした。

 ショーウインドには、「I have english,korean,chinese menu」という表記もありました。観光客が多い京都らしいです。

 めん坊 四条店 
 075-211-8867
 京都市下京区四条通烏丸東入長刀鉾町8

 昼食前に、COCON烏丸の3階にある「京都シネマ」に直行して入場券を購入、整理番号をゲットしました。

 映画は「フジコ・ヘミングの時間」。苦難を乗り越えて60代で世界に見いだされた奇跡のピアニストのフジコ・ヘミングをパリ、ベルリン、東京、京都・・・と追ったドキュメンタリーでした。
 初っ端からフジコを一躍、有名にしたリストの「ラ・カンパネラ」が響き渡りました。数奇な人生を乗り越えて80歳台の今も、年間60回ものステージに立つダイナミックな演奏、それにお気に入りのアンティークや猫と暮らす情景などが綴られていました。

 家に帰って探すと、「奇蹟のカンパネラ」と「永遠への響き」の2枚のCDが見つかりました。
 久しぶりに聞いたCDのラ・カンパネラは、映画の終盤に5分に及んだ昨年暮れの東京オペラシティでのソロコンサートと比べると、随分とおとなしく優等生の演奏でした。20年ほどたっても衰えることはなく、さらに高みを目指してきたフジコの魂の響き、それにライフスタイルをうかがい知ることができました。

京都・向日 「歓歓」の日替わり皿うどん

 愛車「C4」の車検を受けるため、京都のディーラーへ行きました。帰りは代車の「プジョー307」です。
 国道171を戻る途中の「歓歓」で昼飯にしました。「ほぁんほぁん」と読み、大きなパンダの看板があります。
 中華ですが、名物は「京風皿うどん」です。「日替わりランチ」の多くのヴァリエーションから、これをセットにした「日替わり皿うどん」(1350円)にしました。
 和風スープの皿うどんに、花かつおがドバーッツと振りかけられています。生麩が泳いでいるのもそれらしいです。

 梅干しが隠れていました。酸っぱさはほどほどで、口直しにしゃぶってしまいました。

 メーンの日替わりセットは、中華風チキン南蛮に鱧の天ぷら、シシャモのフライです。これとご飯にスープをつければ立派な「日替わりライス」です。

 大きな鶏肉です。
 ご飯はさすがに半分ほど残しました。

 歓歓(ほぁんほぁん)
 075-933-9144
 向日市鶏冠井町西金村4-6

京丹後・弥栄 「だいまるしょゆ カフェ」の牛スジカレー

 京丹後・峰山にあるホールでのピアノ伴奏がお仕事の奥さまにアッシーを仰せつかりました。昼飯は独り、ネットで検索した「だいまるしょゆ カフェ」まで走りました。
 カフェ・メニューから選んだのは「牛スジカレー(ピリ辛)」のサラダ・ドリンクセット(1000円)です。
 スジ肉やホルモンを、自家製のだいまるしょうゆ濃口と砂糖で甘辛く煮たのがトッピングされています。辛口のルーと、絶妙のマッチングです。

 サラダには、マヨネーズと醸造元らしくもろ味がついてきました。

 考えてみれば、モロキューです。おいしいはずです。

 セットのドリンクはアイスコーヒーにしました。口直しにはぴったりでした。
 向こうに、だいまるしょうゆが並んでました。

 水もおいしいと思ったら、お代わりのポットにはミントが詰まってました。

 メニューは多いです。向こうの女性が食べていた「焼きたて卵焼きセット」(500円)というものおいしそうでした。おにぎり2個と焼きたての卵焼き、キュウリともろ味などがついてました。

 テレビ番組の「劇的!ビフォーアフター」で随分と昔に登場していました。この樽のような土間のしつらえを見て、思いだしました。

 樽の内部は丸いテーブルを囲んで椅子がセットされています。
 地下にはチャイルドルームもありました。

 本業のだいまるしょうゆなんかが並んでいました。

 だいまるしょうゆ濃い口の小瓶(ペットボトル詰め)とにんにく醤油漬けをみやげにしました。

 ピアノ伴奏を終えた奥さまを迎えると、「喉が渇いた。お腹も減った。そこ行きたい」というリクエスト。もう一度、やってきました。
 「お二人で食べられるのにちょうど」というお薦めの「そのまんまメロン」(1500円=価格はその日のメロンによって変わる)です。
 美味しいことで人気の丹後フルーツガーデンのメロンを半分に切って、アイスクリームやフルーツが飾られています。

