晦日そばとローストビーフ

 今年も事無く過ごすことができました。
 年越しのそばをいただきました。

 大みそか恒例のローストビーフも作りました。
 低温調理で調べると、57度という湯せんでつくるレシピが幅を利かせています。でも、この方法だと、湯温を57度に保つ低温料理器具が必要です。
 これまでの慣れた120度レシピでつくります。

 覚えのために工程を振り返っておきます。
 近くの生協で切ってもらった和牛もも肉です。
 583㌘あります。目標は93%の542㌘です。オリーブオイルを塗ります。
 120度のオーブンで、まずは片側18分。
 ひっくり返して18分。まだ564㌘なので、さらに2分、2分、2分と繰り返すと544㌘になりました。ほぼ目標に達したので焼きは終了です。
 取り出して塩と黒コショウを振ります。
 フライパンですべての面をざっと焼きます。 

 アルミフォイルに包んで粗熱が取って冷蔵庫で保存します。年が明けてでき上がったローストビーフに包丁を入れるのが楽しみです。

 この1年も、食べ物や山行などの「どたぐつ」のブログをご愛読ありがとうございます。喪中のため、新年のご挨拶は控えさせていただきますが、皆さま、良きお年をお迎えください。

京都・四条大宮 餃子の王将1号店の餃子

 たぶん、これが今年最後の外食昼飯です。それにしては、というベタな選択となってしまいました。でも、旨かったからよしとしましょう。
 デゴイチの最後を見に行った嵯峨から、久しぶりに満員の嵐電に乗って四条大宮までやってきました。でも、アイデアが浮かばず、すぐ近くにある「餃子の王将1号店」に落ち着きました。あちこちにあるチェーン店ですが、ここが創業の店です。
 当然、頼んだのは餃子です。昔は、餃子に関しては「珉珉」派でした。今や、こちらも負けていません。家に帰ると、奥さまが「何、食べてきたの?」。このニンニク臭は隠せません。

 もう一品は、ニラ肉炒めです。定番のニラレバは、ちょっと苦手です。

 ニラのパリッとした食感がたまりません。

 さすがに人気店です。なんとウェイティングリストに名前を書いて待ちました。王将でこんなことをするとは思っていませんでした。
 午後2時を回っていたのに、客足は絶えません。でも回転は速く、あまり待たされることはありませんでした。

 餃子の王将 四条大宮店(1号店)
 075-801-7723
 京都市中京区四条通大宮西入錦大宮町116-2

トロッコ嵯峨駅 最後の日のデゴイチと駅チェンバロ

 JR嵯峨嵐山駅に隣接するトロッコ嵯峨駅です。ここからトロッコ列車(嵯峨野観光鉄道)が発車します。
 駅構内のSL広場に展示されていた「D5151」は、老朽化して年明けから解体、撤去されることになりました。きょうが最後の公開日でした。
 大きな動輪で長い貨物列車をグイグイと引っ張った昭和12年(1937)製造の過熱テンダー機関車は、役目を終えて鉄の塊に戻ります。

 我が国SLの完成形で、「デゴイチ」の愛称で親しまれて国産最大の名機でした。

 D5151は長く旧大鉄局吹田機関庫に所属して東海道線や山陽線で活躍。昭和46年(1971)に廃車となりました。京阪くずはモールで展示された後、嵯峨にやって来ました。

 近くで見ると、錆も浮いています。

 動輪のオブジェ越しです。

 名残のヘッドマークをつけています。

 「19世紀ホール」では、「駅ピアノ」ならぬ「駅チェンバロ」が開かれていました。チェンバロが生で聞けるちょっと珍しい光景です。
 立派なパイプオルガンもあります。

 トランペットやオーボエ、ヴァイオリンなどを、チェンバロの軽やかな響きが支えていました。

 大阪音楽大学の学生さんたちの演奏でした。
 指導しているチェンバロ奏者は、わたしのFaceBook友だちです。

 反対側にはベーゼンドルファーのグランドピアノもあり、こちらでも演奏されてました。
 駅ピアノというよりは、ミニコンサートの雰囲気でした。
 ピアノの後ろにもSLが並んでいます。

