びわ湖の近江八幡沖に浮かぶ沖島は、日本ではここだけの淡水湖に島民が暮らす島です。
島の中央にあるケンケン山などを周回しました。標高は200m、東西は3キロほどというミニ縦走です。びわ湖を見下ろし、ヒガンバナが咲き乱れる湖畔の道を歩きました。
西国札所の長命寺の長命寺山にも登り、温泉で汗を流し、ラ・コリーナでバウムクーヘンを土産にと盛りだくさんでした。
ケンケン山で仲間の4人と記念のポーズです。
沖島のカラーマンホールです。
【2025/10/03 09:19】
三田からとわたしの車との2台でやってきました。堀切港から沖島への渡船に乗りました。
料金は500円です。船内に自動販売機がありました。
島民とおぼしき方々以外のヨソモノはそれほど多くはありませんでした。
10分余りで沖島が近づいてきました。
上陸です。桟橋に鐘がぶら下がっていました。
風情がある路地です。迷い込みたかったのですが、ルートではありませんでした。
ケンケン山への登りが始まりました。
もう10月だというのに、彼岸がとっくに過ぎたヒガンバナはきれいです。
登り口からは、それなりの山道になりました。
ほどなく見景山です。「けんけいやま」ですが、ケンケン山です。
ケンケンでも登れる低い山のことかとバカにしていたら、険険山というほど厳しい岩山だったそうです。
湖面越しに比良山系が霞みます。
フィールド・アスレチックの残骸でしょうか。
ブランコもありましたが、クモの巣だらけでした。
最高峰の尾山に向かいます。
静かな湖面です。向こうに近江八幡の休暇村が見えます。
栗がおいしそうな実を膨らませていました。
224mにしては立派な名をもつ蓬莱ヶ岳のプレートを見て、尾山を通り過ぎたことに気づきました。
5分ほど戻ってルートからちょっと外れたポイントが、真っ赤プレートを掲げた尾山でした。
三角点タッチしておきました。
クサギが花をつけていました。
静かな湖畔まで下ってきました。
大きな岩です。だれも登ろうとは言わずに通過しました。
ヒガンバナがいっぱいです。
アゲハチョウが密を吸っていました。
波が打ち寄せる砂浜です。
沖島小学校からは、給食のおいしそうな匂いが漂ってきました。
沖島に自動車は存在しません。移動手段は3輪自転車です。サドルを保護するために、そろって缶で覆っています。
2時間ちょっとの滞在で堀切湖に戻ってきました。
沖島の未踏に終わった頭山(左側)が、静かに横たわる人の頭の部分だということがわかりました。
車で10分ほどの長命寺にやってきました。中腹の駐車場に車を止めて歩き始めました。それでもああしんど!
麓からだと階段は808段もあります。
本堂でお参りして振り返るとびわ湖がのぞけます。
「国際芸術祭BIWAKOビエンナーレ2025」の作品のようです。カメラの設定がズレて、モノクロでの撮影となってしまいました。
頂上近くの大岩にしめ縄が張られていました。
長命寺山まで登ってきました。
見晴らしのよいポイントで昼食にしました。
わたしの昼飯は、途中のコンビニで買ってきた弁当でした。
元気を回復して、もう一つのピーク、奥島山まで登ってきました。
そろって三角点タッチです。
頂上近くには祠もありました。
びわ湖ビューが抜群の空奏テラスです。
改めていい島だったねと沖島を眺めました。
駐車場に戻ってきて、歩きの行程は終了しました。
麓の長命寺温泉で汗を流してさっぱりとしました。
仲間のふたり、そっぽを向いてますが、偶然です。
たねや クラブハリエのフラッグシップ店、ラ・コリーナ近江八幡に寄り道しました。
土産にしようと思っていた焼き立てのバウムクーヘンは、すでに売り切れでした。せめては限定パッケージの一つをお買い上げしました。