「じーじ、今度はどんな凧を作ってくれるの?」と、孫娘が楽しみにしています。
この正月は立体凧のヘキサゴンを、その前はヒコーキ凧をつくり、一緒に揚げました。
図書館で凧の本を借りてきたり、ネットを検索するなどして考えました。
でき上がったのは回転凧です。風を受けると胴体がクルクルと回転して、それに伴う揚力で舞い上がるという仕組みです。
部屋にぶら下げて、ブロワーで風を送りました。ゆるゆると回転はしましたが、さてこれが揚がってくれるのでしょうか?
「じーじ、今度はどんな凧を作ってくれるの?」と、孫娘が楽しみにしています。
この正月は立体凧のヘキサゴンを、その前はヒコーキ凧をつくり、一緒に揚げました。
図書館で凧の本を借りてきたり、ネットを検索するなどして考えました。
でき上がったのは回転凧です。風を受けると胴体がクルクルと回転して、それに伴う揚力で舞い上がるという仕組みです。
部屋にぶら下げて、ブロワーで風を送りました。ゆるゆると回転はしましたが、さてこれが揚がってくれるのでしょうか?
高槻・上牧にある「サロン・ドゥ・ムジーク・カンマキ」でクラリネット・トリオのアンサンブルを楽しみました。
クラリネット奏者の村瀬司さんは、長く大阪交響楽団の首席奏者、副団長として活躍されました。古くからの知り合いです。「こんなコンサートを開きますので・・・」と、わが家までお誘いのチラシをもってきてくださいました。
ヴァイオリン奏者の息子さんは編曲も手掛けていて、父子競演の素晴らしい姿に拍手を送りました。。
3本のクラリネットは、大きさもさまざま。幅広い音色にコントラバスも加わって、うっとりとさせられる心地よい響きがホールを包みました。
プログラムは、モーツァルトから映画音楽、日本歌曲まで美しいメロディーが流れました。
「いそしぎ」では、映画さながらに波の音や海鳥の鳴き声といった効果音も加わりました。カップ麺を振ってシャカシャカ音を出すなど、演出も楽しかったです。
ホールは、住宅街の民家の2階です。ホールのオーナーは、奥さまの大学時代の混声合唱団の後輩です。休憩中にあいさつにきてくださいました。
わが家から遠くなく、帰りは徒歩でした。
あわてもののサンタクロースが早くもわが家にやってきました。
3人のサンタのうち、真ん中は高島屋大阪店の「北欧マーケット2023」から連れ帰りました。
あとの2人は、デザインを「盗用」したコピーです。オリジナルは面長です。
サンタにツリーにキャンドルと、どれも気になりました。手作りです。結構、いい値がついてました。
最初はツリーをコピーするつもりで、近所のホームセンターや百均を巡りました。
見つけたのは、直径3センチ、長さ20センチの丸棒です。110円でした。太さがオリジナルと同じでした。
ノコギリで切ると、サンタ2体分となりました。斜めに切るのは難しく、断面が小さく面長にはなりませんでした。
切断面をサンドペーパーで平滑にしました。
百均でアクリル絵の具や筆も買ってきました。
サンタのコートは、緑色に黒色を混ぜて筆塗り。マスキングテープで養生して赤い帽子や白いひげを描きました。
同じ百均でカラービーズも買ってきました。鼻にするためです。
竹串を挿し、他方の開いた穴は瞬間接着剤で固めて、ペーパーで削りました。
鼻の部分にドリルで小穴を開け、肌色に塗装した鼻を接着しました。
竹串を使って、黒い絵の具で目を描けば完成でした。
大阪・天王寺のあべのハルカス美術館で「安野光雅展」を楽しみました。
「もりのえほん」の複製画3点は、撮影が許可されていました。
森の中にたくさんの動物が隠れています。じーっと見つめていると、あっ、ここにも! と次々に現れます。
立派なクジャクを最初に発見しました。
大好きな「旅の絵本」はデンマーク編が展示されていました。
遠近法無視でほぼ同じ背の高さに描かれた登場人物の多さにびっくりします。細密画のようです。
チボリ公園の水力で回る遊具は、「ふしぎの世界」さながらの永久機関で描かれています。どれもこれも、じっくりと見入ってしまいました。
16階の展望デッキからの眺めです。天王寺公園が目の下です。
見上げると、ビルはまだまだ上に延びてます。
