嵐山から大悲閣へ 名残の紅葉

 早くも師走です。天気が良さそうだったので、名残の紅葉を見に出かけました。
 阪急嵐山から桂川の右岸を歩きました。観光客であふれる対岸と違ってこちらは静かです。大悲閣千光寺に登りました。対岸の亀山公園から五色の幟が翻っているのを見るばかりで、ここにやって来たのは初めてです。嵐山の紅葉と、比叡山から東山へと連なる山々が見渡せました。


 虹がかすかにかかってました。

 大悲閣千光寺は、阪急嵐山から30分ほど。高さ100メートルほどの山の中腹にあります。

 門をくぐると鐘楼です。

 「ゴーン」とひと突きしました。

 幟がはためきます。

 正面が亀山公園の展望台です。

 嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車がやってきました。残念ながら木の葉に隠れています。これでも落葉で、夏よりは見えるようになったそうです。


 
 サルがキーキーとうるさいです。すぐ近くに岩田山のモンキーパークがあります。

 大悲閣は静かで、貸し切り状態でした。

 千光寺には、保津峡を開鑿(かいさく)した角倉了以の像が安置されています。開鑿工事に関係した人々の菩提を弔うため了以が建てた寺です。

 保津峡下りの遊覧船がやって来ました。物売りのボートが伴走しています。温かいおでんや甘酒が売れているようです。

 観光船が行きかいます。

 川辺にある琴ケ瀬茶屋です。わたしも入りました。

 温かいおでんセットと、ほんとに良く冷えた缶ビールです。

 琴ケ瀬茶屋
 075-871-5069
 京都市西京区嵐山元禄山町

 大悲閣千光寺
 京都市西京区嵐山中尾下
 075-861-2913