 ふたりで両方からいただきました。メロンの甘いジュースをたっぷりと堪能しました。

 だいまるしょうゆ カフェ
 0772-65-2405
 京丹後市弥栄町和田野566

京都・十条 「来来亭」の葱ラーメン

 JR京都で客を迎えました。その前に昼飯です。クルマを来来亭の十条竹田店にとめました。ここにやってくれば、頼むのは「葱ラーメン」(907円)です。
 麺を覆い隠すように、ネギが山を築いています。
 箸をもっていっても、最初はネギをつまむだけです。繊維に沿って縦にきってあるので、シャキシャキです。でも白い部分がほとんどなく、甘みも味も九条ネギとは違うようです。この店は十条にあり、産地には近いですがね。

 麺は細めです。作り置きはしないという醤油ベースのスープがからみます。

 「情熱」以外は好みに変えることができます。麺を、ネギに合わせてちょっと硬くしてもらうのでした。

 来来亭の看板は、本来はもっと派手な黄色です。でも京都市内の看板は、どこも地味な色に変更されています。

 これまでの来来亭

 来来亭 十条竹田店
 075-671-7267
 京都市南区東九条南石田町38-1

京都・綾部 「カフェ 月星」のミナのカメカメーランチ

 綾部まで奥さまのアッシーをしました。迎えの時間まで独り、ちょっと遅い昼飯です。スマホで「綾部+ランチ+古民家」でヒットした「カフェ 月星」でのんびりとしました。綾部市街から車で東の山間部へ20分ほど走りました。
 数少ないメニューから「ミナのカメカメーランチ」(1500円)なるものを頼みました。沖縄そばがメーンですが、聞きなれない単語が並びます。どんな味か想像もつかないまま、メーンは汁そばから汁なしの「夏そば」にチェンジしてもらいました。
 クコの実ビネガー(食前酢)からスタートしました。

 縮れ麺は、ねっとりとしています。箸でバラバラになるホロホロのポークが甘いです。いっしょについてきた酢も振りかけました。まろやかさが増しました。

 仕上げには、「辛いですよ」と教えられた、泡盛に島トウガラシを漬けたコーレーグースをぶっかけました。沖縄版のタバスコです。ううーん、いい刺激でした。

 向こうがコーレーグース。手前の白い箱は、無線チャイムです。独りで店を切り盛りしている女性は配膳まで手が回らず、基本はセルフサービスです。料理ができると、チャイムが鳴ります。客がカウンターまでお盆を取りに行くというシステムでした。
 この日は、手伝いの若い女性がいました。チャイムと同時に、土間のわたしの席には運んできてくれました。

 スパムのおにぎりです。沖縄といったらこれですね。勧めに従ってケチャップとマヨネーズで味付けしました。

 口直しは、冷奴のゴマ、サンショウ載せです。
 お隣はジーマーミ豆腐(ピーナッツ豆腐)の黒蜜がけです。プリンのような、もっちりとし柔らかい餅のような食感でした。

 満足したところで、お茶です。コーヒーもありますが、せっかくなのでグレープフルーツとマテ茶のハーブティー(冷)を頼みました。すっきりとします。

 サーターアンダギーというお菓子までついてきました。パンケーキの生地を揚げたような味です。

 この席でゆっくりといただきました。ああ、いいひと時でした。

 古民家の居間が客室になってます。入ったときは、ほぼ満席でした。

 山手のお寺の脇にある古民家です。

 カフェ月星
 0772-21-6392
 綾部市武吉西45
 金曜から月曜までの週4日営業です。

 掲げられていた綾部市の定住を促進するポスターです。長野県生まれでここに住み着いた女性オーナーのことをうかがい知ることができました。

 店を出ると、アザミがいっぱいに咲いていました。

宇治 「chou-cho」のガパオライス

 ゴールデンウイークもたいしたことはしないうちに最終日です。ちょっと出かけるかと、宇治市植物公園を散歩しました。緑の風をいっぱいに吸い込みました。
 お腹もすいたので、公園内にある「restaurant&garden chou-cho」に入りました。広い施設で、空席はいっぱいありますが、調理が追い付いていないようでちょっと待たされました。
 「ライスセット」は、メーン料理がパスタ、ピザ、ご飯ものから選べます。タイ料理の「ガパオライス」にしました。それも単品で。
 エスニック風味の鶏肉と温泉玉子や野菜がトッピングされたワンプレートランチです。甘辛い鶏肉は、癖もなく、これなら自分でつくれそうです。 

 セットを頼んだ奥さまについていたサラダです。

 わたしがセットをやめた理由はこちら。かわいいシャンパングラスに入った「200円ビール」です。奥さまが「ハンドル、握ってもいいよ」と言ってくれたので解禁となりました。喉が渇いていただけに、ああうまい。味わって飲みました。

 気持ち良い風が吹き抜けるテラス席でいただきました。

 植物公園に入るためにとめた駐車場の料金(400円)が、ここで食事をしたので無料になりました。

 restaurant&garden chou-cho (レストランアンドガーデン・チョウチョ)
 0774-44-8845
 京都府宇治市広野町八軒屋谷26 宇治市植物公園駐車場内