My memory カフェ巡り シシーも愛したシェーンブルンのカイザー・パビリオン

 ウィーンでヒットしたミュージカル「エリザベート」の引っ越し公演を大阪・梅田の劇場で観たのは2007年のことです。
 シシー(後のエリザベート皇妃)とオーストリア最後の皇帝となったフランツ・ヨーゼフ1世の足跡には、ウィーンをはじめあちこちで接しました。
 シェーンブルン宮殿のわきに動物園があります。その中の「カイザー・パビリオン」とよばれるカフェです。
 二人はここで正面にみえる宮殿を眺めながらお茶をしました。 

 豪華なシャンデリアがかかっています。
 シェーンブルン宮殿を観光する人は多いですが、ここは静かです。

 わたしたちはワインで乾杯しました。

カフェ巡り シシーも愛したシェーンブルンのカイザー・パビリオン

シェーンブルン宮殿のクリスマス・マーケット

 シシーゆかりの地は、シシーがみそめられたバート・イシュルや、暴漢に襲われて死亡したジュネーブのレマン湖畔も訪れています。

ウィーン版ミュージカル「エリザベート」

My memory カフェ巡り 思わぬ出会いのオーバーラー

 ザルツブルク音楽祭デビューを果たした反田恭平の Matinee Live をORF(オーストリア放送協会)のネット中継で聴くことができました。ウィーンで会った反田くんを思い出しました。
 2023年の12月4日のことです。シュテファン大聖堂での反田くん指揮のモーツァルト・レクイエムのリハーサルに立ち会うことができました。そのオケでヴァイオリンを弾いていたちかちゃんと昼食を食べ、オーバーラーでお茶にしようと階段を上がりました。そこに反田くんがいました。「よっ!」とちかちゃんにあいさつしてくれました。 

 甘さ控えめで日本人の口にもあうスイーツがいっぱいでした。2度目の奥さまは、ショーケースをのぞき込んで「マロニ・オーバートルテ」でした。
 わたしはオレンジとマンゴーのフルーツジュースにラム酒をミックスした「オーバーラー・プンシュ」にしました。

カフェ巡り オーバーラーのオーバーラー・プンッシュ

 ラッキーなことにレクイエムのリーハーサルを間近にしました。

シュテファン大聖堂 反田恭平のモツレクが響く

 本番は日付が変わった5日午前零時から始まりました。この日、この時間にモーツァルトはなくなったのです。

シュテファン大聖堂 反田恭平のリアル・レクイエム 【本番】

 「命日」にあたる5日、モーツァルトの墓参りをしました。

モーツァルト 命日に墓参り

My memory カフェ巡り ザルツブルクの展望カフェ、M32

 ザルツブルク音楽祭がいま、モーツァルトが生まれた町、ザルツブルクで開かれています。ピアニストの反田恭平も先日、モーツァルトのピアノ協奏曲「戴冠式」を弾いてザルツ・デビューを果たしました。リッカルト・ムーティーも登場してブルックナーなどを振ったようです。ああ、聴きに行きたかった。
 My memoryのカフェ巡りはウィーンを離れてザルツブルクです。
 メンヒスブルクの丘に上がり、カフェ・M(メンヒスブルク)32のテラス席に座りました。大聖堂とホーエンザルツブルク城が眼の前でした。

 おしゃれなカフェでした。

 メニューがドイツ語しかなくて苦労しました。ビールとビジネスランチを頼みました。
 

 メンヒスブルクの丘にはエレベーターで上がりました。近代美術館横の展望抜群のポイントにカフェはありました。

ザルツブルク 近代美術館テラスのカフェM32でランチ

 このブログには、「料理については改めて書きます」と記されています。でもその後の書き込みはなく、今となっては何を食べたのかよくわかりません。

 ザルツブルク音楽祭の思い出は、すでに書いています。

My memory 調べ ザルツブルク ザルツブルク音楽祭祝祭劇場

My memory カフェ巡り ウィーンを代表するカフェ・ツェントラル

 ウィーンを代表するカフェ・ツェントラルです。1876年のオープンからウィーンっ子に愛されてきました。
 憧れの町でゆっくりと過ごすとができた4回目の旅で訪れました。
 高い天井を支える複雑なアーチや美しい柱が印象的な空間です。ここを愛した皇帝、フランツ・ヨーゼフ1世や妃のエリザベートの肖像画もかかっていました。

