京都・山科 「来山軒」のラーメンと餃子

来山軒1

 雨が降ってきました。まさか、こんな天気になるとは予想してませんでした。ちょうど昼時だったので、「ラーメン」の看板をみつけてかけこみました。琵琶湖から京都・蹴上まで疏水にそって自転車で走っていたときのことです。
 とりあえず頼んだラーメンです。あまり期待してませんでしたが、うまい!! 切り立てのネギが小ザルに山盛りでついてきました。

来山軒2

 ツルッとして細麺です。食べ応えはあります。

来山軒3

 餃子、中ビールとあわせて1380円なり。ゆっくり食べていると、雨も上がりました。ごちそうさまでした。

来山軒4

 国道1号の日ノ岡交差点のすぐ東。京都・地下鉄、御陵(みささぎ)駅もすぐです。
 来山軒  地図
 075-595-0116
 〒607-8495 京都府京都市山科区日ノ岡鴨土町40-15

琵琶湖疏水の洞門石額

疏水の洞門石額1-1

疏水の洞門石額1-2

 琵琶湖から京都・蹴上を結ぶ琵琶湖疏水ができたのは、明治23年(1890)のことです。洞門(トンネル)の上には、明治の元勲らの筆になる石額が彫り込まれています。
 久しぶりにMy折りたたみ自転車DAHONで走りました。
 「氣象萬千(きしょうばんせん)」 伊藤博文 筆
 千変万化する気象と風景の変化はすばらしい(宋・岳陽樓記の一部)
(訳文は京都市上下水道局のHP「琵琶湖疏水の洞門石額や石碑をご案内」から=以下も同じ)
 第一疏水は、琵琶湖畔からまっすぐに三井寺に向かって流れ出します。
 第1トンネルは長さが2436メートルもあります。ほとんど人力だけで掘った難工事だったそうです。 

疏水の洞門石額2-1

疏水の洞門石額2-2

 「廓其有容(かくとしてそれかたちあり)」 山縣有朋 筆
 悠久の水をたたえ、悠然とした疏水のひろがりは、大きな人間の器量をあらわしている
 京から大津に抜けるメインルートは逢坂越ですが、もうひとつ小関越というのがあります。かなりの急坂を越え、山科に下りました。住宅地が始まるあたりに、第1トンネルの出口はありました。

疏水の洞門石額3-1

疏水の洞門石額3-2

 「仁似山悦智為水歓歡(じんはやまをもってよろこびちはみずをもってなるをよろこぶ)」 井上馨 筆
 仁者は知識を尊び、知者は水の流れをみて心の糧とする(論語)
 護岸がきれいに、あまりに人工的に整備されています。これじゃ、まるで「とゆ」です。どうしてこんなことをするのでしょうか。

疏水の洞門石額4-1

疏水の洞門石額4-2

 「隨山到水源(やまにしたがすいげんにいたる)」 西郷従道 筆
 山にそって行くと水源にたどりつく
 第2トンネルの出口は、きれいな煉瓦が積まれています。

疏水の洞門石額5-1

疏水の洞門石額5-2

 「過雨看松色(かうしょうしょくをみる)」 松方正義 筆
 第3トンネルの手前には、日本で最初の鉄筋コンクリート製の橋がかかっています。

疏水の洞門石額6-1

疏水の洞門石額6-2

 「美哉山河(うるわしきかなさんが)」 三条実美 筆
 なんと美しい山河であることよ
 武者小路なにがしの専売特許のような言葉ですが・・・。
 インクラインの上部から見える洞門です。かなり距離があるので、望遠レンズ(420ミリ)に、1.7倍のテレコンバーターをつけて写しました。

疏水の洞門石額7-1

疏水の洞門石額7-2

 「雄觀奇想(ゆうかんきそう)」 北垣国道 筆
 見事なながめとすぐれた考えである
 インクラインをくぐる「ねじりまんぽ」の上にあります。
 北垣国道は、琵琶湖疏水の建設にあたった第3代京都府知事です。
琵琶湖から京都・蹴上までの詳細は、HP版「琵琶湖疏水の洞門石額」をごらんください。
 

大阪・千日前 「かす庵」の肉かすうどん

かすうどん1

 大阪・千日前です。テントに書かれた「かすうどん」に引き込まれました。
 「かす」なるものを食べたのは、初めてです。肉かすうどん(700円)です。うどんにのっている手前がかす、向こうは肉です。うどんは、大阪らしい、柔らかな麺です。出汁もフツーです。

かすうどん2

 プラス100円でおにぎりが付きます。

かすうどん3

 さて「かす」です。「天かす」(関東では揚げ玉)ではありません。「油かす」です。
 説明によると、牛の小腸を脂が抜けるまで素揚げしたものらしいです。高タンパク、低脂肪、コラーゲンたっぷりだそうです。
 食べてみました。外はカリカリですが、中はちょっとしこしこしています。独特の味です。

かすうどん4

かすうどん5

 かす庵    地図
 06-6211-5590
 〒542-0074 大阪市中央区千日前1丁目9-9

大阪・日本橋 「かまど」の天ざるうどん定食

かまど1

 昼食のために、ここまで歩いてきたわけではありません。日本橋で買いたいものがあったからです。その帰り道、風にはためく幟に引き込まれました。
 ホンモノの讃岐うどんです。腰が強くて、途中で箸で切るなんてのは無理です。グウーッと高く持ち上げて、数本まるごと汁に漬けて食べます。おいしい。

かまど2

 天ざるうどん定食(750円)には天ぷらは、エビ1匹に大葉とのりです。小皿がつきます。
 薬味のネギがパサパサに乾いていたのがちょっと残念。味にはほとんど関係ありませんが、気持ちです。

かまど3

 

