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箕面公園から勝尾寺へと、緑のトンネルをクルマで走りました。山道の終わりかけたあたりにポツリと「蕎麦」の幟を掲げた店がありました。一度は通り過ぎましたが、気になって戻りました。
「手打ちそば 十八庵(とはちあん)」です。おやじさんが一人でやっている、小さな店でした。
「そば御膳」(1400円)は、十割そばと山椒切りそばの組み合わせです。山椒の香りがほのかにする、ちょっと緑色っぽいぼそぼそとしたそばは、3種の塩でいただきます。目の粗い岩塩(?)が、わたしにはうまかったです。
十割は、比較するとフツーですが、ヘンに気取りがなくのどを滑ります。
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揚げ出汁そば豆腐です。初めていただきました。厚揚げのようですが、そば粉を入れて豆腐状になっていて、トロリとしています。
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奥さまが頼んだ「穴子天おろしぞば」は、天ぷらが絶品です。少し回ってきましたが、穴子もモロッコインゲンもカリッと揚がっていました。
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プラスチックのカップの冷たいお茶とともに、食べきれないほどの揚げそばが出てきました。塩気があるのをポリポリとつまみながら、そばが茹で上がるのを待ちました。
そば屋といえば、ちょっと肩ひじ張ったような店が多いです。ここはまるで気取りがないのがうれしいです。
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一方のそばは月替わりです。
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テーブルが2卓の小さな店です。窓が開け放たれていて、気持ちよい風が吹き抜けていました。
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車がないと行けないような場所です。
それでも先客があり、次客がありました。知る人ぞ知る人気店のようでした。
手打ちそば 十八庵 (とはちあん)
090-5650-1695
茨木市泉原910