兵庫芸文 大阪バッハ合唱団の「ヨハネ受難曲」

 西宮北口の兵庫県立芸術文化センターで、大阪バッハ合唱団のJ.S.バッハ「ヨハネ受難曲」を聴きました。畑儀文さんが指揮兼エバンゲリスト(福音史家)をつとめ、ますます絶好調でした。奥さまもソプラノでコーラスに加わっていました。
 同じバッハの「マタイ受難曲」ほど演奏時間は長くはありませんが、2時間半にも及ぶ大曲です。昼寝を習慣としている身には、コクリとくる部分もありました。休憩時間に眠気覚ましのコーヒーを飲みました。
 終盤にかけての盛り上がりはさすがでした。最後のコラールまであっという間でした。
 新型コロナがちょっと落ち着いた2021年6月にも大阪・いずみホールで同じ曲を聴いています。コーラスはマスク着用。座席もひとりおきの半分とまだ厳戒態勢でした。それからすると、いっぱいのホールで心から素晴らしい音楽に浸れました。

 調べてみると、わたしがヨハネ受難曲を生で聴いたのは、今回が6回目です。
 最初に聴いたのは2005年6月の「プラハの春音楽祭」でした。テノールのペーター・シュライアーが指揮兼エバンゲリストの2役をつとめるのにびっくりしたのを覚えています。

 ルドルフィヌム(芸術家の家)にあるドボルザーク・ホールはよく響く素晴らしいホールでした。

大阪・リンクス梅田 「もつ焼 もつ福」のもつ煮込み

 「リンクス梅田」ということさえ、初めて知りました。大阪・梅田のヨドバシカメラに隣接する商業ビルです。コロナ以来、初めてのヨドバシでした。
 地下1階の「オイシイもの横丁」をひと巡りして、「もつ焼 もつ福」の広いカウンターテーブルに座りました。
 一番人気と見受けた「もつ煮込み」(583円)です。もつがゴロゴロと入っています。ニンジン、ゴボウなどが柔らかくなっています。甘いみそ味に、たっぷりと振った一味が効きます。

 れば(肝)は濃厚たれをかぶっていて、臭みはありません。

「はらみ」と「たん」は塩味です。

 ハイボールを追加しました。 

 お通しの小壺にはいった白菜などの野菜の漬け物が、口直しにおいしかったです。

 もつ焼 もつ福
 050-5589-2710
 大阪市北区大深町1-1 ヨドバシ梅田タワー リンクス梅田地下1階

 オーディオからカメラ売り場をブラリとしました。
 愛用のコンデジ(コンパクト・デジタルカメラ)が、激しい野外使用でかなりへたってきました。新しいのはどんなものかと売り場に行ってみましたが、見あたりません。店員に聞くと、「ここだけなんですよ」。なんと広いカメラ売り場の、ほんの一角に数種のコンデジが申し訳程度に並んでいました。
 コンデジって、スマホに押されていまや絶滅危惧種! なんですね。

花の寺・神蔵寺から朝日山へ

 山友から急なお誘いでした。「花を愛で神蔵寺から朝日山へ」に行きませんかと。
 2週間ほど前に神蔵寺に参って、スプリング・エフェメラル(春の妖精)の撮影はしていました。でも朝日山にも登るのならとご一緒しました。
 初めて登った朝日山(441.7m)でポーズです。春到来を実感させる日和の中、ふかふかの足に優しい枯れ葉の道をピストンしました。
 「おかわり」で、近くの西山のピークもゲットしました。 

 早くもニリンソウの一番花が咲いていました。朝はつぼみが膨らむ程度だったのに、朝日山からの下山後は、パッチリと開いていました。

 キクザキイチゲも暖かな日を浴びて、精一杯開いていました、

 久しぶりの登山でしたが、なんとか皆さんについて行くことができました。
 いつもピンクが可愛いTちゃんは、先日の六甲全山縦走41Kmをたったの11時間で歩き通した「強者」です。

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天王山 ミツマタ・ロードは満開近し

 久しぶりに天王山に登りました。秀吉と光秀の天下分け目の戦いの舞台ですが、お目当てはミツマタ(三椏)の開花でした。
 ミツマタ・ロードは、暖かな日和に満開近しを思わせる咲きぶりでした。
 わたしは鼻があまりよくないので、甘い芳香に酔うほどには楽しめませんでした。それでも黄色の頭花をもつ白い花が球状に集まっている様をカメラで追いました。

 アカタテハは、近くには飛んで来てくれませんでした。

 黄色い球状に満開となった花もありました。枝が3つに分かれて、その先に花が咲くからミツマタです。

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京都を歩く 御土居巡り 再び

 「御土居を歩きたい」と、スイスから里帰り帰国されているDさん。豊臣秀吉が、京の都を取り囲むように築いたのが御土居(おどい)です。1周22.5キロあります。わたしは1カ月ほど前に巡ったばかりでしたが、ご一緒しました。
 スイス在住30数年(知らんけど!)ですが、まんま大阪の陽気なオバちゃまです。途切れることなく話しながら、西院-鷹峯-上賀茂-四条河原町と暖かな日和の中を楽しく歩きました。
 
