千日前通りを西に向かって歩きました。古びた南海・汐見橋駅の横に、真新しい阪神・桜川駅の地下への入り口ができています。
広い通りの向こうに「口福家」と大書きした看板が見えました。夕刊紙のエディターをしていたとき、食の専門家に依頼して「口福シティ」という食べ物の連載を企画したことを思いだしました。思わず足がそちらを向きました。
「日替りランチ」(800円)はカツ丼でした。ちょっと迷いましたが、隣のボックスの兄ちゃんもおいしそうに食べてました。一口カツが3枚載ってます。ご飯もたっぷりです。
副菜もにぎやかです。ホタルイカに菜の花、高野豆腐、豆腐のすまし、サラダに昆布の佃煮と5品もあります。居酒屋らしく、薄味でどれもよくできています。でも、カツ丼の味とはちょっとミスマッチングでした。お造り定食かだし巻き定食が正解だったようです。
居酒屋メニューが所狭しと張ってあります。金目鯛にのどぐろか。どちらも食べたいです。