京都・雲ヶ畑 ベニバナヤマシャクの秋の鮮やかさ

 ベニバナヤマシャクヤク(紅花山芍薬)のちょっと毒々しいとも見える鮮やかさに目を奪われました。「雲ケ畑・足谷 人と自然の会」の秋の山野草の月例観察会でした。
 5月末に、ピンポン球ほどの大きさの真っ白い花がいっぱい咲いているのを楽しみました。わずかに口をあけた隙間から赤や黄色のしべがのぞく姿にも恥じらいの風情がありました。
 季節は秋。大年増へと変貌して艶やかさが際立っていました。 

 鮮やかな色彩コントラストです。

 黒いのがホンモノの結実した「稔性(ねんせい)種子」。赤色は種子を運んでくれる鳥の目をひくためのダミー(不稔種子)です。

 本物の種子が残っています。

 同じスポットで撮影した白色のベニバナヤマシャクヤクの可憐な花です。

 雲ヶ畑の秋の花が続きます。

 キクタニギク(菊渓菊)が満開です。
 京都・東山の菊渓に咲いていた(今は絶滅)京都ゆかりの幻のキクです。

 逆光を浴びて光ります。

 アブが蜜を吸うのに夢中です。

 よく似てますがこちらはシマカンギク(島寒菊)だそです。

 葉の付け根に小さな葉の裂片(仮託葉)があるのが見分けの決め手です。

 ヤマシロギク(山白菊)も咲いていました。

 【2026/10/31 09:13】
 阪急ー地下鉄と乗り継ぎ、北大路からジャンボタクシーのもくもく号で雲ヶ畑岩屋橋までやってきました。
 秋のシーズンです。北大路で定員(9人)オーバーとなり、16人もが応援のタクシー4台に分乗となりました。

 雲ケ畑・足谷 人と自然の会のベース、足谷小屋でミーティングです。きょうの参加者は22人でした。いつもの山歩き倶楽部とは違った参加者が多かったです。 

 林道をゆっくりと歩きました。

 花木に詳しいメンバーが、あれこれと教えてくれます。次から次へと出てくる知らない名前に、わたしは消化不良です。

 トモエソウ(巴草)が実をつけていました。

 2つに割ると、白いつぶつぶのような種子が詰まっていました。

 7月の観察会でお目にかかったトモエソウの花です。同じ花の結実を確認することができました。

 京都・雲ヶ畑 足谷のトモエソウとオトギリソウと⋯

 フデリンドウ(筆竜胆)も、同じ場所で早くもロゼット(冬越し中の株)をのぞかせていました。

 清楚な花です。

 京都・雲ヶ畑 足谷のフデリンドウとヤマシャクヤク

 赤い実がぶら下がっています。

 ヤブムラサキ(藪紫)の実です。

 ウラジロノキ(裏白の木)も赤い実をつけています。

 ツチグリ(土栗)がシルバーに光っていました。キノコです。

 シダのアカハナワラビ(赤花蕨)です。京都府では絶滅危惧種です。

 アカハナワラビの胞子葉です。

 キッコウハグマ(亀甲白熊)の葉から花茎が延びます。

 花茎の先に咲いた綿毛のような花です。

 キブネダイオウ(貴船大黄)です。京都府内で確認されたのはここが3カ所目の絶滅危惧種です。

 種子はトゲトゲが衣類への引っ付き虫となって、あたりへと拡散されます。

 オハラメアザミ(大原女薊)です。教えられなくてはわからないし、教えられても覚えきれません。

 この他にもヒトツボクロ、ミヤマウズラ、オトコエシなどなどが、頭の中を素通りしました。。

 足谷小屋から花のあれこれの説明を聞きながら2時間半ほどもかけて終点の九芍亭(きゅうしゃくてい)まで歩いてきました。ここで昼飯となりました。

 奥さまにつくってもらったおにぎりと玉子焼きなんかが空腹を満たしてくれました。

 帰りは、足谷小屋からメンバーの車に宝ヶ池国際会議場まで便乗させてもらいました。ありがとうございます。

「京都・雲ヶ畑 ベニバナヤマシャクの秋の鮮やかさ」への1件のフィードバック

  1. 昨日はご一緒させていただき楽しませていただきました。素敵なblogができましたね。
    朝の打合せ、トモエソウの種、ベニバナヤマシャクヤクの一枚目。それぞれ私の日記を飾らせていただきました。ありがとうございました。(事後承諾よろしくお願いします。)

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