きょうも客を運ぶN15とN8@明治村

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 夏の「青春19きっぷ」がきょう20日から使用開始となりました。待ちかねたように岐阜・犬山市の「博物館明治村」に行きました。お目当ては、もちろん動態保存されている2両の旧京都市電「N8」と「N15」です。
 きょう、動いていたのは「第貳」、これは明治村で付けられたナンバーで、旧京都市電の「狭軌1型(N)15」だけでした。

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 「市電京都七條駅」を通過する「N15」です。

N8

 市電品川燈台駅です。「第壱」、つまり「N5」(手前)は、定期点検中で休止してました。

入場券

 「博物館明治村」の入場券は1600円です。それに1日乗車券(市電、SL、バスが乗り放題)をプラスして2200円でした。

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「小さな改札口」のある田舎駅をつくる vol.2 「草軽駅」と命名

草軽駅1

 「小さな改札口」のある田舎駅は、「草軽駅」という名前にしました。

草軽駅2

 コッペルBタンクが客車1両を従えて停車しています。

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 改札口越しには、折り返し線に停車する単端が見えます。

草軽駅4

 「草軽駅」というのは、ちょうど図書館で借りていた鉄道グラフ誌「草軽のどかな日々」からの拝借です。
 草軽、正式には草軽電気鉄道の略で、信越線の軽井沢と草津温泉間55.5キロを、3時間半かけてつないでいた高原軽便鉄道です。「くさかる」という響きがきれいなので、気に入りました。草津と軽井沢の頭文字ですから。当然、そんな駅は存在しませんでした。
 パソコンで「草軽駅」といく種類も印刷して、その1枚を切り取って駅舎にはり付けました。

草軽駅5

 ベース部分です。線路を敷設し、バラスト(砂)もまいてます。次はホームの塗装です。

大阪・高槻 「希望軒」のごま味噌ラーメン

希望軒1

 自分でつくるスパゲティも、調理するのが暑いです。出かけるのも、日差しが強いです。それでも久しぶりに折りたたみ自転車、DAHONで出発しました。阪急でひと駅先の上牧にある「希望軒(ほーぷけん)」です。ごま味噌ラーメン(630円)です。ノリは、自分ですきなだけトッピングします。

希望軒2

 フルコースをチョイスです。まずは冷たい生ビールでひと息つきます。あては、パリ旨ギョウザ(367円)です。
 麺は、細めで、ちょっと縮れています。
 まずは、そのままでスープを飲みます。辛さで4ランクありますが、これは辛みなしです。豚骨ベースのスープに、ごまとみそが甘く溶けてます。
 テーブルに置かれているニンニクを一かけつかみ、ニンニク絞りでしぼりだします。味がひときわ引き立ちました。ニンニク臭さはあまり感じません。
 ニラの辛しみそ漬けも入れました。また味が変わりました。
 替え飯(157円)を頼みました。麦が混ざった飯です。
 飯を残ったスープにいれて、雑炊のようにして味わいます。こんなの初めてです。なかなかのものです。でも、さすがにご飯は半分ほどでギブアップしました。満腹です。 

希望軒3

希望軒4

 向こう側は、国道171号の上牧交差点です。 
 前回もごま味噌ラーメンを食べてます。
 ホープ(希望)軒・高槻上牧店  地図
 072-669-6788
 〒 569-0003 高槻市上牧町2丁目1-29

大阪・難波 「三佳屋」のつるつるうどんと肉めし

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 開店したばかりです。ご近所のブログ、「OH! CAT」と「ナニワでだらだらっと…」に相次いで登場した「三佳屋(みよしや)」です。わたしも行ってみました。
 カレーうどんとぶっかけは、すでに紹介されています。
 「つるつるうどんってどんなの?」「冷たいざるうどんです」「じゃ、それお願いします。肉めし小も」

三佳屋2

 うどんは、ねっちり腰があります。

三佳屋3

 肉めしです。この色に、登場したときはちょっとびっくりしました。食べてみると、醤油味で、生姜がきいてます。色ほどにどぎつくはなく、肉のうまみがしみこんでいます。

三佳屋4

 つるつるうどん(650円)と肉めし小(250円)ですが、会計は850円でした。つるつる定食の扱いになったようです。

三佳屋7

三佳屋5

三佳屋6

 道具屋筋からはいる路地にあります。「焼肉」の旗も見えますが、そこは焼肉店ではなく、旗そのものが商品です。黄色いカンバンは、ほんものの「三佳屋」です。
 まだ、いつものタウンページには登録されていないようです。
 三佳屋
 542-0075 大阪市中央区難波千日前9-17
 06-6643-2220

