この日もロス・アルコスまで22kmほどの行程だ。
あまりにも変化のない道が、やけくそに続いた。
ロス・アルコスのサンタ・マリア教会。立派な祭壇に圧倒された。
ハーフボトルの赤ワインは、陶器製のデキャンターで登場。
【06:24】
スタートは早い。
巡礼路は、「ワインの泉」で知られるイラーチェを通っていく。醸造所のサービスで、蛇口をひねるとワインが出てくるという、夢のような場所だ。ところが早朝のため、まだ開いていなかった。そんなことならもっとゆっくりと出発するのだった。後悔が残った。
【08:16】
アスケタのカフェで朝食。いつも同じ組み合わせ。
ピコ・デ・モンハルディンという尖った山が、いつまでたっても同じ大きさだ。
【09:05】
ビジャマイヤー・モンハルディンで、やっと尖った山が後ろになった。
蛇口には、飲料が「可」か「不可」かのマークがついている。
ちょっと休憩して、この日もモモをかじった。
何もない道。
移動販売車は砂漠のオアシスのよう。吸いつけられた。
モホンの上の靴。よくある風景。
枯れた花の中に綿のようなもの。
【12:01】
ロス・アルコス着。
まずは生ハムのボガディージョで昼飯。到着ビールも。
サンタ・マリア教会のドーム。
聖ヤコブの像。
【18:47】
巡礼定食。結局頼んでしまうサラダ・ミックス。
セグンドは、生ハム、目玉焼き添え。これも無難な選択。
食後の口直しにサングリアを飲んだ。
これで13€。
アルベルゲのベッドは、この日も隅の下段を確保。