新タマネギで簡単に「ワンパン・パスタ」にしました。
春に出回る早生種の新タマネギは、柔らかくて辛味が弱いので生食にも向いています。ワンパン(鍋ひとつ)で調理したので、パスタの小麦分を茹で汁とともに捨てることもありません。トロリと甘い濃厚味に仕上がりました。
オリーブオイルでニンニクとベーコンを炒め、薄切りした新タマネギと乾燥パスタ、白ワイン、水を放り込んで水分がなくなるまで煮込みました。
中玉くらいの新タマネギを1個、1人前で全部使いました。
ことしの花は、咲くのが遅かったのに一気に満開となり、散り急いでいるようです。
交野市にある大阪府民の森のひとつ、くろんどの森を歩きました。カタクリ(片栗)やミズバショウ(水芭蕉)は、早くも盛りを過ぎていましたが、なんとかレンズに収まりました。
花はどれも小ぶりです。でも花紋の美しさは変わりません。
下からのぞき込んでばかりいないで、たまには背中からも。
ミズバショウは、葉が大きくなりすぎています。
水辺に生えるので水芭蕉です。
白い花びらのようなものは植物学的には花弁ではなくて、苞(ほう)といって花を保護するために花の直下につく葉の変化したものだそうです。
肉穂花序(にくすいかじょ)と呼ばれる頭に、小さな黄色いツブツブがついています。そのひとつひとつが小花(しょうか)と呼ばれる花だそうです。
3カ月に1回の京都府立医大病院での定期検診でした。まずは採血を受けて診察までの間に昼飯です。
河原町通りを渡ったところにある麺類の「天狗」にしました。日替わりの「贅沢牛肉焦がしねぎささめん 小ごま塩ご飯」(1200円)です。
こってりとした濃厚味の出汁が熱々です。牛肉に牛油かすが表面を覆っています。口の中を火傷しそうになりながら、すすりました。
奥さまは卵とじでした。
「ささめん」とは、あまり聞きません、この店のオリジナルです。
中華麺のうどんは、大阪では黄ソバといいます。姫路の駅そばも同じです。でもこちらは、それをグレードアップさせたようなお味です。
「ささめん」と検索すると、この店がヒットします。
すぐ近くに京都府立文化芸術会館があります。その昔、桂米朝一門が落語会を定期公演してました。残念ながらわたしは聴いたことがありません。
さらに昔、わたしが高校生のころ米朝さんがラジオの京都放送(KBS近畿放送)で週一の番組をもっていました。胆石かなにかで休んだときに、代役でマイクを握ったのが一、二番弟子の小米(枝雀)、朝丸(ざこば)でした。
3人の色紙が色あせても飾ったあります。
自家製麺 天狗
075-231-1089
京都市上京区河原町通荒神口上る宮垣町80
「山と飲み会」の4月例会です。東六甲の樫ヶ峰や行者山など5ピークをゲットしました。
抜群に晴れ上がった青い空に、満開の桜、そしてツツジが映えまくりました。
そして西宮北口の居酒屋へ。予定の行動とはいえ、山を歩いていたより長い時間、飲み、食べました。満足の一日でした。
阪急・逆瀬川からバスに乗り、逆瀬川の上流からスタートです。
気持ちも明るくなる尾根道を進みました。
このために汗をかいてきました。「お疲れ生」が、きょうも最高でした。
続きを読む 山と飲み会 東六甲の樫ヶ峰・行者山と西宮北口の居酒屋「どんがめ」
三郎ヶ岳に登った後、亀岡城址にある「大本花明山(かめやま)植物園」に行きました。あまり知られていない植物園のようですが、山野草がいっぱい咲いていました。
草木が一斉に芽生えています。
ニリンソウ(二輪草)が、可憐な白い花をつけていました。
大本教の本部内の北側一角にあり、約5,500㎡の敷地を有しています。
鉢植えですが、カタクリ(片栗)が花を開けていました。
ヒトリシズカ(一人静)が舞っています。
三郎ヶ岳に登りました。亀岡を取り囲む山のひとつで、愛宕山の西にあります。
誘われるまでは聞いたことがない山でした。
麓に降りてきての昼飯とのことで、パスタをつくりました。具沢山のナポリタンで、ちょっとした手違いでハンバーグまで入った豪華版でした。ノンアルコールのワインとともにいただきました。
満開となった桜を愛でながらのおいしいランチタイムでした。
平の沢公園は満開の桜並木が続いていました。
