アイゼンシュタットで食べる アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ

 ハイドンゆかりのアイゼンシュタットで昼になりました。ハウプトシュトラッセ(中央通り)のテントの下でくつろぎます。
 「アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」です。流石にイタリア料理店のプロの味です。
 塩気はそれほどではありませんが、オイルが半端ではありません。ニンニクも鷹の爪たっぷり。こってりとした味に仕上がってます。なるほど、こんな風につくるのか。参考になります。

 白と、奥さまはジンジャエールです。

 「どうしようか」と奥さまが迷いながら頼んだ「ワッフル」です。
 カリッと焼いてあります。ベルギー・ワッフルとはちょっと違いますが、甘さもほどほど。わたしも半分、いただきました。

 このテントの下でいただきました。
 一番人気はピザでしたが、大きすぎてわたしには無理そうです。

 Stadtrestaurant ella-italia
 Hauptstraße 25,Eisenstadt

 花がこぼれています。

 観光客は多くはなく、子どもたちがのんびりと遊んでいます。

 ハイドン・ザールでのリハーサルは終わったのか、楽器を肩にしたオーケストラ団員が通り過ぎます。

ウィーン留学中のお嬢さんとカフェ・ディグラスでお昼ごはん

 ヴァイオリンの勉強で留学中の知り合いのお嬢さんと会いました。奥さまがピアノ伴奏をしたことがあります。カフェ・ディグラスに連れて行ってくれました。
 すっかりとウィーン生活にも慣れて、出てきた英語メニューは断って、ドイツ語メニューから薦めてくれたのがこちらです。
 「roasted beef and onions in grevy」でローストされた薄い牛肉がグレービーソースを浴びて、上にはタマネギのフライが高く盛られています。パリッとしたタマネギと、柔らかい肉のハーモニーがいいです。

 ポテトがついてます。マスタードをつけて、これも適量です。

 「Zwie~」とメニューに書かれています。自分でメニューを見ても、これを注文するなんことはできなかったでしょう。

 飲み続けている白ビールです。奥さまは、薦められて「Radler」です。レモンジュース割りの口当たりがよいビールです。
 スペイン巡礼中によく飲んだビールでした。

 一切れがバカでかいケーキが並びます。

 これで5個分です。上部を覆っているクリームの厚さが、冗談のようです。

 Café Diglas
 Wollzeile 10, 1010 Wien

 「地球を歩く」にも「伝統的カフェハウス兼コンディトライ」と掲載されている。そうとは知らずに店名も確認していなかった。
 後日、わざわざ探してモーニングを食べに行ったら、「あれ、この店、来たことある」というオチがつきました。

 お嬢さんとシュテファン大聖堂まで歩きました。

グラーツ 時計塔の「Tuna tataki」

 「ランチなら時計塔のレストランかな」と、息子が薦めてくれました。グラーツの町を一望できるシュロースベルク(城山)には山を縦に貫通するエレベーターで上り、そのレストランに直行しました。
 「Tuna tataki」。メニューをみて、即座にこれにきめました。ツナ(マグロ)にアボカド、ワサビにワカメ。全部、理解できます。
 大きな皿で登場です。まぎれもなく薄切りのマグロです。下の白いクリーム状のが、ワサビが効いたパテでした。ゴマ油がプーンとして、ふうん、なるほどおいしいです。ワカメも甘くて、きれいに平らげました。
 メニューではスターターの一品です。これだけでいいのかと、ウェイターの兄ちゃんは怪訝そう。パンはいらないのかと。

 ビーフスープ、パンケーキ添えです。
 コンソメスープにスライスしたというか、千切り状のパンケーキが泳いでいます。まるでウドンを食べているようです。

 Strumは赤です。

 グラーツの旧市街を見下ろします。

 どこかに息子が勤める自動車エンジン関連企業の本社があるはずです。息子は、大きな看板があると言ってましたが、わかりませんでした。わたしたちと入れ替わるように、来週には出張してくるそうです。

ウィーン美術史美術館の「世界一きれいなカフェ」

 フェルメールにベラスケス、ブリューゲルなどと大好きな名画が目白押しの美術史美術館。併設のカフェも「世界一きれい」との折り紙つきです。
 昼飯はここと決めて入りました。街にはチャイニーズがあふれてますが、ここにくるとわたしたちと同じ日本人の老夫婦がやけに目立ちます。
 「ローストビーフ・サンドイッチ」を頼みました。かたいパンを二つに切って、ローストビーフなんかが挟まっています。ばらけなきようにナイフがグサリと刺さってます。
 スペイン巡礼で毎日のように昼飯に食べていたボガティージョを思い出す、懐かしい味です。 
 

 奥さまのジョッキは0.2L。「これなら飲み干せる」というかわいさです。

 大きなドームの下にあります。

 見上げればこの通り。

 正面玄関から階段を上がると、グスタフ・クリムトが意匠を仕上げた壁があります。その向こうがカフェです。

 フェルメールの「絵画芸術」が、あまたの絵の1枚として当たり前に飾られています。「マルガリータ王女」とも再会しました。購入した絵はがきです。

インスブルック マルクト・ハレのマルガリータ

 インスブルックでの「きょうの昼飯」です。
 マルクト・ハレは新鮮な食材が並ぶ屋内市場です。真っ赤なトマトやザクロの実ではないかと思える小粒の赤い粒、旬を迎えるボルチーニ茸なんかが並んでいました。画像は改めてー。
 市場の一角で焼き立てのマルガリータをいただきました。2人で1枚で十分でした。「シェアする」というと、初めから2枚に切ってサーブしてくれました。トマトソースがちょっと塩辛いですが、パリッと焼けた皮がうまかったです。