難波の高島屋大阪店にも行きました。「北欧マーケット2023」が開催中でした。
合板を重ねたクリスマスツリーが目を引きました。でもちょっと高かったです。
かわいいサンタクロースです。左端の小さなのを連れて帰りました。
さりげないセンスが光ります。
「このツリーなら作れるかもしれない」と口走ってしまいました。
円錐形の木切れをホームセンターか百均で見たような気がしました。ゲットできれば、塗装するだけです。宿題ができました。
奥さまが欲しそうにしていたカゴです。
「濱田由一 1/5 ミニチュア名作椅子の世界」という企画展も開かれていました。
座り心地を試してみたいです。でも名作のコピー、しかもミニチュアです。
窓越しにドールハウスのようです。
「ジュリオ・チェーザレ」とは聞きなれませんが、ユリウス・カエサル、あるいはジュリアス・シーザーのイタリア語読みでした。ヘンデルのバロック・オペラを、鈴木優人指揮、バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)で聴きました。
チェーザレは現代最高のカウンター・テナーの一人と人気のティム・ミードでした。YouTubeで何度も聴いているオランダ・バッハ協会のマタイ受難曲などで、アルトに相当するその歌声は耳慣れていました。
一本、ピーンと筋の通った堂々たる(?)カウンター・テナーでした。身長もあり、ローマの英雄にふさわしかったです。
兵庫芸術文化センターの大ホールです。セミ・ステージ形式で、BCJを取り囲むようにドーナッツ型のステージができてます。演奏中は、真っ暗にもなります。スポットライトがクレオパトラの森麻季のスパンコールをキラキラと反射させるシーンが印象的でした。
長い舞台です。2度の休憩がありました。コーヒーでひと息つきました。
兵庫芸文は、大阪バッハ合唱団の奥さまもステージで歌った演奏会から2週連続でした。
カーテンはありませんが、コールが続きました。
客席が明るくなっても呼び戻された指揮の鈴木優人やソリストたちです。
https://twitter.com/bach_collegium/status/1710616734494019942?thttps://twitter.com/bach_collegium/status/1710616734494019942?t=QpUDGcQ12Y16kKbBuJZ93Q&s=19=QpUDGcQ12Y16kKbBuJZ93Q&s=19
午後3時に始まりました。合わせて小一時間の休憩がありましたが、終わったのは7時半すぎでした。
前半こそ、ちょっとこっくりの時間もありましたが、クライマックスにかけては息もつかせませんでした。兵庫芸文は暗い夜空に包まれていました。
異常な暑さが続いた夏です。そんな中、「青春18きっぷ」がきっかけをつくってくれて元気に出歩くことができました。
金沢までの往復(4日)は、地元・島本を出発したのが午前7時56分。わずか4時間ほどの滞在で、帰り着いたのは午後9時25分でした。この間、往復で8本の普通列車(新快速1本を含む)を乗り継ぎました。
冷房がよく効いた車内で、コクリ、コクリ。車窓からは白山を眺めたくらいでしたが、満足のゆく「乗り鉄」の1日でした。
5回分を使いきった青春18きっぷです。
12050円でしたが、個別に運賃を払えばどのくらいだったのかを計算してみました。
島本-4070-宇野-4070-島本
島本-1980-姫路-4070-敦賀-1980-島本
島本-1690-篠山口-1690-島本
島本-1980-和歌山市-990-関西空港-1080-JR難波-390-桜島-490-元町、兵庫-1110-島本
島本-4510-金沢-4510-島本
合計すると34610円。なんと22560円分もトクをした勘定となりました。JR西日本さま、ありがとうございます。
おいしいものも食べました。
青春18 島本ー宇野往復 468.4km、8140円
青春18 宇野と姫路で食べました
青春18 姫路ー敦賀 224.8kmを新快速で
青春18 敦賀のソースカツ丼、姫路のえきそば
奥さまにレンタル(2000円)した3回目は、篠山口までの往復でした。こんな作品ができあがりました。