 メランジェ(ウィーン風コーヒー)片手にを片手にウィーンっ子を気取りました。

 「モーツァルト・シンフォニー」と名付けられたケーキです。ト音記号が載ってます。

 行列ができることでも有名です。わたしたちはそれほど待ちませんでした。ご覧の恰幅の良い紳士が案内してくれました。

カフェ「ツェントラル」でお茶をする

 朝から王宮礼拝堂でウィーン少年合唱団の清らかにハーモニーに触れ、ホーフブルク(王宮)あたりをぶらりと歩いてやって来ました。

王宮礼拝堂でウィーン少年合唱団を聴く

ウィーン 朝の光景

My memory カフェ巡り 世界で最も美しいウィーン美術史美術館

 「世界で最も美しいカフェ」と称されるのが Café im Kunsthistorischen Museum Wien です。ウィーン美術史美術館にあります。
 My memory のパート3は、カフェ&レストランです。ウィーンのカフェ巡りからスタートしますが、その第1回にふさわしいです。
 あまたの絵画を間近にしたあとの、ちょっとひと息です。カフェ中央の丸いソファーに腰掛けて周りを見渡します。窓の外にはマリア・テレジア女帝の像が。見上げると3階まで吹き抜けのドーム天井です。その豪華さに目を奪われます。

カフェ巡り 美術史美術館の「世界で最も美しいカフェ」

 ウィンナーコーヒーが定番ですが、この日は「ローストビーフ・サンドイッチ」にかぶりつきました。

ウィーン美術史美術館の「世界一きれいなカフェ」

 わたしが好きな「マルガリータ王女」(ベラスケス)には3回、ごあいさつしました。マドリード(ラス・メニーナス)でもお目にかかっています。フェルメールやブリューゲルなどハプスブルク王家のコレクションは何度訪れても見きれません。

マルガリータ王女との再会 ウィーン美術史美術館

My memory トラムは素敵 インスブルックも真っ赤っか!


 
 アルプスの雪山に囲まれたインスブルックの町にも、真っ赤なトラムが走っていました。
 わたしが乗ったトラムを巡ってきた旅も最終回です。 
 ヨーロッパの町には赤がよく映えます。ウィーン、プラハ、エアフルト、ベルン。この「トラムは素敵」に登場した16回のうち、3分の1が赤かったです。

アルプスの山に取り囲まれたインスブルック

インスブルック マルクトハレは真っ赤っか

 雪に閉ざされた世界は、当然ながら色がありません。なおさらに赤への思いを深くしたのでしょうか。

インスブルック 雪のハーフェレカーへ

インスブルック 雪に咲くエーデルワイス

 黄金の屋根は、黄金に輝いていました。

雨のインスブルック 黄金の小屋根の響き

 My memoryのパート3は、「カフェ&レストラン」としてわたしの旅の食の思い出をたどります。まずはウィーンのカフェ巡りから。

 

My memory トラムは素敵 ウィーンには赤いトラムが似合う

 「ウィーン わが夢のまち」です。5回も訪れました。音楽を聴き、カフェを巡り、トラムに乗りました。
 ウィーンではシュトラーセン・バーン(路面電車)と呼ぶ赤いトラムがよく似合います。リンク(環状道路)を一周し、放射状に延びてます。

