「歩いて昼飯」のその1のターゲットとしたのが、一度、訪ねたいと思っていいた京都・衣笠の音楽喫茶「ムジーク」です。
正面の大型スピーカと向き合うように座ります。「カフェオレ」(450円)を頼むと、パンケーキもついてきました。
憧れのTANNOY(タンノイ)の、それもWestminster GRF Memory HW です。堂々としています。
そこから出てくる音はー。CDからヴァイオリンが流れていました。それほどボリュームは大きくありません。それなのに、なんという弦の高音でしょう。ピーンと張りつめています。
次のCDは、バリトンでした。まぎれもなく人の声が朗々と聞こえました。
TANNOYを駆動しているのが、UESUGIのモノ・パワーアンプ、「U・BROS-11」です。EL34(6CA7)のパラ・プッシュです。余裕の出力なんでしょう。
プリアンプとCDレコーダーは、ともにLUXMANです。
わたしの部屋にも、末弟のTANNOY ⅢLZがいますが、あまりの違いに呆然です。
昔の京都には、大好きだった高瀬川沿いの「みゅーず」や、高野悦子の「二十歳の原点」にも登場する荒神口の「しあんくれーる」とか、あちこちに音楽喫茶がありました。それが今では、ネット検索してもひっかかるのは私が高校生時代に初めて入った出町柳の「柳月堂」とここくらいです。
ネット情報では、ランチもあるようでしたが、きょうは午後1時からの喫茶のみの営業でした。
ムジーク
075-464-9931
京都市北区小松原北町30-5
昼飯を食べたのは。「ムジーク」から北へ10メートルほどにある「(むげんどう)」です。
「おろしハンバーグ定食」(並、700円)です。ミニもあります。
ポン酢をかけていただきます。そのデカいこと。ご飯も大盛りで、ちょっと残してしまいました。
なるほどボリュームともども「学食価格」です。すぐ近くが立命大衣笠キャンパスです。
こちらも、アップライトピアノの上の古いPanasonicのスピーカーが、渋いジャッズを流していました。
ログハウスのうような素敵な外観です。
無限洞
075-463-1746
京都市北区小松原北町30-1