ブローチをつくる 野良着屋「白椿」のワンピースを飾る
青春18きっぷの旅も最終回(5回目)となりました。来年3月には北陸新幹線が敦賀まで延伸します。となると、青春では行けなくなる金沢に、うまいすしを食べに出かけました。
YouTubeで調べると、金沢駅近くの回転寿司で「おいし~い!」と、独りでゼロ4つ近くも食べておられるチャンネルもありました。わたしは、普通オンリー利用の青春にふさわしい「おいしくてリーズナブルな店、教えて」と、金沢にお住いのカミーノ仲間のK氏に尋ねました。
「ご一緒しますよ」と車で案内していただいた「海天すし金沢元町店」です。「本日昼十貫膳」(1998円)のセットを頼みました。
ふぐの白子、甘エビよりおいしいといわれるがす海老・・・と地魚を中心に並びました。どこで揚がったのかわからないようなマグロはいません。
天ぷらも、さりげなくうまいです。
下に隠れているエビの殻のかき揚げのようなのが、サクサクと最高でした。
もちろん生もいただきました。ドラーバーを務めていただいたK氏はノンアルで申し訳なかったです。
こんなのが1貫づつ並んだのですから、贅沢です。
海天ですが、回転はしてません。チェーン展開しているようです。
海天すし 金沢元町店
金沢市元町2-157-1
076-253-4483
ひがし茶屋街の近くにあるK氏の祖母の家です。赤壁が素敵です。
ここにK氏が「カフェくわじま」をオープンされたのは、2016年のサンティアゴ巡礼路のフランス人の道で出会った直後でした。
K氏も、わたしが5-6月に歩いたポルトガルの道に行く計画を立てておられます。先輩ぶって、あれこれと講釈をたれてきました。
K氏のFBにいつも登場する「あうん堂」にも立ち寄り、ネットの世界から抜け出して師匠ご夫妻ともお会いすることができました。
短い時間でしたが、車で案内してくださいました。
卯辰山から見下ろす市街です。
「冬のソナタ」さながらのメタセコイア並木です。
秋は色づき、冬には真っ白になるそうです。
近江町市場ものぞきました。加賀野菜のレンコンが並んでいました。
解禁になったばかりの底引きで揚がった甘鯛なんかが並んでいました。
「反田恭平プロデュース ジャパン・ナショナル・オーケストラ2023夏ツアー」を追いかけて、はるばる広島・福山のふくやま芸術文化ホール リーデンローズ大ホールまでクルマで走ってきました(31日)。
夏ツアーは全国7会場を巡りますが、どうしたことか関西での公演はありませんでした。一番近いのが福山でした。
開演直前までスタインウェイが調律されていました。
奥行きが広いプロセニアム形式のホールです。3層のバルコニーがあり、2000席を超えます。
わたしの席は、舞台から5列目のほぼ中央と、最上のポジションでした。
モーツァルトのピアノ協奏曲15番という初めて聞く曲でした。もちろん、反田くんの弾き振りです。ハッとさせられる美しい弦の響きに、反田くんのこれまた繊細に輝くピアノが重なりました。これまでに聴いたショパンやスクリャービン、ラフマニノフらのロシアものとは違う軽くてキラキラとする美音がひときわ冴えわたりました。
チャイコフスキーのロココの主題による変奏曲は、水野優也くんのソロでした。かのロストロポーヴィッチの芳醇な演奏のLPで聴き馴染んだ曲です。水野君も若々しくも大家に迫る演奏で、エンディングに向けての盛り上がりに大拍手でした。
後半はモーツァルトの人気ナンバー1のシンフォニー40番でした。反田くんが指揮棒を右手に振るのを初めて見ました。フルートが、オーボエが、ホルンが、そして弦が存分に駆け巡り、楽しく乗せられて息つく間もありませんでした。
会場で売り出されたCDを購入しました。水野くんのチェロ、反田くんのピアノです。最高の記念となりました。
開演前にホール併設のカフェ「リドテリア」でカレー(から揚げ、サラダ付き 880円)をいただきました。
わたしにも辛さはほどほどのおいしいカレーでした。
奥さまは、簡単にパンと紅茶でした。
同じパンがホールでも売られていて、カフェが満員で食事できなかった人らが買ってました。
福山はJFEスチール(旧NKK日本鋼管)の企業城下町です。税収が豊かだった時代に建ったのでしょう。地方都市にしてはびっくりするほど立派なホールでした。