ウィーン 真っ赤なトラムの心憎い配慮

ウィーンの町をトラムは走る

 交通博物館にも行きました。19世紀後半の公共交通手段としての馬車から、歴史的なバスやトラムが展示されていました。

トラムって素敵 ウィーン交通博物館

 2004年に初めて訪れたウィーンです。「Ring-Kai-Ring」との行き先表示があるリンクを周回するトラムが走っていました。これにさえ乗っていれば安心でした。

ウィーン 初めてのトラム Ring-Kai-Ring

 雪のウィーンにも、真っ赤なトラムが映えました。

雪のウィーン点描 リンクあたり

My memory トラムは素敵 ベルリンの雨宿り

 ベルリンといえばフィルハーモニーです。ヤンソンスを、ラトルを、サラ=オットを聴きにと、3度も訪れました。
 雨が降りました。シュプレー川の遊覧船日和でもなかった日には、トラムに乗って雨宿りをしました。行き先はわからないままに乗って、終点から戻ってきました。
 旧東ドイツ地区には、多くの路線が残っていました。

ベルリンでは トラムに乗って雨宿り

 起点となったハッケシェ・ヘーフェです。おしゃれなショップやカフェ、ギャラリーなどが並んでいました。無印やUNIQLOも。

ベルリン ハッケシェ・ヘーフェの甘いビール

わたしのみやげ アンペルマンの毛糸帽子

 雨を避けてベルリン大聖堂に入ってみると、結婚式でした。大きなパイプオルガンが、メンデルスゾーンの結婚行進曲を奏でました。

ベルリン大聖堂 結婚式に「列席」

My memory トラムは素敵 アムステルダムのガントレット

 ガントレット(単複線)は、複線にできない狭い土地に両線路の一方が互いに跨っています。
 向こうからトラムがやって来ます。わたしが乗ったトラムは、通り過ぎるのを待ちます。2枚目の画像では、わたしのトラムが先に進みます。双方のレールにポイントはありません。
 アムステルダムにはそのガントレットがいくつもありました。その度に運転手の後ろでカメラを構えていました。

アムステルダム ガントレットを走る

 運河の町です。運河巡りも楽しみましたが、移動はトラムです。アムステルダム中央駅からトラムに乗車しました。泊まったホテルやアムステルダム・コンセルトヘボウ、レンブラントの「夜警」やフェルメールが展示されている国立美術館などがあるミュージアム地区まではトラム5番で一本でした。

アムステルダム 運河の町にもトラムは走る

 2度目に訪れたアムステルダムです。コンセルトヘボウの前をトラムが横切ります。中央駅から勝手知ったるトラム5番に乗ろうとしましたが⋯。

アムステルダムを散歩する

アムステルダム 朝の散歩

My memory トラムは素敵 ライプツィヒ、記憶の風景

 ライプツィヒの中心街、アウグストゥス広場をトラムが横切ります。向こうはライプツィヒ歌劇場です。
 Bachfest2012を聴きにやって来ました。2度目でした。コンサートを聴いたゲヴァントハウス(織物会館)の階上から正面を撮影しました。

 初めてのヨーロッパの1泊目はライプツィヒのホテルでした。時差のかげんで早くに目が覚めて、ひとりで聖トーマス教会まで散歩しました。ゲヴァントハウスを見上げて、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の調べが聴きたかったのです。

 聖トーマス教会のバッハ像です。30年も前の若いころです。

ライプツィヒ 環状道路を走るトラムに乗る

 トラムが周回する環状道路は、1990年の東西ドイツ統一につながった月曜デモの舞台でもありました。

ライプツィヒ 聖ニコライ教会とシュタージ

 みやげには聖トーマス教会のすぐ横にある模型店でグリーンのトラム(グラーツの市電)を買いました。ポルトの28番線のブリキ細工とともに、わたしの宝物です。

 ネットを検索してみると、Herrmann Modellbahnen(画像はHPより)は今も健在でした。このショーウィンドーをのぞき込んだのです。

トラムは素敵 おみやげはグラーツのシュトラーセン・バーン