ほぼ半世紀ぶりに再開局したアマチュア無線局、JA3UWS(わたしのコールサイン)です。目下はFT8という形式で、最近は主流となっているデジタル通信で楽しんでいます。
わたしの部屋の机の上です。左に置いているノートパソコンが、FT8のコントロール部です。この画面をにらみながら、マウスでクリックして通信をしています。
マイクを片手に「CQ、CQ・・・」とがなり立てるようなことはありません。すべてはパソコンの中でデジタル処理されています。相手局と電波の到達を確認しあうだけで、余計な会話は一切ありません。それもまた現代流なのかもしれません。
メーンパソコンの大きなディスプレーには、交信した相手局と交わしたQSLカードの一部を表示しています。かつては紙に印刷したカードを郵送していました。これもメールを通じてファイルを交換しています。
自動で記録された本日のログファイルです。右端に交信相手局の住所が表示されています。ほぼ日本全国に広がっています。
これまでに600余局と交信しました。
ベランダがある南向きの部屋です。ここにトランシーバー(送受信機)などを置いています。
こちらのノートパソコンを、リモートでわたしの部屋のパソコンから操作しているのです。
トランシーバーは、八重洲無線のFT-891Mという小型機です。これでHF帯から50MHZまで運用できますが、使っているのはもっぱら7MHz帯です。
上の小さな箱を通してパソコンとつながっています。
電波の出入口は、マンション4階のベランダに取り付けたアンテナです。
アパマンハム(アパートやマンション暮らしのアマチュア無線局)にとって、アンテナの設置は悩みの種です。
わたしは長さ1.5mほどのロッド・アンテナです。マンション暮らしではこれが限界ですが、今のところはそこそこ満足しています。