小辺路 「民宿かわらび荘」で陽希さんと食べたボタン鍋

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 小辺路の初日の思わぬ出会い。NH-BSの「グレートトラバース2 日本二百名山ひと筆書」に挑戦中の田中陽希さんにばったりと同宿。大股の「民宿かわらび荘」です。
 当然のことながら。いっしょの夕飯です。近郊で獲れた猪肉のボタン鍋です。

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 いつもは黙々と独り、おいしい皿を写してます。この夜は、対面に座った友がそんな私を写してくれました。
 鍋がグツグツを煮えてます。「最初から猪肉もみんな入れて、よく炊いたらいい味になるのよ」と民宿のおばちゃん。ホントにおいしかった。

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 仕上げの雑炊も絶品でした。
 この夜のわたしのカメラはブレまくりでした。

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 宿帳は、陽希さんと並んでます。

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 靴箱も、手前が陽希さん、向こうがわたしのです。

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 写真撮影にも気軽に応じてくださいました。

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 民宿かわらび荘
 奈良県吉野郡野迫川村大字北今西841
 0747-38-0157

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小辺路・4日目 熊野本宮大社に参拝

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 高野山から小辺路を3泊4日。80キロ余を歩いて熊野本宮大社までやってきました。
 大阪・水無瀬の自宅から、東高野街道、高野街道、高野山、小辺路と歩きついで、念願の熊野詣です。長い道中でした。

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 最後は、太陽降り注ぐ明るい熊野本宮大社です。

 JR特急、くろしおで帰宅途中です。旅の報告は改めて。

小辺路・十津川温泉「民宿松乃屋」の露天風呂

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 小辺路三番目は、十津川温泉の「民宿松乃屋」に泊まってます。
 早く寝て、早く起きて。未明の屋上です。昨日はドシャ降りで入れなかった露天風呂です。
 イルミネーションの向こうは、きょう登る果無峠(はてなしとうげ)です。きょうこそは、太陽の下を歩きたいものです。

小辺路3日目 峠を越えて十津川へ

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 小辺路3日目は、三浦峠を越えて十津川温泉まで、20キロほど歩きまして。
 午前中は、小雨でした。三浦峠に、登る道からは、前日に登った伯母子岳が幻想的にふり返れました。
 山道を抜けて8キロほど舗装路を本降りの中を歩いたおかげで、同行者は、マメができてと足を引きずってました。

奈良・十津川村 「villaかんのがわ」で食べるスープカレー

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 小辺路2日目の宿は、十津川村神納川の「villaかんのがわ」てす。
 民宿を予約しようとしましたが、収容人数が少なく、すてにツアーなんかに押さえられてました。でもここに泊まらなくては小辺路を歩ききれません。民宿の親切なおばあちゃんに紹介さました。
 学校の横にある元教員宿舎です。きれいな二階建て住宅です。
 食事はなく、自炊です。コンビニなんてない過疎地で、食料は宅配品で送ってました。

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 メーンは、レトルトのスープカレーです。ゴロゴロと肉、ニンジン、ジャガイモが入ってます。そこそこにスパイスも効いてます。

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 IHで暖めました。

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 どういうわけか茹で卵も入ってます。

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 ピクルスは、自家製です。富士酢のピクル酢で漬けたのを詰めてました。作ってから日数がたってますが、いい漬かり具合です。

 テレビもない静かな夜です。オジサン2人、あとは焼酎でも飲むしかありません。

小辺路を往く 2日目は伯母子岳を越えて

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 小辺路の2日目は、大股から三浦口まで15キロほどでした。ところが朝から絶え間なく雨。当然、眺望はゼロです。
 前日、田中陽希さんが踏破した日本二百名山の伯母子岳からも何も見えず。陽希さんほどではないですが、ほとんど休憩なしで、ふっ飛ばしました。
 昼過ぎには、今夜の宿に入り、シャワーに昼飯、洗濯。一段落して焼酎の湯割りで暖まってます。

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  前夜の民宿では、陽希さんと記念撮影です。サービス精神旺盛です。

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 陽希さんは、われわれが前日歩いたコースを高野山に向けて出発されました。橋本まで行くそうです。

え、え、ウソーっ!! あの田中陽希氏と同宿

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  小辺路・大股の民宿「かわらび荘」にチェックイン。近くの温泉に車で送ってもらうのを待っていると。
 なんと! 日本200名山を踏破中の田中陽希さんがやって来た。まさか、まさか、のツーショットとなりました。気さくなかたです。同宿です。こんな偶然あるんですね。 

 陽希さんは、我々が2日かけて歩く十津川温泉のさらに先の吊り橋て有名な谷瀬から1日で歩いて来たそうです。途中に、200名山の伯母子岳があります。

熊野古道 語り部と歩く 発心門王子~熊野本宮大社

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 日帰りバスツアー「語り部と行く! 熊野古道を歩く旅」(阪急交通社トラピックス)は、この秋になって初めてでした。9、10月の2回は、発心門王子から湯の峰王子を経て熊野本宮大社に到着するルートでしたが、わたしはパスしました。今回は、発心門王子から伏拝(ふしおがみ)王子を経てまっすぐに熊野本宮大社を目指しました。
 伏拝王子は、はるか京の都から中辺路を歩いてくると初めて熊野本宮大社が見えるところです。その喜びのあまり、伏して拝んだところからこの名前がついています。写真右中央の谷間に白く見えるところの上部が、かつて熊野本宮大社があった大斎原です。
 スペインのサンティアゴ巡礼路にも、初めてサンティアゴ・デ・コンポステーラの大聖堂が見えるモンテ・ド・ゴソ(歓喜の丘)がありました。まるで同じです。

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 「紀の国」は「木の国」でもあります。
 古道沿いの切り株には、必ずと言っていいほど石が積まれてました。サンティアゴ巡礼路の0.5キロごとの距離石、「モホン」の上にも、石は積まれてました。

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