自分でつくる スキレットでリメーク・カツとじ

 シュニッツェル風に薄い豚肉を揚げたカツが1枚、冷蔵庫に残っていました。なにかひとひねりと、スキレットを使ったカツとじにしました。 
 ちょっと煮込みすぎて、卵が硬くなり、汁もなくなってしまいました。それでも、底のタマネギの甘さが、フライの衣と一緒になっていい味に仕上がりました。

 青ネギは、もう少し薄く切るか、早く鍋に入れるべきでした。ちょっと生っぽいです。
 反省点はありますが、再チャレンジの値打ちはありそうです。カツそのものが、めったに食卓に登場しないので、それが残ることはめったにありませんが。

自分でつくる イカスミのパスタ

 イカスミのパスタをつくりました。真っ黒で異様なビジュアルです。とても映(ば)えているとは思えませんが、これがうまいです。
 生のイカからスミをとったわけではなく、ペーストを買ってきて、それを入れただけです。ねっとりとした真っ黒なソースで、口の中も真っ黒です。

 イカも真っ黒です。
 いつものアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノから始めて、タマネギを炒め、イカを放り込み、ペーストと白ワインでソースの完成。茹で上がったパスタを絡めました。

 口直しにコーヒーをいただきました。

 神戸阪急百貨店の地階食料品売り場をうろついていて見つけたイカスミ・ペーストです。この小袋1つで、2人前です。スペイン産でした。
 一緒に買ったパスタは、太さ2.2ミリもあり、ゆで時間は13分です。食べ応えのある麺です。

 イカとタマネギを刻みました。

自分でつくる カラスミのパスタ

 長崎みやげでいただいた珍味、カラスミを使ったパスタです。
 アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノの上に削ったカラスミをまぶし、薄切りをトッピングしました。

 ねっとりとして、渋い味わいのカラスミです。めったにいただくことはありません。
 これだけで酒の肴に最高です。それを贅沢にいただきました。

 こちらもいただきものの小豆島の緑化搾りオリーブオイルを垂らしました。採れたてでグリーン色をしています。爽やかなオリーブの香りが広がりました。

 チーズ削りで、カラスミを削りました。

 材料はシンプルです。
 刻んだパセリも、自家栽培のいただきものです。本日のパスタは、いただきもので成り立っています。ありがとうございます。

 「鱲子」とはこんな漢字なんですね。桐箱入りで、小判でも入ってそうです。

 

 

自分でつくる ローストビーフサンド 2020

 正月2日の恒例は、箱根駅伝をテレビ鑑賞しながら食べるローストビーフサンドです。
 分厚いパンの端からガブリとかぶりつき、ことしもおいしく「自分でつくる」食べ初めを果たしました。

 午後からは、孫娘が出かけたので「ウィーンフィル ニューイヤーコンサート」のテレビ録画をゆっくりと楽しみました。
 アンドリス・ネルソンスの指揮は初めてでしたが、思いのほか美しい調べに、3時間近くもテレビの前にくぎ付け。ラデツキーまで一気に聞きました。

2020年 わが家のお正月

 ことしもよろしくお願いします。
 喪中のわが家は、つつましやかに新たな年を迎えました。
 お節は遠慮しましたが、恒例のローストビーフは外せません。柔らかくて肉汁たっぷりの一品を堪能しました。

 包丁を入れる緊張の瞬間です。
 いい色に仕上がりました。

 雑煮もいただきました。京都・宮川町の山利商店の白味噌です。

 わが家の雑煮は、白味噌、丸餅です。

 重箱には入れませんでしたが、煮しめもあります。飾り切りはしてません。

 蒲鉾も白一色です。

 神社への初詣は遠慮して、父母の墓がある宇治・興聖寺に参りました。
 10日には、新年大般若祈祷法要として「秋葉講」が催されます。その幟が境内に並んでいます。

 母が奉納した幟は、探すまでもなく琴坂を見下ろす山門のすぐ前の目につくところではためいていました。

 寺務所には、大きな魚の木魚が下がっています。

 大きな釜に湯が煮えたぎっています。

 「京都人の密かな愉しみ」(NHK-BS)で、沢藤三八子(常盤貴子)が母と顔を会わせそうになって、この「おくどさん」の裏に隠れるシーンがありました。

晦日そばとローストビーフ

 今年も事無く過ごすことができました。
 年越しのそばをいただきました。

 大みそか恒例のローストビーフも作りました。
 低温調理で調べると、57度という湯せんでつくるレシピが幅を利かせています。でも、この方法だと、湯温を57度に保つ低温料理器具が必要です。
 これまでの慣れた120度レシピでつくります。

