城南宮 しだれ梅、梅、梅・・・

 城南宮まで、今を盛りと咲くしだれ梅を見に行きました。
 わが家から名神・京都南インター近くまで歩いて2時間半、14kmほどの道程でした。
 「方除の大社」として仰がれています。わたしが小学生だった時に、京都市内で転居するときにも参った覚えがあります。
 何度もやってきてますが、神苑がこれほどまでに人であふれていたのは初めてです。すべての人を満足させるピンクや白い世界が広がっていました。

 椿も、いろんな種類が花を咲かせていました。

 城南宮
 京都市伏見区中島鳥羽離宮町7

柳谷観音 雪の花手水

 柳谷観音に参りました。眼病平癒の祈願所として1200年にわたって信仰をあつめてきました。きのう17日の縁日は、にぎわったようです。薄い雪を覆ったきょうは、誰とも出会いませんでした。
 雪の手水鉢を撮影するのも目的。書院の庭の手水鉢には、バラの花が敷き詰められています。

 ちょっと場違いな感じもしますが、天使がたたずみます。

 もう一つの手水鉢です。冷たい水がしたたります。

 椿の花が、雪をかぶっています。

 午前9時の開門前に着くと、本堂などの瓦が白く薄化粧していました。

 帰るころには、雪も消えていました。
 歩いても行けますが、寒さに降参しました。わが家から車で15分ほどのところです。

 柳谷観音楊谷寺 
 京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2
 075-956-0017

わが家の胡蝶蘭 2020 その2

 わが家の胡蝶蘭が開花して1週間。3つの株に4つの花が咲きました。

 ハードオフで買ってきた中古LPを聴きながらの撮影です。
 アルビノーニの「2つのトランペットのための協奏曲」。モーリス・アンドレのトランペットが冴えわたります。

わが家の胡蝶蘭 2020

 わが家の、奥さま丹精の胡蝶蘭が開花しました。昨年より10日遅く、2年前より3週間以上も遅い一輪です。
 室温が上がっていないのか、まだ開ききっていないかのようで、レンズを向け難いです。

 午後になると、こんなに開きました。

 同じ窓際のデンドロビュームが、先を越して開花しています。

色の濃いもう一株も、間もなく開花でしょう。

京都・西山 光明寺の枯れ紅葉

 朝は日差しがあったので、ちょっと車を走らせて西山の光明寺に行ってみました。さすがに落ち葉のジュータンも枯れて、色あせていました。
 このシーズンは、あちこちで紅葉を楽しみました。いよいよお終いです。

 紅葉の名所だけに、1カ月前はものすごい観光客が押し寄せてました。それが、朝の境内はお参りや散歩する何人かとすれ違っただけ。もちろん、拝観料も不要で、駐車場もガラガラでした。

 西山浄土宗の総本山です。宗祖法然上人が、最初に念仏の産声を上げた立教開宗の地だそうです。

 光明寺
 長岡京市粟生西条ノ内26-1
 075-955-0002

柳谷観音 花手水の中の秋

 眼の神さま、柳谷観音楊谷寺です。京都・長岡京市にありますが、わたしの家からでも車で10分ほどの山道を登ったところです。
 1週間ほど前にも、善峯寺から西山古道を歩いて山仲間とやって来ました。その時は見過ごした手水鉢の紅葉を、見事に撮影した写真をアップしてられるかたがおられました。わたしも、カメラレンズにつけて日光の反射を調節するPL(偏光)フィルターを用意して再トライしました。

 柳谷観音楊谷寺 
 京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2
 075-956-0017

京都・下鴨 旧三井家下鴨別邸を訪ねる

 近代京都の名建築、豪商・旧三井家の別邸だった「旧三井家下鴨別邸」を訪ねました。招かれたわけではありません。
下鴨神社の南、賀茂川と高野川が合流する三角点の先端にあたる部分にあります。かつては、隣にある京都家庭裁判所の所長官舎だったそうで、その存在すら知りませんでした。重要文化財に指定され、歴史的な建造物として3年ほど前から公開されています。

 南側の庭園に面した主屋の3階には、望楼が設えられていて東山の眺望が楽しめるそうです。五山の送り火の一等席でしょう。
 一般公開はされてませんが、11月に特別公開されます。