頂上直下にパラグライダーのテークオフ・ポイントがありました。カラフルなグライダーが次々と飛び立っていきました。
大好きなパン屋さんです。わが家のお隣の京都・大山崎の山麓にある「パヴェナチュール」です。大原野神社で花見をした帰りに昼飯に立ち寄りました。
コショウが効いたハムがおいしそうだった「ホットポークハムサンドイッチ」です。ふんわりとしたパンが抜群です。
「フガスオリーブ」は、ちょっと塩味が効いたオリーブがうまいいつもセレクトしてしまう好物です。
カフェラテも頼んで、イートイン・コーナーでいただきました。
奥さまはこちら。ピントがティー・バックに行ってます。
目の前の桜は、まだ蕾でした。
でも黄色いクルマがカッコいいです。って、わたしのクルマです。
後ろ姿に惚れてます。
パヴェナチュール
075-952-1188
京都府乙訓郡大山崎町大山崎白味才51
京都・西山、大原野神社の幻の桜として知られる「千眼桜」が開花したとの情報でした。満開の期間がたったの3日しかないという、ボタンザクラのような白い花をつける一重の枝垂れ桜です。
慌て者は車でとんでいきました。でも満開にはまだちょっと早かったようです。
手前の小山のような桜です。
大原野神社では、狛犬に代わって狛鹿がお出迎えです。奈良・春日大社の分霊を祀っています
紫式部ゆかりの社としてPRしています。
ことしの京都は、どこに行っても源氏物語です。
椿が大きな花を咲かせています。
真っ赤と赤白まだらの2種が混ざっています。
お行儀よく切り株にポタリ。そんなことはありません。だれかが並べたのでしょう。
落ちた水路では水がしたたります。
雌しべが飛び出しています。雄しべ(?)の格好がちょっと違います。
ミツバツツジも鮮やかです。
大原野神社
075-331-0014
京都市西京区大原野南春日町1152
山手の小径を上って行きます。
「花の寺」として知られる勝持寺です。
西行法師ゆかりの西行桜も咲いています。
紅葉もきれいな寺です。
勝持寺
075-331-0601
京都市西京区大原野南春日町1194
京都西山の小塩山に咲くカタクリと、ことしも出会うことができました。
開花は、例年と比べて1週間ほど遅いとのこと。3月下旬の悪天候が響いたようです。
まだポツポツとしか開いていませんでした。それでもこの数日の暖かさで、一気に春の装いとなりました。
地面にへばりついて、下からのぞき込みました。
密生して咲いている個所は、実はここだけでした。
W字型の紋は、個体によって様々です。
整然とイナバウアーしています。
何枚も、何枚もシャッターを押し続けました。
昨年、白い花を咲かせた株です。葉っぱの模様が薄いです。白いのは、色素異常のようです。
蕾が膨らんでいます。
あすには咲くのでしょうか。
ミヤマカタバミもいっぱい咲いていました。
カタクリ保護地の「Nの谷」でカメラを構えていると、「たやさ~ん!」と声がかかりました。なんと三田からやってきた山友の2人らでした。並んでポーズしました。
比叡山・延暦寺の横川まで歩きました。シロバナネコノメソウ(白花猫の目草)が咲いているとの情報がありました。
見つけました。ひとつの花の直径は5mmにも届かないほどです。それが群生しています。
雄しべは8本。葯の暗紅色が鮮やかです。これが透き通るような白い萼片に映えまます。
葯は裂開直前は暗紅色ですが、開くと黒紫色になります。
キタヤマオウレン(北山黄連)もいっぱいに咲いていました。バイカオウレンとよく似ています。
キタヤマオウレンの花弁舷部は、やや縦長の楕円形で花の中心方向が開口した形状となっています。
こちらがバイカオウレンです。3月初め、亀岡の神蔵寺で撮影しました。
バイカオウレンの花弁舷部は、ほぼ円形で爪部の先に皿がついたような形になっています。花の中心方向の開口はありません。
ネットで調べた情報ですが、その差異は微妙です。
ネコノメソウはあちこちに咲いていました。
ボタンネコノメソウ(牡丹猫の目草)も咲いていました。
ミヤマカタバミがあちこちで開いていました。
紫色が美しい蕾です。もう少し開いてくれないと、何の花かわかりません。
アセビもたわわでした。