ふくやま芸術文化ホール リーデンローズ
広島県福山市松浜町2-1-10
京都府民ホール アルティで「スォーノ・リッコ・アンサンブル京都」の第2回定期演奏会を聴きました。
スォーノ・リッコとは、豊かな音という意味らしいです。これは弦楽アンサンブルを主宰(コンサートマスター)する村瀬理子さんにひっかけているのでしょう。京都市立京都堀川音楽高校で長くヴァイオリンを教えてこられました。奥さまの友だちです。
ヘンデル、ヴィヴァルディ、J.S.バッハ、テレマンとバロックの楽しい曲が続きました。理子さんの愛弟子が入れ替わりでソロヴァイオリンを弾き、立派に成長した姿を披露していました。生で響く弦の音色を堪能しました。
開演前に、アルティにある前田珈琲府民ホール アルティ店で「名物ナポリタンスパゲティ」(980円)で腹ごしらえをしました。アイスコーヒーをセット(+200円)しました。
ふにゃりとした太い麺に、こってりとケチャップ味がまとわりついています。これぞ昭和の懐かしい味です。
スプーンもついてきましたが、わたしはいつもフォーク一丁で食べます。昔からそうです。
「京都人に愛され半世紀」というのがキャッチコピーです。今やアルティのほか、文博(文化博物館)、京博(国立博物館)、マンガミュージアム、文芸(文化芸術会館)、明倫店(文化センター)と、文化施設に集中的に出店しています。
明倫店でも、文芸会館店でも、名物ナポリタンを食べてます。
前田珈琲 府民ホール アルティ店
075-432-2340
京都市上京区烏丸通一条下ル龍前町590-1 府民ホール アルティ内
「ブローチをつくってほしい」とのオーダーでした。「丸くて、金色に光っているのを」
丹波篠山にある野良着屋 白椿のワンピースのキット材料を購入し、手仕事塾で習ってきた布を前に、奥さまは手縫いでちくちくとお裁縫の毎日でした。
店のディスプレーがつけていたブローチがご所望でした。イマイチ、イメージがわかないまま試作にとりかかりました。
「太い木をスライスした円板を削ったそうよ」とはいうものの、そんな円板はありません。
ホームセンターや百均をうろついて、これでやってみるかと見つけたのが、コルク製のコースターです。100(110)円なら失敗しても痛くありませんでした。
厚さが足りないので、3枚を積み重ねて接着しました。
カッターナイフで粗削りしました。
電動のマイクロ・ベルトサンダーで整形しました。
生地はコルクですので、表面はざらざらです。下地処理の第一段階として木工用パテを一面に塗り込みました。
サンドペーパーで磨きました。400番の粗い目からスタートしましたが、思うように平滑にはなりません。
パテを塗り、削る作業を何回も繰り返しました。
塗装の下地に使うサーフェーサーがあったので、試してみました。
これも数回、繰り返しましたが、小さな凹凸は消えません。生地が悪いのだから修正のしようがありません。
「アクリルえのぐで塗ってられた」という話を頼りに、それも試しました。アクリルカラーは百均に並んでいました。
これも刷毛目が残ります。磨いても光沢は出ません。
最終手段としてカラースプレーのゴールドを吹き付けました。
まだまだ不満は残りましたが、ひとまずここまでとしました。
裏面にフェルトを張りました。
ブローチ金具を接着剤で固定して完成でした。
製作期間は2週間。費用は1000円未満。カラースプレーが700円ほどと最も高価で、あとは百均と手持ちでした。
これには、わたしの時間給は含まれていません。
試着するというので撮影しました。
奥さまは大満足の様子なので、これで良しとしました。
このブログを書くために白椿のHPを調べていると、こんな画像が見つかりました。わたしのイメージとはちょっと違いました。
丹波篠山の市街からはちょっと離れた大山宮にあります。
2年前の春、スプリングエフェメラル(春の妖精)のセツブンソウやセリバオーレンを見に行きました。わたしは撮影に夢中でしたが、奥さまは辺りを散歩していて見つけたそうです。
うどん店もやっています。
白椿
079-596-0133
丹波篠山市大山宮293