ダットサイトで照準を定める

ダットサイト1

 ダットサイトを入手しました。さっそくアダプターを作って、愛機のデジカメ、Panasonic FZ-30 + T-Con17 に装着できるようにしました。
 「Dot Sight」ですが、これを銃の世界ではダットサイトと発音しているらしいです。パソコンの世界ではドットですが、同じです。等倍のファインダー上に赤いドットが表示されます。そのドットが照準になっていて、撮影したいターゲットにドットをあわせてシャッターを押します。高倍率の望遠レンズでは、ファインダーをのぞいてもターゲットがどこにあるのかすぐに見つからないからこんな装置を使うというわけです。
 さあ、試写が楽しみです。効果のほどは、改めて報告いたします。

ダットサイト2<br>

 これまではホームページの「銃砲店」を調べてました。「モデルガン」で試してみると、大阪・梅田でダットサイトを販売している店を見つけました。その店は富国生命ビルにありました。
 購入したのは、SⅡSというメーカーのView More という製品です。

ダットサイト3

 デジカメへの固定方法を考え、Yバシカメラで「バウンスシュー」というカメラ部品を購入しました。合わせて5000円ほどでした。

ダットサイト4 ダットサイト5

 左は、バウンスシューを分解したところです。右のように基礎だけを再利用することにして、金具は自宅近くの「コーナン」で112円で購入しました。

ダットサイト6

 強度のことを考えて、2液のエポキシ樹脂系接着剤で固定したうえで、ビスで締め付けました。

ダットサイト7

 ダットサイトには、6角ナットで固定しました。これで完成です。

京都府立植物園のカワセミ

かわ1
 カワセミを求めて京都府立植物園に転戦しました。
 いました。カワセミが。水上からエサを狙う態勢のホバリング(空中での停止)もみせてくれました。でのその瞬間なんて、わたしの腕では撮れません。せいぜいこの程度です。ちょっと恥ずかしいですが、仕方ないです。
かわ2
かわ
かわ4
かわせみ4
 カワセミを狙っているカメラの放列です。カメラ本体が50万円、望遠レンズが70万円、三脚だけでも8万円ですって。わたしのカメラとテレコン、一脚の合計が三脚相当です。すごい世界があることを知りました。

初めてのカワセミ 京都御所

初めてのヤマセミ
 初めてあこがれのカワセミに遭遇しました。きれいな水色の羽をしてまた。でもほんの一瞬のことでした。
 とにかくファインダーにおさめることができて感激です。
近衛邸
 京都御所の近衛邸跡です。ちょっと濁った池の上ににカワセミはいました。
 桜は満開です。見物の人が次々にやってきて、口々に「きれいね」を連発したました。でもカワセミに気づいたひとはほとんどいなかったようです。
枝垂れ桜
 枝垂れ桜が満開です。円山公園の枝垂れ桜は樹勢が衰えてきたようで、こちらのほうが立派です。
桜

カワセミはどこに 2

セキレイ1

セキレイ2

 雪のちらつく一日でした。午後からは一時、日が射してきたので、長岡京市の小畑川に行きました。
 初めは三脚をつけてました。じっとしているサギを撮るにはいいのですが、ちょこまかとしたセキレイの動きにはついていけません。手持ちで挑戦してみましたが、いや難しい。修業が足りません。
 これではカワセミくんに笑われるので、出会いはまだ先のお楽しみにします。
 撮影データ
 FZ30+T-CON17
 P1030460.JPG
 メーカー : Panasonic
 モデル : DMC-FZ30
 撮影日時 : 2006/01/07 15:45:29
 撮影モード : シャッター優先AE
 ホワイトバランス : AUTO
 ホワイトバランス微調整 : 0
 ISO感度 : 100
 シャッタースピード : 1/320秒
 絞り : F3.7
 測光モード : スポット測光
 露出補正 : 0.0EV
 画素数 : 2048 x 1536 (4:3 3M)
 クオリティ : ファイン
 フラッシュ : 発光禁止
 フラッシュ発光量調整 : 0.0EV
 焦点距離(35mm換算) : 669mm
 デジタルズーム : 2.0
 コントラスト : 標準
 シャープネス : 標準
 彩度 : 標準
 ノイズリダクション : 標準
 カラーエフェクト : OFF
 AFモード : 1点高速AF
 AF連続動作 : OFF
 連写 : 3枚目/連写 (L/H)
 手ぶれ補正 : MODE2
 セルフタイマー : OFF

