鹿児島・屋久島のシンボル・縄文杉がこれほど「山ガール」に人気のスポットであるとは知りませんでした。大株歩道入口は、色とりどりのタイツやシャツで身を包んだギャルやカップルでいっぱいです。
安房森林軌道は、伐採された屋久杉を運び出すために敷設された森林鉄道です。
大株歩道入口から出発点の荒川登山口までの7.1キロの線路上を下りました。当然、行きは反対向きに歩きましたが、午前5時15分にスタートしておりまだあたりは真っ暗でした。
カテゴリー: ちょっと遠出
屋久島・安房 「オーベルジュ」のトッピーから揚げ
鹿児島港から屋久島へは、高速船「トッピー」で渡りました。宿泊した安房のホテル「オーベルジュ」では、トッピーがから揚げなって待ってました。
姿を見ればおわかりでしょう。トッピーとは飛び魚の愛称です。
1尾そのままが、ヒレを広げて揚げてあります。甘酢につかってますが、その皿から今にも飛び出しそうです。
パラリと白身がほぐれます。ヒレもパリッと揚がっていて、そのままセンベイのようにかじります。頭と中骨以外は、きれいに平らげてしまいました。
名物においしいものありです。
トッピーの「つけ揚げ」です。飛び魚のすり身を揚げたばかりの熱々です。
屋久島の料理は、どれも甘口です。サトウキビが採れるからか、それが貴重品だったからか、醤油から甘いです。
ズイキの煮物も、甘かった。煮込みには豚肉の三枚肉が入って、しっかりとした味付けです。
食事のスタートはここからでした。3日目(9日)の晩ご飯です。
カンパチのカマ焼き、刺身、サヤインゲンのごま和えです。もちろん、おいしいご飯と吸い物、漬け物もついてます。ビールはオプションです。
「オーベルジュ」といえば、宿泊設備を備えたレストランといった意味のはずです。この看板に偽りはありませんでした。泊まった部屋はちょっと狭くて貧弱でしたが、食事はどれもおいしく申し分ありませんでした。女将さんらも親切でした。
ホテル オーベルジュ
鹿児島県熊毛郡屋久町安房410-165
0997-46-2344
鹿児島空港 「エアポート山形屋」のネギラーメン
屋久島で3泊。念願の宮之浦岳登頂を果たして帰宅しました。
帰りは、屋久島空港から鹿児島空港を経て大阪空港へと、ふた飛びでした。
乗り継ぎの短い時間に鹿児島空港で食べた「エアポート山形屋 ファミリーホール」の 「ネギラーメン」(880円)です。
「さつまラーメン」らしく白濁したとんこつベースです。といってもわりとマイルドな味です。
白ネギが盛られてますが、予想外に少なかったのが残念でした。
みそラーメンもさつまラーメンの名物らしいです。それを頼んだ友人のは、八丁味噌でも入っているような色をしてました。
エアポート山形屋 ファミリーホール
0995-58-2275
鹿児島県霧島市溝辺町麓822 鹿児島空港ビル 2F
空港からは霧島連山が見渡せます。残念ながら曇っていて、はっきりとは見えませんでした。
屋久島での食事などは、改めて記します。
鹿児島港 「我流風」の薩摩うどん
屋久島・宮之浦岳に登ろうと学生時代の仲間と旅立ちました。大阪空港(伊丹)から鹿児島空港へ。空港バスで鹿児島港に直行。屋久島へ渡る水中翼船「トッピー」を待つ間に種子・屋久高速旅客ターミナルで昼食になりました。待合室にあった「平和食堂 我流風(がるふ)」です。
頼んだのは薩摩と付いていたので選んだ「薩摩うどん」(650円)です。
甘いです。うどんは、びっくりするほど太いです。ただし、讃岐のようなこしはありません。伊勢うどんに近いのでしょうか。
牛肉とワカメ、ネギにてんかすがたっぷり。それに看板の薩摩揚げです。
我流風は、天文館に本店があるさつまラーメンの人気店のようです。
平和食堂 我流風
099-239-2840
鹿児島市本港新町5
正面には桜島です。でも上部は雲がかかっています。
「トッピー」(左)に乗り込み、1時間45分の船旅で、屋久島へ渡りました。船は予想外に混んでました。それも若者ばかりです。ザックを背負った山ガールがたくさんいます。おじさん、おばさんは宮之浦岳には登らないのでしょうか。
明日は、早起きして登山です。天気はパッとしませんが、雨でも決行です。
「BACH 音楽三昧の旅」 アルバムCDが完成
Göthestraße 88 をつくる
ドイツみやげの「グラーツのシュトラーセン・バーン(路面電車)」です。これを飾るミニ・ジオラマをつくりたくなりました。ミニといってもHOゲージですので、かなり大きくなります。
ネットであれこれ検索して、「Göthestraße 88/ゲーテ通り88」と名付けられたプラモデルの5階建てハウスを見つけました。パッケージの写真に電車を並べて、とりあえず全体イメージができあがりました。
ドイツの「FALLER」というメーカーの製品です。これだけユーロ安なので直輸入(といってもネット購入)も考えましたが、西宮市のショップがネット販売しており、すぐに手に入りました。
