【2011/09/04】
お遍路初日は、室戸岬の札所を巡りました。
おいしい昼飯を済ませて、最初に訪れたのは25番津照寺(しんしょうじ)です。遠洋業で栄えた室津の港の狭い路地の先にあります。本道は竜宮造りの鐘楼門をくぐったその先にあります。
石段は152段。真夏の日差しを浴びて登ります。
寺の前の室津港。台風12号が前夜、このあたりを通過しましたが、被害はなかったようです。
宝珠山 津照寺
真言宗豊山派
本尊 延命揖取地蔵菩薩
高知県室戸市室津2644
0887-23-0025
土佐湾に沿ってさらに進み、急勾配の参道を登ったところに26番金剛頂寺はあります。
山門には大きな草鞋が奉納されています。
室戸岬の東寺と言われる最御崎寺と対面していて、こちらは西寺と呼ばれます。
お参りする人は少なく、わたしの灯した線香だけです。
「ゴーン」とひと突きしました。静かな山内に響きます・
境内から室戸岬を振り返ることができます。
龍頭山 金剛頂寺
真言宗豊山派
本尊 薬師如来
高知県室戸市元乙523
0887-23-0026
27番神峯寺(こうのみねじ)は、前の金剛頂寺から約30キロ、次の大日寺まで約40キロと、歩くのにはたいへんな札所です。
標高430メートルの山の上にあり、クルマで走ってきたとはいえ、最後はあまりの急勾配の連続に、馬力のないわたしのクルマはローにギアチェンジしても上がるのがやっと。故障したのかと思ったほどである。
神仏混合の名残をとどめる山門と鳥居。
竹林山 神峯寺
真言宗豊山派
本尊 十一面観世音菩薩
高知県安芸郡安田町唐浜2594
0887-38-5495