自分でつくる トマトのビネガーソースパスタ

パスタ1

 昼飯はどうしよう。ソファー横にあった雑誌をペラペラとめくりました。よし、これだ。
 毎度、毎度のパスタですが、本日も「トマトのビネガーパスタ」とあい成りました。
 皿の右に盛っているのは、信州みやげの「ニンニクのハーブ漬けサラダ」、そんな名前だった商品です。ニンニクの臭みがまったくなく、コリコリとおいしいです。

パスタ2

 ちょっと酢が強すぎたかなという感じでした。でも、粉チーズをふりかけると、ぐっとマイルドになりました。トマトも甘く、なかなかの味です。熱々ですが、さっぱりとした味です。
 また、パスタのレパートリーが増えました。

パスタ3

 レシピは、この「クロワッサン」に掲載されてました。ミニトマトを使ってますが、そんなのなかったので、普通のトマトで代用です。

パスタ4

 作り方は簡単。ボールにオリーブオイル大さじ4杯、バルサミコ酢大さじ1杯、赤ワインビネガー大さじ2杯に、塩、胡椒した液に、ざく切りにしたトマトを1時間ほどつけ込みます(2人分)。
 パスタを茹で、ザルで湯を切って、鍋に戻します。トマトも液ごと放り込み、強火で炒めたらできあがりです。
 ベランダからとってきたバジルをのせました。

わたしも会いたいスイス鉄道「クロコダイル」

クロコダイル

 精巧な1番ゲージ模型です。スイス国鉄Ce6/8Ⅱ「クロコダイル」です。
 スイスからイタリアへ超える「ゴッタルト峠」で使用された機関車です。急勾配急曲線の山岳線を、ワニのように身をくねらせて重量貨物をひいたことから、この愛称がついています。

原信太郎

 鉄ちゃんの会社の同僚から「行きますか」と招待券をもらってました。大阪・梅田の阪神百貨店で開かれていた「鉄道模型フェスティバル」をのぞきました。そこに展示されていたのが、鉄道模型製作歴76年という原信太郎氏のクロコダイルでした。13歳のときに、トタン板にタガネで窓を開けてつくったという第1号機関車も並んでました。
 「スーパー鉄道模型 わが生涯道楽」(講談社α新書)に、原氏の鉄道模型にかける熱意が書かれています。

スイス鉄道

 会社の帰りに、大阪市立中央図書館(西長堀)に寄り、ネット予約していた本を借りました。「スイス鉄道一人旅 行き当たりばったり路線ガイド」(知恵の森文庫、写真中央)です。1999年のスイス鉄道旅行記です。わたしが読んでいた、よく似た「予定なしの乗りまくりガイド」(同)は、2000年の旅行記です。
 帰りの電車でさっそく読んでいると、すぐに「クロコダイル」が登場しました。
 『この鉄道(イヴェルドン・サント・クロワ鉄道=YSteC)にはクロコダイル(鰐)の形をした名物電気機関車がいるのだが、これにまず敬意を表さないといけない』
 
 そして筆者が最初の夜に泊まるのが、モンボヴォンという町の『駅の真ん前にあるホテル』です。

モンボヴォン

 そこなら通ったことがあるはずです。1年前の写真を調べました。私が乗ったGPL(Golden Pass Line)の時刻表から11時30分すぎに通過しています。写真の撮影時間から、田舎駅のカットを割り出しました。拡大してみると、左側の道路沿いにある「50」の制限速度表示版の下に「Montbovon」の文字を確認できました。
 ああ、わたしも「クロコダイル」に会いに行きたいです。

大阪・元町 「三久」のチキンカツ定食

三久1

 前を通るたびに、気にはなってました。でも店先には「お食事処」とあるだけで、和食なのか、洋食なのか? メニューのたぐいは一切ない、初めての客には素っ気ない「三久」です。
 「いらっしゃい。何にしましょ?」とたたみ込まれて、あわてて壁のメニューを見ました。「チキンカツ定食」(600円)です。パリッと揚がってます。

三久2

 店内は、予想以上にゆったりとしています。広いカウンターの向こうには、テーブル席もあります。メニューなど見ている客はなく、常連がほとんどのようです。
 高く積み上げられているのは、あらかじめ野菜だけを盛りつけた皿です。12時40分を回ってましたが、まだ客が来るんでしょう。

三久3

 そういえば、テーブルの上にもメニューはありませんでした。壁にかかっているのは、典型的な洋食屋のメニューです。どれも安いです。一番人気は、ヒレカツのようでした。

三久4

 「なにわ筋の三久と関係あるんですか?」と聞いてみました。
 「いっしょです」とおかみさん。年格好からして、親子ってことなのでしょう。
 三久  地図
 06-6649-5467
 〒 556-0016 大阪市浪速区元町3丁目8-17
 

食後にいただく「みすゞあられ」

みすゞ1

 「みすゞあられ」をいただきました。信州・上田のみすゞ飴本舗(飯島商店)で買いました。
 甘さ控えめのゼリー菓子です。これなら、舌の上でおいしさが広がりました。

みすゞ2

 上田駅前にあるみすゞ飴本舗です。登録有形文化財に登録されてます。
 ドアを開けようとすると、立派な紳士のドアマンが「いらっしゃいませ」と開けてくれました。さらに、よく冷えたジュースまで振る舞われたら、何かを買わなくては申し訳ない気持ちにされました。まいった!!

