凧をつくる 2026 シルバー・イーグルとラムスレッド・カイト

 お正月は孫と凧揚げをするのが恒例となりました。じーじが手作りします。
 2026モデルは、シルバー・イーグルとラムスレッド・カイトです。といってもネーミングほどにたいしたシロモノではありません。アルミ蒸着シートを切り貼りしました。
 さっそく淀川の河川敷公園に行って、テストフライトをしました。風は弱かったですが、軽々と舞い上がってくれました。

 カラス凧としてネットなどに作り方が掲載されているポピュラーな凧です。真っ黒なゴミ袋で作っているケースがほとんどです。だからカラスです。
 わたしは銀色に輝くシートで作ったので、格好良くシルバー・イーグルと命名しました。
 鳶(とび)でも良いのですが、英語だとカイト。凧のこともカイトというので、カイト・カイトではさまになりません。

 糸をグイグイと引くと、羽ばたきながら舞い上がります。
 失敗は、骨組みがかたすぎたようで、思ったようには羽ばたいてくれません。

 きょうは日差しがないうえに逆光だったので、シルエットだけです。やっぱりカラスですね。

 3歳の孫娘用にと作ったラムスレッド・カイトは、予定通りに微風の中でもふわりと浮き上がりました。

 近所のホームセンターで材料を買ってきました。竹ひご以外は併設の百均です。
 レスキューシートという名のアルミ蒸着シートが100円というのは、値打ちがあります。ザックに入れておけば、山でいざということがあっても助かりそうです。

 ネットで調べた設計図を頼りに、方眼紙で型紙を作ります。

 シートを切り出します。

 両面テープで張り合わせます。
 ラムスレッド・カイトは、気柱凧とも呼び、空気の圧力で形を維持する凧のことです。骨組みはありません。

 糸を繋いで、1時間ほどで出来上がりました。

 シルバー・イーグルは、もう少し面倒でした。作り方は同じで、こちらには骨があります。

 重ねて切り立ったシートを広げると、翼長が140センチほどもあります。

 骨を貼り付けて完成しました。
 
 孫と遊ぶ凧作りは、2022年モデルがヒコーキ凧。その後、ヘキサゴンー回転凧ー四面体凧と欠かすことなく続いています。この2年は凧が複雑すぎて重くなり、うまく揚がってくれませんでした。その反省から、初心に帰って揚がりそうという条件を満たしそうな凧にしました。
 孫は3人いますので、もう1つ、残った材料で作ろと思います。

 これまでの凧をつくる