淀川を下りました。右岸の先端は矢倉緑地です。ここから先は大阪湾です。
阪神高速湾岸線の高架橋の向こうに淡路島が霞んでいます。
3年前に「琵琶湖周歩の旅」と称して、琵琶湖を反時計回りに歩いて1周しました。その第1回は、大阪府島本町水無瀬から宇治橋まで淀川-宇治川をさかのぼりました。いつかは、逆に大阪湾まで下りたいと思ってました。ポタリングならあっという間です。
ポタリングに詳細は、「海を見に行く」をご覧ください。
カテゴリー: こんな日も
ガレに魅せられて 信州・北澤美術館
エミール・ガレの代表作「ひとよ茸け」です。
諏訪湖畔にある北澤美術館。照明を落とした最初の展示室で、ゆるやかな光を発してました。
高さ50センチほどのガラスのランプです。光源は電気です。仏・ナンシーのガレの工場に電気が引かれ、この作品が生まれました。
一夜で枯れてしまうというキノコを模しています。それにしても温かい光です。
「GALLE」。そのサインが彫り込まれています。
パンフレットと入場券(1000円)です。いずれも「ひとよ茸け」が使われています。
「ストロボを使わなかったらカメラ撮影もいいですよ」というはなはだ鷹揚な美術館です。わたしも撮影しましたが、周りの光線が映り込んで、プロがカタログ用に撮影したもののようには写せませんでした。当然です。
オーベルジュ ドゥ ラ・メイジュ のレシピ
「茅野市花巻産の真っ赤に熟したトマトをジュレにして」
Amuse に登場した一品です。信州・車山高原で宿泊した「オーベルジュ ドゥ ラ・メイジュ」のディナーが始まりました。
「ええ、この透明なのがトマト?」と半信半疑でスプーンをいれると、確かにトマトのちょっと酸っぱい味がします。レシピをプレゼントしますということで、ありがたくいただきました。
【トマトのジュレの作り方】(6~8人分)
完熟し甘みの増したトマト大を20個用意。皮むきし横半分にカット。ミキサーで十分ミキシングし、ペーパータオルを敷きつめたザルに入れ、冷蔵庫の中で96時間ひたすらエキスが落ちるのを待つ。エキスにゼラチンを少量加えて完成。ポイントは大量のトマトを仕込むこと。トマト自体の重みでエキスが抽出できる。
うーん、気が遠くなる。ギブアップ!!
オーベルジュとは、「宿泊施設付きのレストラン」のことだそうです。
「オーベルジュ ドゥ ラ・メイジュ」は、信州・車山高原にあります。9月10日は、ハイ・シーズンが終わったあとの日曜日でしたが、私たちを含めて4組が宿泊していました。1組は若いカップルでしたが、あとは同世代かちょっと上のようでした。
初秋の上高地
上高地に秋がやってきます。赤く色づいた実に、雨粒が光っています。
ナナカマド? コナシ? どうも違うようです。何の実なのでしょうか。おわかりのかた、お教えください。
ウエストンの碑から河童橋に向けて歩きました。サラシナショウマが群生してました。花の季節はすぎ、紅葉には早い。あまり色彩のない上高地です。
晴れていれば、こんな風景です。
田代橋から見上げる岳沢です。ちょっと雲がきれて、明神岳が鋭い稜線を見せてくれました。
2006/09/12
霧の女神湖
朝の女神湖です。霧の中にいます。立ち枯れが幻想的です。
湖周1.5キロほどの山の中の小さな湖です。クルマに積んできた折りたたみ自転車「DAHON」で一周しようと、朝食前にやってきました。これでは、濡れるだけです。
こちらも本日休業でしょう。商売道具が雨粒で光っています。
2006/09/11
安威川まで走る
けさは、ちょっと寝坊したら、もう暑い。
午後3時を過ぎると、さすがに日射しも弱まったので、DAHONを引きづり出す。まずは、西国街道を西へ走る。
高槻市の「芥川の宿」には一里塚があった。細い路地のような道で、このあたりはクルマでは走ることもない。
安威川の河川敷を気持ちよく走り抜ける。追い風に助けられて、スピードメーターが時速29キロを刻み続ける。
走る人、犬を散歩させる人、水遊びする子ども、釣り糸を垂れる人…それぞれだ。
淀川を戻ってきた。ウィーンと上空にエンジン音が聞こえた。ラジコン飛行機が青空を舞っていた。操縦している一団のテントに行ってみると、立派な機体が整備中だった。
