宇治 「たま木亭」のカレーパンと興聖寺

 宇治の興聖寺に墓参りに出かけました。その前に「たま木亭」の前を通り、花屋に寄るのがお決まりのルートです。休日は行列がすごくて最近は敬遠気味でしたが、きょうは店の前の駐車場が空いてました。
 陳列棚の前を前の人に従ってひと巡りしておいしそうなのを買って帰り、昼飯にしました。
 一番人気だと思っているカレーパンです。パンもおいしければ、詰まっているカレーの辛さも程よいです。 

 コーヒーで簡単にいただきました。

 大きなベーコンが詰まっているパンシューもお薦めです。
 いずれも220円。そこいらの町のパン屋さんの価格設定です。
 尖がっているあたりのパリッと焼けてたところがたまらないバケットも。食パンは、「焼きたてで切れない」ということで、1本そのまま買ってしまいました。

 興聖寺の前のオオシマザクラ(大島桜)です。まだほんのりと蕾が膨らんでいるところでした。
 今夜、BSで再放送していた「京都人の密かな愉しみ 逢瀬の桜編」には、冒頭に満開のところがチラッと登場していました。別のシーンでの説明で、このサクラの葉が和菓子の桜餅を包むのに最適なことを知りました。

 墓地の入り口には、シカよけの柵が設けられ、周囲はネットで覆われていました。宇治山のシカが下りてきて、その日のうちに墓に供えられた花をみんな食べてしまっていたのです。おかげできょうは、花があちこちに飾られたお彼岸らしい風景でした。

 これまでのたま木亭
 昨年暮れに興聖寺に行ったときも、同じ組み合わせのパンを食べてました。

 たま木亭
 0774-38-1801
 宇治市五ケ庄平野57-14

芦屋 「たかやマルシェ」の「幸せのスープ」

 「たかやマルシェ」は、芦屋にある人気のパン屋さんのようです。ここの高山英紀シェフが「生かされる食事でなく生きる為の食事を」と作り出したのが、嚥下する力が弱くなっても飲み込めるよう、食材本来の力で自然なとろみをつけた「美味しい」スープです。
 先週夕刻のテレビ番組で紹介されていました。すぐにスマホ検索して、ネットショップで「5パック詰め合わせ 幸せのスープ(100g)」(1750円)をポチリとしました。それが届きました。
 カリフラワー、にんじん、とうもろこし、かぼちゃ煮、里芋と手羽先煮と手書きされた個袋が冷凍保存されています。
 さっそくかぼちゃ煮を温かくして、小さなポットにいれて母の病室に運びました。スプーンで口に運ぶと、「おいしい。おいしい」と、全部飲み干してくれました。

 沸騰した熱湯で5分ほど湯煎しました。

 たかやマルシェ
 0797-38-6750
 芦屋市船戸町5-26 1F

 ホームページを検索してみると、「幸せのスープ」は2月19日に販売を始めたばかりです。現在は、全商品が「売り切れ中」になってます。

京都西院春日神社の若菜節句祭

 京都・西院の辺りをぶらりとしました。京都西院春日神社に参ると、予想を上回る人出でした。この日は「若菜節句祭」で若菜のおかゆがふるまわれていました。大地の恵みに感謝して神様に春の七草を供え、その七草の若菜をおかゆにしていただく事で健康を祈る神事です。
 わたしもいただきました。湯気をあげる温かなおかゆと、西院小芋の煮物、香の物が添えられていました。

 神社の辺りは小芋の特産物で、「西院の小芋」として人気があったそうです。ほくほくとしたおいしい小芋でした。

 佐井通り(春日通り)の四条をあがったところにあります。

 天長十年(西暦833年)淳和天皇が皇位を退き淳和院(西院)に移られたき、勅諚により奈良の春日四座大神を勧請し、守護神としたのが始まりだそうです。病気平癒・厄除け、旅行安全・交通安全の神さまとして参られています。