カワセミはどこに

小畑川

 コガモ
 FZ-30+TCON-17
 P1020447.JPG
 メーカー : Panasonic
 モデル : DMC-FZ30
 撮影日時 : 2005/12/29 09:05:41
 撮影モード : シャッター優先AE
 ホワイトバランス : AUTO
 ホワイトバランス微調整 : 0
 ISO感度 : 100
 シャッタースピード : 1/800秒
 絞り : F3.7
 測光モード : 評価測光
 露出補正 : 0.0EV
 画素数 : 2560 x 1920 (4:3 5M)
 クオリティ : ファイン
 フラッシュ : 発光禁止
 フラッシュ発光量調整 : 0.0EV
 焦点距離(35mm換算) : 535mm
 デジタルズーム : 2.0
 コントラスト : 標準
 シャープネス : 標準
 彩度 : 標準
 ノイズリダクション : 標準
 カラーエフェクト : OFF
 AFモード : 1点高速AF
 AF連続動作 : OFF
 連写 : 1枚目/連写 (L/H)
 手ぶれ補正 : MODE2
 セルフタイマー : OFF

小畑川2

 ダイサギ

小畑川3

 モズ

小畑川4

 セキレイ
 カワセミに会ってみたくて、長岡京市を流れる小畑川に行きました。車で10分ほどの近さです。ネットで調べたら、ここで撮影したきれいな写真がアップされているブログがありました。
 でも、初日はカワセミには会えませんでした。練習に、他の野鳥にレンズを向けました。

2枚目のSDメモリーカード

SDカード

 会議が早く終わったので、「散歩」に出ました。ちょっと日本橋までが、寒かった。
 目的は、デジカメ用のSDメモリーカードの購入。カメラと同時に512メガのカードを入手しました。これだけ容量があればまず大丈夫と思ってましたが、使ってみるとすぐに満杯になります。「洛中サファリ」でも「賀茂川のサギ」でもメモリーがあふれてしまいました。IXYのときにはなかった経験です。連写で撮影するなど、撮影枚数は格段に増えているのは事実ですが。
 というわけで、もう1枚買いました。今度は同じメーカーの「80倍速」という製品で、5000円を切っています。このメーカーのも、Yバシカメラなどの大型量販店では取り扱ってませんが、別のメーカーでさらに安くてなんと「150倍速」というのもありました。心が揺れましたが、店員の「相性もありますから」という声で、すでに1枚をもっているこちらにしました。
 さあ、これで安心して撮影できます。

賀茂川のサギ

賀茂川1

賀茂川2

賀茂川3

賀茂川4

賀茂川5

 京都・賀茂川、上賀茂神社近くの御薗橋の下流です。下鴨の実家から帰る途中に回ってみたところ、1匹のサギが水の中に立ってました。
 飾り羽の感じからチュウサギなんでしょう。脚の色からすればコサギかもしれません。自信がありません。
 午前中は雪が舞ってましたが、午後になると柔らかい冬の陽が射してきました。逆光になったので、かえって羽がうまく写りました。でも、ゴミが引っかかっている背景がはっきりしすぎて、なかなかうまくいかないものです。
 撮影データです。FZ30+TCON-17です。すべてトリミングなしです。
 P1020226.JPG
メーカー : Panasonic
モデル : DMC-FZ30
撮影日時 : 2005/12/24 14:48:27
撮影モード : プログラムAE
ホワイトバランス : AUTO
ホワイトバランス微調整 : 0
ISO感度 : 80
シャッタースピード : 1/160秒
絞り : F5.6
測光モード : スポット測光
露出補正 : 0.7EV
画素数 : 2560 x 1920 (4:3 5M)
クオリティ : ファイン
フラッシュ : 発光禁止
フラッシュ発光量調整 : 0.0EV
焦点距離(35mm換算) : 535mm
デジタルズーム : 2.0
コントラスト : 標準
シャープネス : 標準
彩度 : 標準
ノイズリダクション : 標準
カラーエフェクト : OFF
AFモード : MF
AF連続動作 : OFF
連写 : 1枚目/連写 (L/H)
手ぶれ補正 : MODE2
セルフタイマー : OFF

