ことし初めての「自分でつくる パスタ」です。冷蔵庫をのぞくとミートローフの切りかけが入ってました。ミートローフといっても、贈答品でソーセージみたいなのです。いつものペペロンチーノに入れて仕上げました。
ニンニクは大きかったので、半分にしましたが、タカノツメは1本まるごと使ったので、今回も超辛の仕上がりです。
箱根駅伝の中継を横目に、ゆっくりといただいた朝食は、ローストビーフサンドです。重箱に入りきらなくて残っていたのを、クレッソンとはさみました。
冷たくなっても、柔らかな肉がいい味です。
珍しくコーヒーもいただきました。
静かなお正月です。
ローストビーフを作るのに使った牛肉は、京都・吉祥院にある「クォリティフードマーケット モリタ屋 京都食肉市場前店」で買いました。創業明治2年という牛肉の「モリタ屋」直営の小型スーパーマーケットの中にある肉屋さんです。
いつもはガランとしている店内ですが、大晦日とあって一番奥にある精肉室と直結した対面販売のショーケースから、店内をぐるりと回って入口付近まで10数メートルの行列でした。おかげで30分以上、待ちました。
買ったのは100グラム700円ほどの牛モモ・ブロック肉500グラムでした。年に一度のすき焼き用の肉も買いました。
クォリティフードマーケット モリタ屋 京都食肉市場前店
京都市南区吉祥院観音堂南町1-61
075-661-1192
いただきものの「長崎皿うどん」です。
冷蔵庫を漁り、豚肉の残り、シーフードミックスとキャベツ、タマネギ、ねぎを炒めました。あとは添付の水溶きしたあんかけスープを入れるだけです。フライ麺にかければできあがり。
野菜たっぷり、ボリュームたっぷりの仕上がりです。
酢をかけ、練り辛子を混ぜると、さらにおいしさアップです。
長崎軒諫早市にあるメーカーの製品のようです。
島手そうめん販売
長崎県諫早市津久葉町5番地142
0957-25-8033
3日前のおでんが残ってました。わたしは2夜連続の外食で食べてませんでした。「ねぎ袋」だけ追加して、おいしい自家製「おでん定食」のできあがりです。
ねぎがたっぷり出汁を吸って、甘いです。
わたしが作ったのはねぎ袋だけ。甘酢がよくしみ込んだアジの南蛮漬もほうれん草のおひたしも、温かなご飯にあいます。
九条ねぎを刻みました。生姜もたっぷりと入れました。
「はなくじら」のをコピーしたねぎ袋は、すっかりわが家の一品にもなりました。
「あじき路地」を散歩しました。建仁寺や六波羅蜜寺の近くにある細長い袋小路です。路地を「ろうじ」と発音します。
そこで見つけた、というかただ一店だけ玄関が開いていて、入りやすかったのが「にちようびのパン屋」です。
そこで買ってきた「チーズパン」と「石窯パン」を、夕食にいただきました。ワインも開けました。
パンはここで焼いているのではありません。京都・北山の「L’AMi DU PAiN (ラミ デュ パン)」製を、日曜日だけ運び込んで開店しているのです。
タジン鍋で作った「アクアパッツァ」のスープにひたすと、これはうまい。急にイタリアのレストランに飛び込んだみたいです。
大丸京都店の地下食料品街の魚売り場をのぞくと、「ブイヤベースセット」というパックを売ってました。タイ、タラ、サーモン、イカ、エビ、ホタテにムール貝なんかが2切れづつ入ってます。
オリーブオイルにニンニクの香りをつけ、塩胡椒した魚を焼き、残りの魚介類、アンチョビー、生のトマトや戻したドライトマト、イタリアンパセリとともに白ワインと水を加え、弱火で10分ほど煮込みました。最後にブロッコリー、バジルをのせました。
向こうの料理って、材料さえ準備すれば、あとはおおざっぱで簡単です。
店の主人は、青い目をしたきれいな女の子。よどみのない流ちょうな日本語で対応してくれました。
「にちようびのパン屋」の店内です。古い長屋の柱がむき出しの壁に、並べられたパンがなんだかぴったりと決まっているから不思議です。
「あじき路地」については、別に書きます。
にちようびのパン屋
075-494-3308
京都市東山区大黒町松原2山城町284 あじき路地内
L’AMi DU PAiN 京都北山本店 (ラミ デュ パン)
075-494-3308
京都市北区紫竹下芝本町63-3
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毎日パスタでもいいですが、たまには真っ白な温かなご飯も食べたくなります。「檀流クッキング」(檀一雄、中公文庫)をペラペラと繰って、好物の「キンピラゴボウ」に目が止まりました。
昼前のキッチンでさっそく挑戦したのがこちら。タカノツメがききすぎて、ちょっとピリ辛いです。でもお行儀が悪いですが、ご飯の上に盛って、最高です。
日本的な質素な食べ物の中で、何が一番なつかしいものかといったら、それはキンピラゴボウとヒジキだろう。
少なくとは、わたしはそうだ。
なにはなくとも、ワカメと豆腐のみそ汁があり、キンピラゴボウとヒジキがあり、アジの干物でもあったら、もう朝はそれで充分に満足のようなものだ。
檀はそんな風に書いてます。
わたしは昼飯に再現しました。ばっちりアジの干物がありました。みそ汁の具は、なすびと豆腐です。ヒジキはなかったので、昆布と山椒の炊きあげです。
ゴボウは笹がきにした方が好きですが、今回は壇の「ゴボウを細くせん切りにして・・・」という記述にならいました。
まず冷凍庫の豚肉の一かけを解凍し、細切れにします。
ゴボウをせん切りにして、水にさらします。
ニンジンもせん切り。タカノツメも小さくします。
一気に調理するので、あらかじめ調味料を出しておきます。向こうから砂糖、清酒、塩、薄口醤油です。檀は酢も入れてますが、忘れてました。
サラダオイルを入れたフライパンを熱し、肉を炒め、ゴボウなどを放り込み、調味料を順にかければできあがりです。最後にゴマを振りました。
出先からちょっと早く帰宅しました。で、ビールのあてをつくりました。「わかめの炒め物」です。向田邦子のレシピは「ピーマンと油揚げ」に次いでです。きっかけはこちらのブログ「おっさんひとり飯」です。
簡単です。すぐにできましたが、ほどほどの塩加減でいい味です。みそ汁の具にするのと比べたら大量!と思っていたわかめをぺろりと食べてしました。
塩抜きして水気を切ったわかめを、サラダオイルとごま油で炒めます。パチパチと飛びますので、ふたをして気をつけます。あとは醤油とついでにレシピにはなかったですが清酒をふりかけ、花鰹を一握りいれればできあがりです。