 背の高い樹木に囲まれて庭園と一体となっています。

 角度によっては4層建てにも見えます。

 1階座敷です。床の間には三井家の基礎を築いた三井高利の肖像画がかかっていました。

 障子越しに見る明るい庭園です。

 右側にある背の高いムクの木がシンボルになています。

 茶道の水屋もあります。
 この日も茶会が開かれていて、和服姿の婦人が大勢、おれれました。

 格子戸越しに見る内玄関あたりです。

 なにの実でしょうか。たくさん成っていました。

 いろんな線が交差します。

 旧三井家下鴨別邸
 075-366-4321
 京都市左京区下鴨宮河町58-2

 下鴨神社まで歩くと、糺の森では「森の手づくり市~秋の特別編2019」が開かれ、たくさんの店が連なってました。

 わたしが足を止めたのはこちら、銘木の端材です。
 オークやムクなど違った3本の拍子木を結んだようなものがありました。何にするのかと思うとー。なるほど、鍋敷きでした。中型のを買うと、「木工、興味ありませんか」と話しかけてきた店主が、「箸置きかバターナイフでも作ってください」と、いくつもの端材をくれました。

 ラグビーの聖地、「第一蹴(だいいっしゅう)の地」という石碑が立つ前では、少年たちがボールを追いかけていました。

 「下鴨神社杯 タグラグビー大会 ~第一蹴の地でラグビーを」という催しでした。
 対戦表を見ると、葵小、下鴨中、洛北高とわが母校のチームが名を連ねていました。
 ラグビーW杯の日本-南ア戦がある日でした。盛り上がるはずです。

京都・善峯寺 フジバカマとアサギマダラ

 きょうから10月だというのに、暑い1日でした。
 善峯寺の近くに、大原野原種の「フジバカマ」を、畑一面に咲かせているスポットがあります。ちょっと車を走らせました。
 フジバカマは、藤袴とも書き、「秋の七草」の一つとして万葉の時代から人々に親しまれてきた植物です。いまでは珍しくなり、環境省のレッドリストでは準絶滅危惧(NT)種に指定されいます。

 アサギマダラは、渡り蝶で南の島から渡ってきます。羽に浅葱(あさぎ)色が混ざっています。
 フジバカマが発する芳香を求めて、オスがやってくるそうです。

 動かないフジバカマはともかく、飛び回るアサギマダラがこんなに撮影できるとは思ってませんでした。
 望遠レンズももって、再訪する値打ちもありそうです。

 きょうは暑すぎて、アサギマダラがあまり飛来しないそうです。

 こちらは別の蝶です。
 たまたま畑におられた自然保護団体の方に、いろいろと教えててもらいました。

 フジバカマはそっちのけで、アサギマダラを追いかけてました。

 善峯寺のちょっと手前を南にはいった東向きの畑にあります。

京都五山の「送り火」と矢田寺の「送り鐘」

 京都の盂蘭盆のフィナーレは、京都五山の送り火です。わたしが少年だったころは、自宅の2階窓からも「大」の上部が見える、あたり前の光景でした。それを、その気になって眺めたのはいつ以来でしょうか?
 見物客でいっぱいの出町柳の土手の上から、初盆の母を送りました。
 タイミングよく雲間が晴れて、満月が姿を見せました。思わず拍手が沸き起こりました。

 丸太町から鴨川の右岸を歩きました。
 荒神口あたりの亀の渡しは、昨日からの雨の影響で水没していました。
 出町柳までくると、正面に大文字山が臨めました。すでに先客でいっぱいでしたが、なんとか座れました。
 午後8時の点火を待ちました。
 点火されると、一気に「大」の文字が現れました。

 残念ながら「妙法」「船形」「左大文字」「鳥居型」の残る4つは見ることができませんでした。

 送り火の前に「送り鐘」をつきました。寺町三条を上がったところにある矢田寺(矢田地蔵尊)です。
 「京都人の密かな愉しみ BLUE 送る夏」(NHK-BS)の一編に登場していました。

 ローソクを灯し、線香をあげました。

 今年の盂蘭盆は、六道珍皇寺の「迎え鐘」で初盆の精霊を迎え、興聖寺で供養し、矢田寺で送り鐘をつき、五山送り火とともに送りました。

 矢田寺(矢田地蔵尊)
 京都市中京区寺町通三条上ル523

 送り火が消えて京阪・出町柳まで人の流れと歩きました。しかし地下の改札口への道は大混雑でした。
 ちょっと東に歩いたところに「鳥貴族」がありました。すぐに座れて、とりあえずの一杯でした。送り火の後にとも思いましたが、焼き鳥にも食らいつきました。

 初めての鳥貴族でした。リーズナブルな価格設定のせいか、この夜も満席でした。

桂離宮を撮る LUMIX with LEICA DG Vario-Elmarit 12-60

 桂離宮を見学しました。
 愛用のカメラ、LUMIX GX7MK2のレンズは、単焦点からズームまで4本もってますが、さらに1本をゲットしました。LEICA DG Vario-Elmarit12-60mmです。これまでも同じ焦点距離のG Varioを使ってきましたが、「LEICA」ブランドにグレードアップしました。
 価格が2倍もしたので、写りも2倍なんてことはありませんが、早く試してみたかったのです。

 よく晴れた、撮影日和となりました。

 庭と建物の調和が素晴らしいです。

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