FALLERの製品は、「教会のあるパイク」でも使っています。
パイクでつくったチャペルのようにもう少し簡単なものを想像しtました。パッケージを開けると、これはかなりパーツ数があるプラモデルそのものです。まあ、楽しみながらゆっくりとつくります。
すべてが完成したイメージは、オーストリアのグラーツで出会ったこの光景です。
この一部を切り取ったワンショットが目標です。
東京・上野 2つのフェルメール展
東京出張の仕事が終わった後、上野に向かいました。ベルリンのGemaeldegalerie/絵画館で「東京に出張中」と教えられたフェルメールに会うためでした。
国立西洋美術館で開かれている「ベルリン国立美術館展~学べるヨーロッパ美術の400年」です。
お目当てはフェルメールの「真珠の首飾りの女」です。
左上から差し込む光と、小さな鏡に向かって自らの真珠の首飾りを見つめる女性。フェルメールらしい淡い光が柔らかいアナログの色調です。
東京ってやはりすごいです。同じ上野公園内でもう一つのフェルメールに会うことができます。
東京都美術館で開かれている「マウリッツハイス美術館展~オランダ・フランドル絵画の至宝」です。
こちらには世界的なフェルメール・ブームのシンボル的存在といわれる「真珠の耳飾りの少女」がいます。
小さな絵画です。真っ黒なキャンバス上で、大きな瞳の少女が振り向いています。左上からの光を浴びてます。でも余計なものはありません。圧倒的な迫力です。こちらはデジタルの世界です。
もうひとつ、フェルメール初期の作品「ディアナとニンフたち」も展示されていました。
フェルメールに会っただけで、ほかの作品はおおざっぱにしか見る余裕はありませんでした。それでもちょっと疲れました。
「PARK SIDE CAFE」に座って、しばし休憩です。木陰のテラス席でおいしいビールです。
ちょっと小腹が空いていたので「アンチョビー・ポテト」も頼みました。いい時間です。
隣の席で、ノートになにやら書いていた外国人女性は白ワインのお代わりを頼みました。わたしも「同じの」と言いたくなりました。女性がちょっと席を立ったのでパチリ。
PARK SIDE CAFE
東京都台東区上野公園8-4
03-5815-8251
JRの上野駅公園口に向かっていると、向こうに東京スカイツリーが見えました。カメラは広角レンズ(RICOH GRdigital)ですので、小さくしか写ってませんが、実際には空にそびえているようには見えました。
BACH 音楽三昧の旅 INDEX
「BACH 音楽三昧の旅」の帰国から1カ月余。あれこれと思い出をつづってきましたが、さすがにネタが切れてきました。もう少し、書き連ねようと思いますが、とりあえず「INDEX」を作成しました。
【プロローグ】
・BACH 音楽三昧の旅
【6/2】
関西空港→ヘルシンキ空港→プラハ
・ヘルシンキ空港より FINNAIRの機内食
・プラハ カレル橋を歩く
【6/3】
プラハ→チェスキー・クルムロフ
・プラハ 目を覚ましたらプラハ カレル橋独り占め
・プラハ 窓から見上げるプラハ城
・プラハ プラハのトラムは石畳を走る
・プラハ 地下鉄は地下深くを走る part2
・Praha hl.n. → Český Krumlov ローカル列車の旅
・チェスキー・クルムロフ エッゲンベルクの地ビール
・音楽、あるいはビール三昧の旅
・チェスキー・クルムロフ 城に登る
・チェスキー・クルムロフ 城と町と
・チェスキー・クルムロフ どちらを向いても絵になる町
・チェスキー・クルムロフ 陽気な夜にピザをかじる
【6/4】
チェスキー・クルムロフ→プラハ
・チェスキー・クルムロフ 「ZLATY ANDEL」とエゴン・シーレ
・Český Krumlov → Praha 帰りは高速バスで
・プラハ 「市民会館」の経済的昼飯
・プラハ 街角点描 路地裏まで好きになるpart2
・プラハ ひと休みの「Paneria」は7年前と同じ
・プラハ おみやげは天文時計
【6/5】
プラハ→ドレスデン
・プラハ 聖ミクラーシュ教会に降り注ぐ光
・プラハ 天高くそびえる城
・プラハ 茶色い甍が波打つ町
・プラハ プラハ本駅と「food issimo!」のボロネーゼ
・ドレスデン 黄色いトラムがザクセン王国の都に映える
・ドレスデン ゼンパー・オーパーの「メンコン」
【6/6】
ドレスデン→ライプツィヒ
・ドレスデン 「Am Terrassenufer」のキャビア付き朝食
・ドレスデン 止まれ 止まれ 進め ドレスデンの歩行者信号
・ドレスデン ちょっと不思議な2態
・ドレスデン 日本食レストラン「小倉」の刺身定食
・ドレスデン 奇跡の復活、フラウエン教会とゼンパー・オーパー