 お決まりのビールは「ノーマルビル」と頼んだ「Radler/sauer」でした。サーブしてくれた兄ちゃんを見ていると、ビンから注いだビールを炭酸水かなにかで割っているようでした。さっぱりとした口当たりで飲みやすかったですが、アルコール分は薄めでした。

 La Piccolaというマルクト・ハレの一角にあるピザの店でした。

 マルクト・ハレを歩いていて、最初に足を止めたのはこちらでした。
「Sturm」は、ウィーンのホイリゲでこの時期にしか出回わらないワインになる前のブドウ・ジュースのようなものです。口当たりはいいですが、それなりに回ります。

 ゴクリと奥さまもご満悦でした。

 1リットル瓶も並んでましたが、さすがにこれをホテルに持ち帰ることはありませんでした。

奈良・三輪 「福神堂」の冷やしそうめん

 三輪明神大神神社に参りました。ご神体の「三輪山」まで往復2時間半ほどかかりました。すっかり干上がって、門前の「福神堂」に飛び込みました。出された冷たいお茶が、喉を滑りました。
 ご当地グルメの三輪そうめんの暖簾が上がっています。「冷やしそうめん」(700円)を頼みました。
 涼しげな器で、カラフルに登場です。極細のそうめんが、かき氷の上に載ってました。良く冷えたのを、つるりと平らげました。最後は、かき氷を出汁につけて、最後まで冷を満喫しました。

 福神堂
 0744-42-6444
 奈良県桜井市三輪1237-1

近江八幡 「ラ コリーナ近江八幡」のピザトースト

 孫娘のお相手の1日でした。近江八幡の「ラ コリーナ近江八幡」のフードコートで昼飯にしました。
 たねや、CLUB HARIEのたねやグループのフラッグシップ店です。ゆったりとした自然の中に、和・洋菓子のメインショップをはじめ、たねや農藝、本社、飲食店、マルシェ、専門ショップ、パンショップなどが並んでいます。
 長さが50センチはあろうかというピザトーストや、ホッとドッグにかぶりつきました。

 カリッと焼けた生地のパンに、ミニトマト、たっぷりのチーズがこぼれます。

 パンもいろいろありました。
 「サラミとネギのフォカチャ」がシコシコといい味でした。

 ピザトーストを注文すると、長いパンをオーブンにいれて焼いてくれました。


 

 ギフトショップが入った半円形のガレージには、シトロエンのHトラックがとまっていました。
 2階には、色とりどりのベスパが並んでいました。映画「ローマの休日」でオードリー・ヘプバーンが乗ったあのスクーターです。

 フィアット500は「ルパン三世」でおなじみです。

 ロンドンの2階建てバスもいました。

 ラ コリーナ近江八幡
 滋賀県近江八幡市北之庄町615-1
 0748-33-6666

越前・永平寺 「山楽亭」のおろしそば

 曹洞宗の大本山永平寺を参りました。
 昼飯は、門前の「手打ちそば 山楽亭」にしました。ガイドブックに紹介されていました。
 一番人気という「おろしそば」(900円)です。温・冷の選択ですが、当然、冷でした。外は夏のような日差しでした。
 よく冷えたそばです。辛味大根の辛さが、爽やかでした。 

 「ごまとうふ」もいただきました。こちらはちょと温めてあります。ねっとりとしたゴマの香りが口に広がりました。

 山楽亭
 0776-63-3023
 福井県吉田郡永平寺町志比23-31-10

 永平寺は何度か参っています。わが家は曹洞宗です。

 気持ち良い風が吹き抜ける堂内でゆっくりとしました。

 緑がきれいですが、紅葉のころも素敵でしょう。

金沢・近江町市場 「あまつぼ」の金沢おでん定食

 金沢に着いたのは2日の昼前でした。予約していたホテルの駐車場に車を預けて近江町市場に行きました。
 なにはともあれ昼飯でした。新鮮な魚介がずらりと並ぶ市場です。刺し身や海鮮丼の店が並びます。わたしは魚は夜に置いておくことにして、食べてみたかった「金沢おでん定食」(1000円)にしました。ガイドブックにものっていた「市場めし あまつぼ」の暖簾をくぐりました。
 圧倒的迫力で迫ってくるくるま麩です。意外と薄味です。練り物が中心です。ダイコンもバカでかいのが柔らかくなってました。
 みそ汁は、ちょっと甘くて癖のない味です。

 市場めし あまつぼ
 076-208-3571
 金沢市下堤町38-1

 食べてみたい魚類が並んでいました。


 
 どじょうは1串、つまんでみました。甘くて骨っぽかったです。
 のどぐろも所狭しと並んでいました。

 観光客でいっぱいです。京都の錦市場とよく似た雰囲気です。
 金沢市民の台所としてもうすぐ300年という市場です。

 近江町市場
 金沢市上近江町50

立山・室堂 みくりが池温泉の白エビコロッケ定食

 立山・室堂で3日に食べた昼飯です。
 室堂バスターミナルの大混雑から逃れてみくりが池まで歩きました。庶民的な温泉旅館で山小屋でもあるみくりが池温泉には食堂がありました。空いていたので、ここで昼飯にしました。
 メニューはそれほど多くはありません。唯一のご飯もの定食だった「白エビコロッケ定食」(1000円)にしました。
 白エビは、このシーズンの富山湾の名物のようです。たっぷりと詰まってました。ソースをかけたので、その味を殺してしまったようです。

 奥さまは富山うどんでした。こぶに覆われていて、ボリュームもあったようです。

 

 山小屋の大食堂そのものでした。

 日本一高いところにある天然温泉です。
 
 みくりが池温泉
  富山県中新川郡立山町室堂平