 正午過ぎには、若菜かゆをいただこうとする人で、長い行列ができていました。

 参拝するにも行列でした。
 最近の若者は、驚くほど礼儀正しく行列を作ります。

 境内に100人分のテーブルが用意されていました。
 わたしがおかゆに箸を動かしたのは、行列に並んでからほぼ1時間後でした。

 京都西院春日神社 
 京都市右京区西院春日町61
 075-312-0474

京都・宇治田原 「魚よし」のにしんそば定食

 京都・宇治田原の猿丸神社に参りました。
 帰り道の国道沿いにあった「魚よし」に車を止めました。洋食、和食、喫茶の看板通りに、フライ物から丼、一品までそろい、2階では法事などの団体利用も可能な万能飲食店です。
 カツ丼やエビフライもおいしそうでしたが、頼んだのは「にしんそば定食」(1134円)です。
 年越しそばは、鴨鍋の続きで簡単に終わりました。そのせいか、にしんそばを食べたくなったからです。京都の冬には欠かせないそばです。
 大きなにしんが横たわり、細めの食べやすいそばでした。

 温かいそば汁と食べるすしは格別です。

 魚よし
 0774-88-2076
 京都府綴喜郡宇治田原町大字立川小字平岡66-1

 猿丸神社は、瘤(こぶ)取り、癌(がん)封じをはじめとする病気平癒や無病息災などに霊験あらたかなパワースポットです。

 古い願い笹をお返しして、新たな笹をいただきました。
 休憩所では、薪が赤々と炎を上げていました。

 狛犬ならぬ狛猿がしめ縄して並んでいます。
 5年前からがん封じのために毎年、お参りしています。

 猿丸神社
 0774-88-3782
 京都府綴喜郡宇治田原町大字禅定寺小字粽谷44

「口福来招」 2018戌

 今年も、おいしいものが腹八分目に食べられる健康な1年となりますように!
 食べ初めは「自分でつくる ローストビーフ」でした。幸先よく、いい色に、いい味に仕上がりました。

 重箱の予定区画に収まりました。

 包丁を入れる緊張する瞬間です。

 120度の低温オーブンで50分ほど焼く低温調理法でつくりました。簡単で失敗がありません。
 作ったのは30日でした。

 お雑煮は京風で、白味噌、丸餅です。柔らかなつきたてのもちでした。

 京都の山利商店の白味噌です。すっきりとした「料亭の味」が再現できました。
 孫娘も、「ミソスープ」をおいしそうに吸ってました。

 息子夫婦と孫娘の5人でお節を囲んだ、穏やかな元日でした。

 

英会話教室の「X’masプレゼン」

 地元・島本町の住民センターで開かれてる「Oak Tree Club 英会話教室」です。今年最後の授業はクリスマス・プレゼンテーションでした。歌あり、ゲームあり、飲み物、お菓子ありで、先生の言葉を聞き取るのに必死のいつもの授業とは違って楽しい時間を過ごしました。
 先生が出したお題は「Chiristmas」です。
 ここに使われている10文字を組み合わせて別の単語を見つけます。みんなの限られた単語力と、先生の豊富な語彙を集めると、出てくるわ、出てくるわ。その数なんと54に達しました。まだあるかもしれません。 

 こちらはパズル。正方形が5段に積まれています。この中に正方形はいくつあるでしょうか?
 答えは41。解き方は上のボードに書かれている通りです。

 わたしが準備したのは「回転しりとり21」。オリジナル(ネットからの借用、お許しください)は日本語ですが、これを英単語でやってみました。これも60-70代の我々には難問でした。英語ネイティブの先生は、制限時間内にスラリ。Winnerとして、真っ赤なブーツに入ったお菓子をプレゼントしました。
 ありがとうございました。来年も、顕著になってきた「物忘れ力」とのバランスを少しでもとる悪あがきとして新たな英単語の記憶に勤める所存であります。