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京都・出町 満寿形屋 のきつねうどんセット

 京都を歩きました。出町満寿形商店街までやってきて、久しぶりの満寿形屋です。ここは若狭・小浜から始まる鯖街道のゴールです。鯖ずしが名物です。
 「きつねうどんセット」(1300円)は、きつねうどんと鯖ずし2切れとがセットになっています。
 大きな鯖ずしは、程よくい酢が効いています。ご飯がぎっしりです。やっぱりうまいです。

 京都のうどんは、柔らかくてコシはありません。出汁で食べるのです。この出汁、最高です。
 大きな揚げは、表面がつるりと細やかです。内部は、これは当然ながら豆腐です。甘く煮てあります。

 ケースに入っているのがセットのい鯖ずしです。足りなくなってきたようで、待ちの客と皿の数を計算していました。

 かわいい店です。これだけの行列に45分ほど待ちました。でも待ったかいがありました。

 満寿形屋
 075-231-4209
 京都市上京区桝形通出町西入ル二神町179

自分で作る ドライカレー・リメークパスタ

 冷凍庫のドライカレーをレンチンして、ワンパンでつくったペペロンチーノに盛りつけただけです。
 温泉卵は、殻をむくのに失敗。おまけにちょっと固くなりすぎてました。もう少しトロ~リとするはずでした。
 お味の方は、ドライカレーで決まりです。ちょっとから目をおいしくいただきました。

 ワインソーダなるものを買ってました。まるでブドウジュースのような口当たりですが、アルコール度は5.5%あるようです。

 ワンパンでつくると、後かたずけがラクチンです。

 切ったのはニンニクだけです。

若山神社まで 草花が知らせる春の足音

 ゆっくりと路上の草花を観察しながら1時間半ほど自宅近くを散歩しました。寒い朝でした。それでも坂道を歩いていると、やがて体は汗ばむほどでした。
 タンポポが黄色い蕾を膨らませていました。 

 スミレが咲いています。わたしが住むマンションの庭です。半月ほど前から咲いてますが、やっとカメラに収めることができました。

 ホトケノザが紫色の蕾をつけています。

 ナズナ(ぺんぺん草)は白い花を咲かせています。

 オオイヌノフグリも、日当たりのよいところならどこでも見られる春の草花です

 カタバミの蕾のようですが…。

 スイセンに日の光が透けます。

 そろそろお終いでしょうか。

 八重のスイセンも混じってました。

 島本町役場の南側の用水池に向かって望遠レンズを構えている人がいました。カワセミがいるそうです。
 わたしのコンデジでは、これが精一杯でしたが、なんとかその姿が写ってました。

 若山神社まで散歩しました。往復4.4キロほどでした。

京都・河原町三条 「屋台居酒屋 やたいや」の刺身3種盛り

 三条通を嵐山から三条大橋まで歩きました。腹が空いていました。橋のたもとでスマホを取り出しました。検索したのは「近くの居酒屋」です。
 ヒットした「屋台居酒屋 やたいや 木屋町三条店」はすぐ近くでした。とりあえあず生中と、メニューに迷いトップにあった「刺し身三種盛り」です。
 タイとハマチにマグロ。冷凍でしょうが、どれもほどほどにうまいです。600円ちょっとの割りには上出来です。

 同時に「塩ホルモンもやし」も頼んでました。

 お替りのニッカ・ハイボールといただきました。粒胡椒が効いてます。塩味ですが、ホルモンの臭みも感じませんでした。

 3杯目で、3皿目は、ソース焼きそばです。

 日清焼きそばの味を思い出します。中細の麺はツルリとしていて、インスタントではありません。

 広いカウンターのあちら、こちらで独り飲みがマイペースでした。

 リーズナブルに昼飲みできる強い味方です。
 烏丸御池の烏丸店でも飲んでます。

 屋台居酒屋 やたいや 木屋町三条店
 075-744-1812
 京都市中京区河原町通三条上ル恵比須町534-16

京都を歩く 三条通を西から東へ 嵐電に沿って

 京都の町を東西に貫く三条通は、東は山科区四宮から西は右京区の嵐山(渡月橋)に至ります。平安京の三条大路だった中心部の区間は、碁盤の目に沿って真っすぐですが、その両端は曲がっています。
 ここ数日の寒さが和らいだ一日、渡月橋から東を向いて歩きました。
 西大路三条までは、嵐電(京福電鉄嵐山本線)と併行します。広隆寺の前の併用軌道を京紫カラーの電車が走り抜けました。

 嵐電の駅名は、難読地名のオンパレードです。
 西から鹿王院、車折神社、有栖川、帷子ノ辻、太秦、蚕ノ社、西院。
 答は、ろくおういん、くるまざきじんじゃ、ありすがわ、かたびらのつじ、うずまさ、かいこのやしろ、さい(阪急は「さいいん」)。

 烏丸-河原町間は、明治時代のメーンストリートでした。名建築が残っています。
 日本銀行京都支店は、京都文化博物館になっています。

 三条大橋の西畔には「弥二さん喜多さん」の像が立っています。お江戸から上ってきた東海道五十三次のゴールでした。
 わたしもここまでとしました。

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