 覚えのために工程を振り返っておきます。
 近くの生協で切ってもらった和牛もも肉です。
 583㌘あります。目標は93%の542㌘です。オリーブオイルを塗ります。
 120度のオーブンで、まずは片側18分。
 ひっくり返して18分。まだ564㌘なので、さらに2分、2分、2分と繰り返すと544㌘になりました。ほぼ目標に達したので焼きは終了です。
 取り出して塩と黒コショウを振ります。
 フライパンですべての面をざっと焼きます。 

 アルミフォイルに包んで粗熱が取って冷蔵庫で保存します。年が明けてでき上がったローストビーフに包丁を入れるのが楽しみです。

 この1年も、食べ物や山行などの「どたぐつ」のブログをご愛読ありがとうございます。喪中のため、新年のご挨拶は控えさせていただきますが、皆さま、良きお年をお迎えください。

ちょっと一献 ブリしゃぶ独り鍋

 大きなブリの半身をいただきました。
 まずはブリしゃぶでいただくしかないでしょう。奥さまは不在なので、独り、鍋をつつきました。
 脂がのってます。トロリとしています。タレは塩ぽんずとゆず胡椒です。
 黒霧島のロックが進みます。

 見事な色をしている脂身(下半分)です。
 レシピによると、厚さ4ミリがいいそうです。なまった包丁ではなかなか薄くは切れません。

 野菜もいい出汁に浸かって、おいしいです。

 玄界灘産だそうです。こんなに大きな半身です。
 あとは漬け焼きにして、ブリ大根を煮て、味噌漬けにして…。堪能させていただきます。
 ありがとうございます。

自分でつくる 焼きそばのカルボナーラ風

 賞味期限が昨日だった焼きそばが1個、冷蔵庫にあります。さてどうして食べたものか?
 ネットでレシピ検索してたどり着いたのが、スキレットを使ったカルボナーラ風です。
 そばとハムを焼き、牛乳ととろけるチーズを加え、最後に生卵を割ったというだけの簡単バージョンです。
 グチャグチャとかき混ぜると、スキレットの余熱で卵が具合よくとろけます。

  それらしい味にはなりました。でもあたり前ながら麺に腰はなく、こんなことならパスタで作ればよかったという結果となりました。空腹は満たされましたから、よしとしましょう。

 麺をほぐすときに清酒を使うレシピを見て、それならと白ワインをふりかけましたが、効果は感じられませんでした。

自分でつくる スキレットで焼きうどん

 焼きそば、パッタイ、パスタで麺の3連チャンと書きましたが、もう1丁! うどんです。
 鍋焼きにしてもよかったのですが、何か変わった食べ方はないかとネットをうろついて見つけたレシピです。スキレットを使った焼きうどんです。
 豚肉を塩、コショウして焼き、解凍したうどんを放り込んで炒めます。だしの素で味付けしてネギを追加。香り付けにごま油を垂らして、たまごを割り入れ、ノリをトッピングしました。

 タマゴをグチャグチャにかき混ぜると、余熱で固まってうどんに絡みます。これは旨いです。

 汚れ物はスキレット1枚と、箸などほんのわずか。後片づけも手間いらずでした。

自分でつくる イカの一夜干しパスタ

 本日のお題は「イカの一夜干し」でした。冷蔵庫に残っていたのを、「もう食べないと」と外出する奥さま。わたしの限られたレパートリーからはパスタにすることくらいしか思い浮かびません。
 このブログ上では、焼きそば、パッタイ、パスタと麺の3連チャンです。
 パスタは、タリオリーニという平打ち麺を冷凍したのが残ってました。2分ほどチンして解凍しただけで、すぐに使えました。
 いつものペペロンチーノにイカと小松菜を入れただけです。もっちりとした濃厚味に仕上がりました。

 つくるのも簡単。食後の片づけも、鍋が一つ少ないだけで、ぐっと楽です。