みすゞ3

 広い店内には、立派なオルガンや、時代物のレジスターが置かれています。

みすゞ4

みすゞ5

みすゞ6

 飯島商店

大阪・梅田 「どんたく」のちゃんぽん

どんたく1

 大阪。梅田での昼食です。駅前第2ビル地下2階の「九州ちゃんぽん どんたく」に行きました。3年前の夏までの梅田勤務時代には、よく行った店です。
 黙っていても「ちゃんぽん」(750円)が出てきます。ほかにはおにぎりしかありません。

どんたく2

 待つことしばし。熱々が登場です。でも、ちょっとキャベツの量が減ったような…。昔はこの2倍の高さはあったような気がします。

どんたく3

 作り方は同じです。味も同じです。安心しました。

どんたく4

 減ったとはいえ、大きなキャベツを何枚も食べ、モヤシを処理しないと、麺には到達しません。

どんたく5

 お母さんは相変わらず元気です。それにもまして元気、大きな声を張り上げっぱなしの初めてのおじさんが、鍋に向かってました。

どんたく6

どんたく7

 入るときは、5人ほどの待ちでした。隣には、行列のできるうどん店ができてました。
 どんたく  地図
 06-6344-2736
 〒 530-0001 大阪市北区梅田1丁目2-2

やきそば

 昔と変わらず流行っている店ばかりではありません。「どんたく」の先を左に曲がったところが、この光景でした。
 食べきれないほど山盛りの焼きそばが、たったのワンコインだった店です。扇風機がいくつも回る暑い店内の鉄板の間に座って、店を見渡していたおじいさん、愛想がよかたお母さん。黙々と焼きそばの山と格闘していたおじさん。いまは、どうしてられるんでしょうか…。

大阪・OCAT 「Enchant醇P」の日替りランチB

Enchant醇P1

 ぐっと涼しくなりました。ちょっと歩くかとも思いましたが、向かったのはお隣のOCATです。5階の食堂街を一回りして、入ったのは「Enchant醇P」です。「日替りランチB」(840円)のサンマがおいしそうだったからです。
 「サンマと旬野菜のスパイシーカレー風味巻き」だそうです。骨を取った小ぶりなサンマ1匹が、野菜ソースを巻いてます。しかし、そこはサンマで、きっちり自分の味を主張してます。

Enchant醇P2

 フォークは敬遠して、お箸でいただきました。

Enchant醇P3

 飲み物は、アイスティーです。

Enchant醇P4

Enchant醇P5

 前回は、先月のことです。
 Enchant醇P(アンシャンテ)  地図
 06-6635-3230
 〒 556-0017 大阪市浪速区湊町1丁目4-1

エメラルドグリーンの白根山~草津にて

白根山1

 草津温泉は雲の下でした。
 志賀草津道路をクルマで白根山レストハウスまで登ってくると、雲の上にでました。湯釜展望台まで20分ほど歩きました。エメラルドグリーンの湯釜が眼下です。

白根山6

 向こうの丸い頂上が白根山です。

白根山3

白根山4

 展望台に続く遊歩道は、観光客でいっぱいです。

白根山5

 南側には、雲が登ってきました。右は本白根山です。でもその向こうの四阿山(あずまやさん)や浅間山は雲がかかって見えません。

草軽電鉄草津温泉駅跡は、草に埋もれて

草軽電鉄1

 草軽電鉄は、長野・軽井沢と群馬・草津間55.5キロを結んでいた軽便鉄道です。廃線になって久しいです。
 終点の跡地には、「草軽電気鉄道草津温泉駅跡」の石碑だけが建っています。

草軽電鉄2

 石碑は廃線約20年後の昭和58年に建立されています。

草軽電鉄3

 草が生い茂った「浅間台公園」の一角にあります。

草軽電鉄4

 偶然入った「道の駅」で、草軽の「デキ12」に遭遇しました。1/2か1/3の模型です。日本工業大学東京工業高校で製作されて寄贈されたと書かれています。

草軽電鉄5

 垂直に伸びる特徴的なパンタグラフが再現されています。「かぶとむし」と呼ばれた格好がよくわかります。

草軽電鉄6

 JR軽井沢駅前には、実物が保存展示されているそうです。それを見に行くつもりでした。ところが、軽井沢に行った最終日は雨。軽井沢駅南口のアウトレット・モール「軽井沢プリンス・ショッピング・プラザ」から、中軽井沢の「村民食堂」に直行してしまいました。旧JR信越線・碓氷峠の登りにあるアプト式軌道の「めがね橋」も、断念しました。
 そういえば、わが「草軽駅」もほったらかしになってます。涼しくなれば、工事を再開します。

色づきはじめたナナカマド~草津にて

ナナカマド1

 ナナカマド(七竈)が、色づきはじめてました。もう秋です。
 バラ科の落葉高木です。「たいへん燃えにくく、7度竃(かまど)に入れても燃えない」ことから名付けられたといわれています。
 「ナナカマドにたくさん実がなった年は、雪が多いんですよ」
 「ことしはどうなんですか?」
 「多いですよ」
 そんな話しを聞きました。

ナナカマド3

ナナカマド4

ナナカマド5

 後ろが、草津音楽祭の舞台、草津音楽の森国際コンサートホールです。