鴨川で鳥を追う

習作1

 FZ30のレンズにつけて、望遠距離を伸ばすテレコンバーターを入手しました。ネットで調べたら評価の安定していたオリンパスの「TCON-17」です。口径が55ミリでFZ30と同じです。アダプターなしで装着できます。
 これをつけると420×1.7で714ミリ相当の超望遠となります。本体に手ブレ防止機構がついてますが、こんなレンズが三脚なしで使えるのかと半信半疑で練習に行きました。
 京都・鴨川は雪が舞ってました。四条大橋から川原に降りてレンズを構えました。

習作2

 パタパタと飛び立った「鳥」(名前はこれから勉強します)が、料亭2階の屋根にとまりました。

習作3

 P1010742.JPG
 メーカー : Panasonic
 モデル : DMC-FZ30
 撮影日時 : 2005/12/18 13:47:21
 撮影モード : プログラムAE
 ホワイトバランス : AUTO
 ホワイトバランス微調整 : 0
 ISO感度 : 80
 シャッタースピード : 1/80秒
 絞り : F4.0
 測光モード : 評価測光
 露出補正 : 0.0EV
 画素数 : 3264 x 2448 (4:3 8M)
 クオリティ : ファイン
 フラッシュ : 発光禁止
 フラッシュ発光量調整 : 0.0EV
 焦点距離(35mm換算) : 420mm
 デジタルズーム : 0.0
 コントラスト : 標準
 シャープネス : 標準
 彩度 : 標準
 ノイズリダクション : 標準
 カラーエフェクト : OFF
 AFモード : 1点高速AF
 AF連続動作 : OFF
 連写 : OFF
 手ぶれ補正 : MODE1
 セルフタイマー : OFF
 撮影データはこんな具合です。焦点距離は420ミリとなってますが、これにテレコンバーターの×1.7が加算されます。

習作4

 このカットは、トリミングをしてません。

習作5

 オートフォーカスをoffにして、手でピントを合わせました。

乱舞

 飛んでいる鳥は、わたしの腕では撮れません。
 せいぜいこの程度です。団栗橋(四条大橋のひとつ下の橋)の上でエサをまいている人がいるようです。

南座

 こんな場所で小一時間、カメラを握ってました。夏になるとペアがズラリと座る「鴨川等間隔の法則」で有名なところですが、今は一組もいません。
 向かいが顔見世興行が行われている南座です。左側の古いビルの3階(?)にはロシア料理の「キエフ」があります。昔は加藤登紀子の父が経営してましたが、最近は行ってません。ああ冷えた、あそこでウオッカをぶち込みたい体です。

やはり行った 嵐山花灯路

嵐山花灯路1

 
 京都・嵐山花灯路-2005
 気になってました。先週末から迷ってました。「行くか、でも寒そう」。
 きょうも6時を過ぎてから、「やっぱり行ってくる」と車で出かけました。
 車を道路脇にとめて、最初のカット。これで満足して帰るつもりでした。

嵐山花灯路2

 せっかくここまで来たからと、700円ナリの駐車場に車をとめました。
 マフラーを首にグルグル巻きにして、毛糸の帽子をかぶり、ポケットにはホッカイロ。用意万端のはずですが、手が冷たい。手袋を忘れました。

嵐山花灯路3

 渡月橋の向こうの塔は、十三参りの虚空蔵さん(法輪寺)でしょう。

嵐山花灯路4

 水上舞台―王朝絵巻と幽玄の世界
 まさに幽玄の世界です。

嵐山花灯路5

 川面の上の船は絶えず動いています。画像を固定するのは至難のワザです。

嵐山花灯路6

 すっかり色あせた紅葉の向こうに、満月に近いお月さんが。
 「人力車、乗っていきませんか」
 地上では、ここぞ商売のかけ声が飛び交っています。
 
 野々宮や二尊院あたりの竹林のライトアップも見たかったのですが、独りでは体も冷たくなって、ここまでとしました。