化粧直し中の「1820」@八幡市・巖商店

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 京都・八幡市内の国道1号沿いに「巖商店」はあります。自動車の解体処理業者ですが、「もぎ取り」で有名です。広い敷地に積まれた解体前の自動車から、欲しいパーツを自分で取り外して購入するんです。ドア1枚、ホイール1個、電装品といった具合です。その一角に、昔から市電がとまっているのは知ってました。
 久しぶりに行ってみると、あたりはずいぶんときれいになってます。お目当ての「1820」は全身を灰色に塗装されていました。

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 「烏丸車庫入庫」の行き先表示幕が残っています。その上には「ワンマン」と表示されていたはずです。

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 京都市交通局のマークも同じ色になってます。

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 破れた木製ドアから内部をのぞき込みました。比較的きれいに保存されているようです。

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 昭和53年に譲渡を受けたことが説明されています。運賃は50円の時代だったのでしょう。

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 反対側は「回送」です。
 最初に事務所に「写真を撮らせてください」と断りをいれました。カメラを構えていると、社員が出てきて、「さび止めをしたところ。2カ月ほどしたら、昔の市電の色に塗るよ。いま、当時の写真を見て、色を調べてるところだよ」とうれしい話を聞かせてくれました。「ウチの目印として、ずっと保存していくよ」

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 国道1号を横切って、交差点の反対側からの眺めです。
 昔の塗色でリニューアルされたら、さぞ目立つことでしょう。今から楽しみです。
 巌商店
 

大阪・元町 「鴨錦」のつけ鴨うどん

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 またもや「鴨錦」のつけ鴨うどんのです。前回前々回と違うのは、うどんが「冷」、つまり氷の中を泳いでいる点です。それでも食べていると汗が噴き出しました。つゆは熱いです。うずら玉子がのっているのが、かわっています。
 うどんの量は、並(680円)で2玉です。1玉100円違いの大と小があります。
 ここって、結構、好きな店です。 

つけ鴨2

 カウンターのすしは1皿100円です。
 鴨錦  地図
 TEL 06-6646-0747
 〒556-0016 大阪市浪速区元町2丁目8-9

阪堺電軌の車庫で休む「1870」@大阪・あびこ車庫

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 暑い1日でした。昼過ぎに仕事で行った堺市から戻ってきました。阪堺電軌(南海の子会社で、恵美須町-浜寺公園などを路面電車で運行)の我孫子車庫に1800型が保存されていることを思い出しました。南海高野線を新今宮で下車して、阪堺線の霞町まで歩きました。そこからあびこ道まで、チンチン電車に乗りました。あびこ道は、学生時代の友達が近くに下宿していて、そこを訪ねたときに下車して以来です。
 阪堺電軌に譲渡され、「モ256」と改番された旧京都市電1800型は、駅の横にある我孫子車庫でゆっくりと休んでました。
 

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 我孫子車庫の全景です。いろんな車両がいます。 

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 旧京都市電の1800型は5両が阪堺電軌に譲渡されました。すでに3台は廃車となり、1台は米・アリゾナ州ツーソン市に再譲渡され、動態保存されているそうです。
 最後の1両の「1870」も京都市電色で動態保存されています。

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 車庫の裏側に回ってみると、昭和1ケタ時代に作られた「「モ160型」ががとまってました。
 

ビルに納まった「N28」@烏丸万寿寺・北阪ビル

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 「N電(狭軌1型)」の最終ナンバー「28」をつけた車両は、ビルの中にすっぽりと納まって保存されています。多分、旧京都市電の車両のなかで、一番穏やかな「老後」を送っているのがコレでしょう。(撮影は7月12日)

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 河原町万寿寺通の北西角にあるビル「北阪ビル」です。昭和60年のビルの竣工にあわせて、スペースが確保されたようです。

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 ビルに入って撮影させてもらいました。

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 「京電」の社章なのでしょう。

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 「北野」行きの行き先表示幕も残っています。

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 運転席はシンプルです。

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 2軸の車輪まわりがよくわかります。

鉾立ての夜の祇園祭

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 早くも提灯に灯が入った函谷鉾(かんこぼこ)です。まだ鉾立ての夜(12日)です。祇園ばやしも流れてきます。

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 提灯の電球は、今年から白熱球をやめて、省エネタイプの蛍光電球に換えたそうです。気のせいか、明るいようです。

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 菊水鉾でもはやしがはいってました。

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 粽(ちまき=1000円)をかうと、鉾に登らせてくれました。
 「蘇民将来子孫也」。マンションですが、玄関に掲げておきます。

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 ちょっと早い時間です。長刀鉾(なぎなたぼこ)では、まだ屋根に職人があがって作業中です。

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 まだ骨組みがむき出しの鉾です。釘は使わず、縄で組み上げていきます。