樽見鉄道は、岐阜県大垣市から本巣市の樽見までの34.5キロを結ぶ第3セクターの鉄道です。終点の樽見から15分ほど歩くと、名桜の淡墨桜があります。
JR大垣駅に隣接したホームから、1時間余り乗ってきたレールバス「ハイモ295-516」です。
各地の桜が満開。天気予報は晴天。青春18きっぷが使える期間(10日まで)も残りわずか。
これだけ条件がそろったきのう5日は、どこもものすごい人出でした。JR京都駅で乗り替えた長浜・敦賀行き新快速は満員で、ついに米原まで立ち通しでした。
大垣駅では、待ち時間があったのでホームに早くから並びました。おかげでロングシートの座席に座れましたが、あとからあとから客が乗ってきて、最後はラッシュの通勤電車のようでした。
ホームには制服の鉄道警察隊員までやってきて警戒してました。
樽見駅の待避線にとまっていた「ハイモ230-301」です。側面は、子どもたちが描いた絵でラッピングされています。
樽見駅で折り返す「ハイモ295-315」です。
帰途、乗車した「ハイモ230-314」です。行きに乗車した「ハイモ295-516」と2両連結になってます。昼過ぎで帰りの乗客が多いからでしょう。
「モレラ号」とペイントされてます。途中に「岐阜モレラ」という駅もあります。そんな名のショッピングモールがスポンサーです。
反対側から「ハイモ230-313」がやってきました。雰囲気のあるカットですが、車内から窓越しに望遠で撮影したのでブレてます。
樽見駅を出発する「ハイモ230-312」です。
駅への道を歩いていると、ホームから駅員が「乗りますか?」と声をかけてくれました。ゆっくりとしたかったので、「乗りません」。おかげで1時間以上、待つことに。
樽見鉄道が保有する6両の車両には、それぞれ個性のあるペイントが施されています。おかげで、一目で車両を区別できます。すべてを撮せましたので、満足です。
樽見鉄道は、1984(昭和59)年に旧国鉄から営業を引き継いだ第3セクター鉄道です。沿線には、西国33番札所「谷汲山華厳寺」があります。
「青春18きっぷで乗る」とタイトルを付けました。でも有効なのはJR大垣までです。樽見までは900円と結構します。「硬券」が珍しいです。
社章です。ちょっと考えたらわかりました。カタカナで「タルミ」とデザインされています。
ワンマン運転です。発車は、ホームをカーブミラーで確認します。
単線です。すれ違い列車を待ちます。
帰途は、谷汲山に行くため、「谷汲口」で下車しました。桜の下を大垣行きのレールバスは離れていきます。
JR大垣駅の隅にある樽見鉄道のホームです。朝の騒ぎがウソのように、静かないつもの(!)ローカル鉄道に戻っています。