ラジコン・カーは経験あるが、遂に飛行機にはチャレンジすることはなかった。しばし、見とれた。
「安威川を走る」の詳細は、HPをご覧ください。
花の里温泉「祥風苑」でくつろぐ
わが家から一番近い温泉に行きました。クルマで15分ほどです。
「花の里温泉 弐号泉 美人湯 祥風苑」です。高槻市の北部。摂津峡の手前の田んぼの中にあります。摂津峡にある温泉旅館「山水館」の姉妹館です。
「重曹泉の濃度は温泉規格の2.5倍もあり、自噴の泉源は42度もある天然温泉です」と、パンフレットにあります。
土日料金は900円。200円だせば、会員になれますので、たびたびくるのならお得でしょう。わたしは、初めてです。
まだ新しくて気持ちが良いですが、それほど広くはありません。
2階が浴場。3階は露天風呂です。
臭いはあまりしませんが、ちょっとヌルリとする温泉です。自転車で疲れた腰を中心にジャグジーでほぐして、ほっこりとしました。
向こうの山が摂津峡です。
保津峡を下る
保津川は、慶長11年(1606)に角倉了以が、木材・薪炭などの丹波地方の産物を京の都に送るために開いた水路です。
ここを、わたしはDAHONで下りました。JR亀岡まで輪行し、保津川の左岸を走りました。最初の3分の1くらいは、自動車は通行止のオフロードです。
トロッコ保津峡駅前にかかる吊り橋から、川を見下ろしました。
川にそって走っていた旧山陰線の線路は、嵯峨野観光鉄道(トロッコ列車)が走っています。観光客でいっぱいでした。
現在の嵯峨野線は、トンネルと上の鉄橋を通ってまっすぐに走ってます。
保津峡下りの船は、先日の落石事故の影響で運休が続いてます。代わってラフティングのゴムボートが下っていきます。
ポタリングの様子は、HPをごらんください。
地獄からの生還
地獄からの生還です。そんな気分です。
てっきりサーバーのハードディスク(HDD)が、大動脈瘤破裂かくも膜下出血でも起こして、突然、前触れもなくお亡くなりなったと思いました。そう診断せざるをえない状況だったんです。きのう27日の夜は。
この暑い夏を乗り切ることができずに、ついに寿命が尽きたんだと。HDDは熱に弱く、耐久時間がくるとダウンしてしまう、パソコンの中では最も脆弱な部品です。これは「Toshiba」製ですが、だからというわけではありません。
一夜明けたけさも、一縷の望みをいだいて脈をとってみましたが、反応はありませんでした。
最悪の事態を想定してました。データのバックアップをとったのは、5月です。それ以降のデータはすべてなくなった!! 掲示板にブログと、結構面倒なプログラムを一からインストールするのか!!
それがどうしたことでしょう。
帰宅後に、HDDをサーバーから取りはずし、本体のパソコンにつないでみると、動いているんです。あわててデータのバックアップをとりました。これでひと安心です。HDDはいずれ壊れるのは覚悟してますが、データの喪失が致命傷です。それが助かったのですから…。
ほっとして、もう一度HDDをサーバーに戻すと、何事もなかったように起動しました。昨夜来の騒ぎは何だったんでしょうか?
本棚のすき間の定位置で機嫌良く作動しているサーバーです。
CPUの処理能力はものすごく低いですが、小さく、消費電力は少なく、静かなのが取り柄です。24時間、休むことなく働いています。HPや掲示板、ブログなどのすべてのデータやプログラムがつまっています。
ボトルケージは必需品
暑い中を走るのですから、熱中症予防にも水分補給は欠かせません。
わがDAHONのフレームに固定されているのが、冷蔵庫の麦茶と氷を詰めてきたボトルです。
写真は、京都・木津川の流れ橋の上です。
「ボトルケージ」という、ちょっとした器具です。これで、フレームにボトルを固定します。
わたしが買ったのは、IBERAのもので、「ボタンひと押しでサイズ調整」と「ツイスト(首振り)機能」というのが特徴です。
自転車店に行ってみると、このボトルケージだけで10種類近く並んでいるので、どれにするか迷います。
六角レンチで取り付けます。DAHONのフレームには、あらかじめナットの穴がほってあります。
山登り用に持っていた500mlのボトル(モンベル製)をセットしてみました。ぴったりです。最初の写真では、これに保温ケースをかぶせています。