青春18 長野の一夜、ゲストハウス初体験

 ちょうど1年前の8月24日のことです。サンティアゴ巡礼を歩き始める前夜です。フランス西南の町、サンジャン・ピエ・デ・ポーのドミトリー(男女相部屋)に泊まりました。プライベート(私営)のアルベルゲで、小さな部屋に2段ベッドが2台。同室は、台湾とカナダ(?)人の若い女性でした。ちょっとドギマギしたのが、昨日のことのようです。それから30数日間、毎夜のごとくドミトリーで寝泊まりして、すっかり慣れてしまいましたが。
 とはいえ、それはスペインでの話。日本でのゲストハウスは初体験でした。民泊がブームです。これからはこんな一夜を経験しておくのも良いかと。
 WORLDTRECK DINER & GUESTHOUSE-Pise は、楽天トラベルで予約しました。急に思い立っての旅だったので、長野駅前などのビジネスホテルは満室でした。
 1泊2778円。税込みで3000円ぽっきりです。楽天カードのポイントがあったので、支払ったのは1500円です。

 古い民家を改装しています。元は6畳ほどの部屋が、巧みにベニヤ板で仕切られて8ベッドとなってます。一応はカーテンもついて、かなりプライバシーも確保されています。
 スペインの公営アルベルゲのように、だだっ広い部屋にむき出しの2段ベッドがずらりと並んでいるだけといったところからすると、格段の上部屋です。
 エアコンも夜通し動いていたので、暑いことはありませんでした。

 まるで穴倉ですが、布団1つを敷くのがちょうどのスペースです。洗濯したての清潔なシーツが2枚、枕カバーがありました。これも寝袋必携だったスペインとは大違いです。

 きれいなトイレもあります。
 風呂はなく、シャワーですが、熱い湯がたっぷりと出ました。

 階下は各国料理が食べられるバーになってます。宿泊者は10%OFFでした。

 目の前の生ハムを眺めながら、ジントニックをいただきました。
 隣に座った、富士宮から独りでやってきたお嬢さんは、青春18きっぷで4連泊の旅の途中。サンティアゴ巡礼をする多くの女性のバイブルのようなパウロ・コエーリョの「星の巡礼」の愛読者で、「サンティアゴに行ってみたいです!」。巡礼の話なんかで盛り上がりました。

 カウンターの隅には真空管アンプが載っていました。これも世界各国を旅したというオーナーの趣味とか。ところが肝心のオーナーはこの夜は姿を見せてくれませんでした。

 善光寺門前の中央通りに面してます。

 WORLDTRECK DINER&GUESTHOUSE-Pise(ワールドトレック ダイナー アンド ゲストハウス ピセ)  
 長野市東後町2-1
 026-214-5656

盂蘭盆会 宇治・興聖寺

 お盆です。宇治にある曹洞宗・興聖寺で盂蘭盆会の法要が営まれました。
 檀信徒が増えて回り切れなくなったとかで、今年から棚経が中止されました。この日の法要にやって来たのは、亡父の初盆以来です。
 寺に上る琴坂は、手前から車の渋滞。いつもは静かな庫裏が、大にぎわいでした。
  道元禅師が最初に開いた「修行道場」です。

 それにしても青い空が広がります。

 エアコンなんて存在しません。それでも開け放たれた窓からは、わずかに心地よい風も吹き込んできます。

 1時間以上待って、法要を済ませました。

ことしもにぎやか 「島本夏まつり」

 わたしの部屋の窓の下。ちょっとオーバーですが、すぐそこの中学校校庭で、わが町の「島本夏まつり」が開かれています。窓を閉め切ってますが、にぎやかな音は突き抜けてきます。島本音頭をたっぷりと聞かせてもらったあげく、目下は長々とおたのしみ抽選会です。

 ちょっとのぞきに行きました。盆踊りはもうお終いでした。

 金魚すくいがにぎわってます。そういえば、昔は夜店という楽しみがありました。

 出店が規制されているのでしょうか。島本町のメーンストリートである楠通りは車の通行止めですが、露店の出店はありません。常設のタコ焼き屋が、長い行列でした。

水無瀬神宮 夏越の大祓

 雨も上がったので、近くの水無瀬神宮をお参りしました。
 6月30日は、「夏越の大祓」。境内には茅野輪くぐりに訪れた人が、輪をくぐって左、右と8の字を描いて参拝していました。

 境内から湧き出ている名水百選の「離宮の水」を汲みに来る人も絶えません。

 水無瀬神宮
 大阪府三島郡島本町広瀬3丁目10-24