 特急「はと」や「つばめ」のヘッドマークが懐かしいです。

 「ジオラマ京都JAPAN」にも入ってみました。

 梅小路機関庫が再現されています。転車台が回転しています。

 広いスペースに京都の光景がコンパクトにまとまられています。こちらは金閣寺です。

 嵯峨野トロッコ鉄道が走ります。

 旧二条駅に客車が到着します。

 こちらは京都駅です。トワイライト・エクスプレスが停車しています。

 トロッコ列車は、満席で発車していきました。

 トロッコ嵯峨駅
 京都市右京区嵯峨天龍寺車道町11−1

今夜の一献 鴨鍋でわが家の忘年会

 横浜から帰省した孫を囲んで鍋をつつきました。鴨鍋です。
 「真鴨」というだけあって、臭みのまるでないシコシコとした鴨肉です。背負ってはこなかったネギをたっぷりと入れて味わいました。
 封を切ったばかりの京都・五条坂の七味家の山椒を振りかけました。いい香りが広がります。
 ビールと、ドイツ産の白ワインが空きました。

 白菜や菊菜、キノコ、豆腐なんかを用意しました。

 たたき肉(真鴨の骨)を最初にいれてだしを作ります。
 野菜などをよく煮ます。最後に鴨肉をいれて、色が変わたらいただきます。

 北びわ湖・西浅井の「鴨の里の会」の真鴨です。ネットで注文しました。これで3人分くらいだったはずです。だき身(胸肉)、もも、手羽肉、砂肝、心臓、肝(肝臓)と、鳥一羽分がそろってます。
 もう一人の孫の一家も集まる予定でしたが、孫が熱を出してこれませんでした。もう1箱の真鴨が残ったので、明日にでも届けましょう。

 鴨の里の会
 0749-89-1188
 滋賀県長浜市西浅井町管浦563

大昔に歩いてびわ湖一周をしたとき、この辺りに鴨の養鶏場があったことを覚えています。そのうちのひとつだったのでしょう。

 前菜は、野菜のディップです。アボカド、チーズ・明太子、ニンジンの3種類です。ニンジンが甘いです。

 仕上げは、雑炊です。脂が回って、最高の味です。

京都・六角 「洋食 ぼんじゅーる」のハンバーグランチ

 京都・錦市場に年末の買い物に出かけました。その折の昼飯です。
 六角東洞院の角にある「洋食 ぼんじゅーる」です。11時半の開店と同時に7、8人が入ると「注文を聞いてから作りますので30分ほど時間をいただきます」。その後も客は絶えず、「時間かかります」という断りにも、すぐに満員になりました。
 黒毛和牛100%というハンバーグランチは、味付けで3種類。デミグラソースのAにしました。
 小ぶりですが、とろけるように柔らかいハンバーグです。待っても食べる値打ちがあります。

 もう1品が選べます。「秋鮭のフライ」にしました。カリッと揚がっていて、舌触りのコントラストがいい具合です。

 壁には1951年創業当時の写真が飾られていました。現在のシェフのお父さんだそうです。

 「おかず」はこの13種から選べます。「和牛すじ肉のビーフシチュー」が本日の一番人気のようでした。

 ぼんじゅーる (BONJOUR)
 075-221-6569
 京都市中京区烏丸六角東入ル

 錦市場では、今年も山利商店の「京白味噌」を買いました。
 喪中のわが家は、お節は遠慮しますが、質素に雑煮くらいはいただこうと思います。
 

 山利商店は花街の宮川町にありますが、京なまふの「麩嘉 錦店」にも並んでいます。

 ちょっと探して「ソフトニシン」もゲットしました。身欠きニシンはあちこちに並んでますが、半乾きのソフトはあまり見かけません。いつも買う東端に近い乾物店で聞くと、冷蔵庫から出してきてくれました。
 別の店で「米こうじ」も買いました。大根とともに漬けこみます。七味家の「七味」を振りかけて、わが家の冬の食卓に欠かせません。