・ドレスデン 「クロイツカム」のバウムクーヘン
・ライプツィヒ 森鴎外も通った「アウアーバッハス・ケラー」
【6/7】
ライプツィヒ
・ライプツィヒ 駅前旅館「ROYAL」の満足の朝飯
・ライプツィヒ バッハの聖地、聖トーマス教会
・ライプツィヒ ”b@ch für uns!” 町はバッハでいっぱい
・ライプツィヒ 海鮮バイキング「NORDSEE」のお勧めメニュー
・ライプツィヒ ライプツィヒはバッハの町 「KANDLER」のお菓子もBACH
・ライプツィヒ 「Das Alte Rathaus」のシュパーゲル
・ライプツィヒ bachfest オープニング・コンサートは音の洪水
【6/8】
ライプツィヒ
・ライプツィヒ 環状道路を走るトラムに乗る
・ライプツィヒ 聖ニコライ教会とシュタージ
・ライプツィヒ 滝廉太郎とカール・マルクス
・ライプツィヒ ワイマール メンデルスゾーンとリストを訪ねる
・ライプツィヒ 「VAPiANO」のPASTA VONGOLE
・ライプツィヒ トラムは素敵 おみやげはグラーツのシュトラーセン・バーン
・ライプツィヒ 「完熟イチゴ」は真っ赤っか
・ライプツィヒ ワインを買うのにも利用した中央駅
・ライプツィヒ Macでtakeawayした簡単な夕食
・ライプツィヒ 感動の夜 「マタイ受難曲」を聴く
【6/9】
ライプツィヒ→ワイマール→ライプツィヒ
・ライプツィヒ 中央駅からドイツ版新幹線「ICE」に乗る
・ワイマール ゲーテ街道、わたしにはバッハ街道
・ワイマール 「HOTEL ELEPHANT」の優雅なパスタ
・ワイマール 「HOTEL ELEPHANT」の優雅な時間
・ライプツィヒ 幻に終わった「PLAY BACH」
【6/10】
ライプツィヒ→ベルリン
・ベルリン 迷路のような中央駅
・ベルリン フェルメール 「真珠の首飾りの女」は東京へ出張中
・ベルリン 「EINSTEIN」のターフェルシュピッツ
・ベルリン ベルリン東西分断の記憶 Checkpoint Charlie
・ベルリン フィルハーモニーのプレッツェル
・ベルリン やって来てよかった フィルハーモニーに酔った夜
【6/11】
ベルリン→ヘルシンキ空港→
・ベルリン 朝の博物館島を歩く
・ヘルシンキから帰国します
・FINNAIRの機内食 帰国便
【6/12】
→関西空港
・帰国しました JR新大阪駅の駅弁 ’12
【エピローグ】
・自分でつくる わが家に初登場のシュパーゲル
・東京・上野 2つのフェルメール展
プラハ おみやげは天文時計
プラハ必見の観光名所といえば、旧市街広場の旧市庁舎壁面の「天文時計」でしょう。毎正時には、からくり人形が動き出すことから、その前には観光客でいっぴになります。わたしたちは、「プラハは2度目。そんなの知ってるよ」と横目で通り過ぎました。でも、みやげ物屋で足止めを食らいました。これ、みやげにいいね!!
ハヴェルスカー市場には、簡単な手動のカレンダーも並んでいました。
買ってしまいました。とりあえずわが家の玄関に飾っています。こうして見ると色遣いがイマイチで、針があまり目立たないのが欠点です。そのうち、塗り替えるかと。
旧市街広場です。左の建物の壁面に天文時計はあります。
もうひとつのみやげが「FUN EXPLOSIVE」です。左のFUN EXPLOSIVEの文字をクリックしてください。プラハゆかりのカフカやモーツァルトなんかをデザインした絵はがきや小物です。
7年前に訪れたプラハでファンになり、何枚かの絵はがきを今も飾ってます。
今回の追加は冷蔵庫に張り付けたマグネットです。
ミラノ・スカラ座やリューネブルク・市庁舎、ザルツブルク・ヘルブルン宮殿なんかの思い出も張り付いています。
旧市街広場近くを散歩していると、FUN EXPLOSIVEばかりを売っている店もありました。まだ開店前でしたが、あれこれと品定めしました。
ドレスデン 「クロイツカム」のバウムクーヘン
バウクーヘンは、ドイツ東部が発祥のお菓子だそうです。みやげに買って帰りました。
ドレスデンのカフェ兼ケーキ店「Kreutzkamm/クロイツカム」は、バウムクーヘンの店として有名と「地球を歩く」に紹介されていました。
うーん。どんなものなんでしょう。悪くいえばパサパサです。
「クラブハリエ」なんかのしっとり、ふんわりとしたのを食べた口からすると、これがバウクーヘンの本当の味なのかと思いつつも…。
1825年創業の老舗です。
altemarkt/旧市場と呼ばれる市内中心部のビルに入ってます。隣がカフェのようです。
バウムクーヘン→リンデンバウム(菩提樹)→ウンター・デン・リンデン(「菩提樹の下」といった意味のベルリンの目抜き通り)→街路樹
こんな連想で、ドレスデンのneuestadt/新市街にきれいな街路樹があったのを思い出しました。これは菩提樹ではなく、プラタナスでしょうか。