あと3食で「結願」です。「おくどはん御膳」(1380円)を、味わっていただきました。
「おくどはん」では、京都のおばんざいを、おくどさんで炊いたご飯で食べることができます。
運ばれてきた盆には、なんと9皿が載っています。カメラのレンズに収まりきらず、立ち上がって真上から写しました。
みそ汁、ご飯とお茶も入れると、12もの器が並んでいます。ワンプレートで済ませてしまう欧米の料理と比べると、和食の手の込んだ細やかさが鮮やかです。
どれから箸をつけようかと迷いました。
最初は、九条ねぎと揚げの味噌和えからいただきました。
ごま豆腐、素麺、鱧(?)の天ぷら、茶碗蒸し・・・と、薄味ですがそれぞれに個性を発揮しています。
昆布の山椒煮で、最後のご飯をいただきました。
刺し身は、カンパチとサヨリでした。脂がのっています。
デザートと飲み物までついています。抹茶入りのチーズケーキが、これくらいの甘さならよい口直しです。
11時半のオープンとともに入りました。独り客はわたしだけで、カウンターの一番奥に座りました。
2人連れやグループは横のテーブル席や2階に通されていました。
奥には、狭いながら坪庭があります。
ステーキやハンバーグもあります。
北海道産の「ゆめぴりか」が炊かれて出てきました。
おくどはん
075-251-0051
京都市中京区御幸町三条上ル丸屋町318-3
寺町から1本西の御幸町に面してます。向こうを横切るのが三条です。
角のビルにあるテーラーで、半世紀ほど前に新聞社に入社したフレッシュマンのスーツを誂えてもらいました。