 

Merry Christmas present from GG

 メリー・クリスマス。孫へのプレゼントを作りました。
 「ミッキーマウスの滑り台」です。
 思ったようにはビー玉が転がってくれませんが、これで完成です。
 お正月に帰ってくる孫たちが、実物を前にどんな反応をしてくれるか、楽しみです。

 建設中の画像です。段ボール箱を切って細工しました。

 百均出身の絵の具を塗って、少しは格好をつけました。

今年最後の山行 懸崖の不動寺に感嘆する湖南・太神山

 関西百名山の太神山(たなかみやま、599.7m)に登りました。別名の湖南アルプスと聞いて、大昔に登ったことがあるような。いずれにしろ初めて同様で、頂上直下に築かれた太神山不動寺 ( たいじんさんふどうじ )の懸崖造りの本堂には驚かされました。室町時代の建築です。大きな石や材木を、すべて人手でかつぎ揚げたのでしょう。
 今年もよく歩いたいつもの山仲間との納めの山行でした。

 風もなく穏やかな天候でした。葉の落ちたモミジの新芽が、光を浴びて赤く染まりました。

 M子さんのきょうのケーキは、イチジクとプルーン、クランベリーのドライフルーツのパウンドケーキです。しっとりとした、甘さ控えめの口当たりです。
 この1年、いくつのスイーツをいただいたでしょうか。ごちそうさまです。

 矢筈ヶ岳に回り、下山しました。コース最後には、大きな岩むき出しや、ゴロゴロ石が連なる沢沿いの道が待ってました。
 これで、今年最後の山行もピリリと締まったものになりました。

続きを読む 今年最後の山行 懸崖の不動寺に感嘆する湖南・太神山

ちょっと一献 ブリしゃぶ独り鍋

 大きなブリの半身をいただきました。
 まずはブリしゃぶでいただくしかないでしょう。奥さまは不在なので、独り、鍋をつつきました。
 脂がのってます。トロリとしています。タレは塩ぽんずとゆず胡椒です。
 黒霧島のロックが進みます。

 見事な色をしている脂身(下半分)です。
 レシピによると、厚さ4ミリがいいそうです。なまった包丁ではなかなか薄くは切れません。

 野菜もいい出汁に浸かって、おいしいです。

 玄界灘産だそうです。こんなに大きな半身です。
 あとは漬け焼きにして、ブリ大根を煮て、味噌漬けにして…。堪能させていただきます。
 ありがとうございます。

東海自然歩道 釈迦岳から金蔵寺、大原野へ

 東海自然歩道を歩いてきたお仲間との今年最後の山行でした。地元・島本町の最高峰、釈迦岳(630.8m)に登り、東海自然歩道を金蔵寺から大原野へ下りました。期待したほど青空は広がりませんでしたが、それほど寒くはなく、枯れ葉を踏みしめて気持ちよく歩きました。

 西国20番札所、善峯寺です。ちょうど1カ月前にも訪れています。赤や黄色の彩が美しかったのがウソのように、山肌はモノトーンに変化しています。

 釈迦岳の三角点を踏みつけて、地元の最高峰を初登頂の仲間もおられました。

 山寺の金蔵寺です。こちらも紅葉の穴場ですが、今は訪れる人もありません。「来年はやってきたいね」と声があがりました。

 麓の大原野神社には、早くも令和2年が訪れています。

続きを読む 東海自然歩道 釈迦岳から金蔵寺、大原野へ

わが家の Merry Christmas 2

 スワッグと言うらしいです。花や葉を束ねて壁にかける飾りのことです。リースはもう流行おくれ(?)なのでしょうか。
 わが家にも登場です。「上手にできたでしょ。写真、撮って」と頼まれました。

 よく似てますが、玄関ドアにも飾っています。

 ダイニングテーブルの上にも、赤い実がなってます。