かまど4

かまど5

 かつての「五階百貨店」の裏側にあります。
 かまど
 06-6643-6609
 大阪市浪速区日本橋4-17-14

大阪・難波 「難波亭」の日替弁当

難波亭1

 大阪府立体育会館の横の通り、「てぷらやさん」の階下です。午後1時をまわっているのに、満席です。テーブル3つ、カウンター6人ほどの小さな店ではありますが、安くてうまいとなると、この繁盛です。\n 日替弁当(650円)を頼みました。海老玉にジンギスカンと立派な主菜です。あとは冷や奴と、カニとキュウリの酢の物です。スープとご飯も。

難波亭2

難波亭3

 チャーハン&ラーメンを食べている人も多いです。この価格です。いまどき、ラーメンだけでもっとする店がざらにあります。

難波亭4

 難波亭
 〒556-0011 大阪市浪速区難波中3丁目5-6
 

仏師がつくるスピーカー

スピーカー1

 京都・寺町をふらふらと歩きました。ガラスの向こうに、気になるシロモノを見つけました。

スピーカー2

 店内に静かな音楽が流れます。ゆったりと鳴っています。その音源が、口径10センチほどのコレでした。

スピーカー6

 全容はこんな具合です。

スピーカー3

 作者の「石川眞水」をネットで検索してみました。なんと、滋賀・水口の仏師だそうです。インタビューの動画もありました。

スピーカー4

 四角錐のメトロノームのようなデザインも、きれいです。

スピーカー5

 「紙司柿本」にそのスピーカーは展示されていました。ここの和紙が使われているからです。
 柿本は創業が江戸末期という、紙の老舗です。いろんな和紙のほかに、デザインされた祝い袋などの小物もあって、人気ショップになってます。

そうだ、みんな京都にやってきた

ここはどこ! 1

 寺町二条を上がったお茶の一保堂です。でも、なに。この人だけかりは。昔を知っている身には、ただただ驚きです。

ここはどこ! 2

 同じ寺町の姉小路の角にある鳩居堂です。こちらも薄暗い店内に、客はほとんどいないのが常でした。それが、どうしたことでしょう。

ここはどこ! 3

 とどめは三条です。なに、この人の多さは。新しい店がいっぱいできているのは・・・。
 すっかり浦島太郎になった感じです。

京都・寺町 「進々堂」の若鶏と菊菜のチーズ焼きランチ

進々堂1

 すっかりおしゃれな街に変身した寺町通りです。
 進々堂の寺町店で「日替わりランチ」(950円)を食べました。3品から選べますが、わたしは若鶏と菊菜のチーズ焼きです。
 下鴨の実家に近い北山店ではイートインしたり、テイクアウトしたりしてますが、寺町店は初めてです。

進々堂2

 パン屋です。焼きたてのパンが食べ放題です。バケット、クロワッサンから、レーズン、トマト、ソラマメといろいろあります。

進々堂3

 小瓶です。これで十分です!

進々堂4

 コーヒーもついていて、これまたおかわり自由。途中で足してくれました。

進々堂5

 進々堂寺町店  地図 
 075-221-0215
 〒604-0993 京都市中京区寺町通竹屋町下る久遠院前町674

ウィーン版ミュージカル「エリザベート」

 《お詫び》 このところ、サーバーがトラブルの連続で、作動していない時の方が長くなっています。その間にアクセスしていただいたかた、申しわけありません。改善に努めていますが、まだまだ不安定な状態が続きそうです。お許しください。

Elizabeth1

 ウィーンで長期公演されている人気ミュージカル「エリザベート」の引っ越し公演を、大阪・梅田の梅田芸術劇場で観ました。その存在は、知ってましたが、観たのはもちろん、初めてです。

Elizabeth2

 記念に手に入れたプログラム(2000円)です。

Elizabeth3

 セリフはほとんどなく、全編が音楽とともに流れるように進みます。舞台装置も、途切れることなく動きながら、各場面に移っていきます。
 なによりも、キャストがすばらし歌を聴かせてくれました。
 エリザベートのマヤ・ハクフォートは、素顔はそこそこのおばさんのようですが、若々しいシシーも魅せました。トートのマテ・カマラスも舞台中を駆け回るエネルギッシュな演技でした。
 カーテンコールです。ウィーンでは、クラシック・コンサートでも最後の拍手の場面はカメラ・フリーです。1枚、撮りましたが、露光があってません。おかげで、中央で頭を下げるマヤが、真っ白にとんでいます。

Elizabeth4

 エリザベート大好きの知人から借りているCD、DVDです。中央のDVDは、会場でも売ってました。これは、その知人がウィーンのアン・デア・ウィーン劇場で買われたものです。もちろんドイツ語で、字幕なんてありません。左は宝塚版です。まだ、観る時間がありません。

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中国野菜をたっぷりと

料理教室1

 ベターホーム協会の料理教室「野菜料理の会」4月は、「中国野菜をたっぷりと楽しむ」でした。

料理教室2

料理教室3

 左前は、「焼きそばの野菜あんかけ」です。にんじん、さやえんどう、たけのこ、長ネギ、ふくろだけ、きくらげ、それにイカとエビが入っています。
 左後ろは、青菜のオイスターソース炒めです。青菜はタアサイを使ってます。簡単ですが、ニンニクとオイスターオイルの香りがしっかりついています。
 右前は、とうがんと鶏肉の煮込みです。鶏肉も箸でポロリと崩れるほど煮込んでいます。
 右後ろは、セロリと山くらげのからしあえです。

料理教室4

 デザートです。白きくらげとクコの実がシロップに浮いてます。

料理教室7

 今月で「野菜料理の会」も1年間、受講しました。修了証書をもらいました。これで5講座は受けたでしょう。