「安曇野ちひろ美術館」は、絵本作家のいわさきちひろの作品などを展示する美術館です。代表作の「『ぶどうを持つ少女」が出迎えてくれます。
そこに配された椅子が素敵です。
いつまでも座っていたい椅子です。
「安曇野ちひろ美術館」は、絵本作家のいわさきちひろの作品などを展示する美術館です。代表作の「『ぶどうを持つ少女」が出迎えてくれます。
そこに配された椅子が素敵です。
いつまでも座っていたい椅子です。
性懲りもなく、またLPレコードを聴くためのフォノEQ(イコライザー)アンプをつくりました。前回と同様にOPアンプを使ってます。
手前が本体のEQアンプ部、向こうは前回アンプと共用の電源です。
レコードはその特性から、RIAAカーブという規定に従って高音のゲインを上げ、低音を下げて録音されています。再生するときはその逆のカーブのフィルターをかけて、元の音を再現します。そのためのアンプがEQです。
そのフィルターにはタイプが2通りあり、前回のはNF型、今回はCR型です。そのため赤色のパーツ(C=コンデンサー)がたくさん並んでいます。
回路は、前回同様にOPメーカーの米・Linear Technology社のLT1115に添付されているデータシートの回路(12P)のデッドコピーです。
パーツは、ネット通販で購入。OPアンプのLT1056だけは、国内では見つからなかったので、米国の業者からネット購入しました。2週間ほどで送られてきた送付元は、中国・武漢でした。
まずは聞きなれたLPで試聴です。
ホロビッツがなかなか素敵に響きます。実は、このピアノの音の再現が、わたしにとって一番の難関なのです。これなら使えそうです。
同じジャケットが2枚並ぶのはご愛嬌です。1枚は若かりしころ。もう1枚は、それを持っているのを忘れて、最近になってまた買ってしまった中古です。
次はグレン・グールド。2枚あるのはホロビッツと同じ理由です。
CDもあるので聴き比べました。いい線行ってます。でも聞き比べていると、響きが少し違っているのが気になってきました。CDはスタンウェーを弾いているようなパーンとクリアーな音。LPはベーゼンドルファーですね。わたしはベーゼンの音の方が好きなんですが、どうなんでしょうか。
出力に入っているカップリング・コンデンサーに影響されているようです。コンデンサーの選択の余地は残されています。
Camping Gaz(キャンピングガス)のシングルバーナーを愛用してきました。ところが、燃料のガス缶 CV-250は製造中止となって久しく、すでに入手できません。手持ちのいくつかのガス缶のうち、最も重いのを使ってきましたが、それも火力が弱くなり、シューッという景気のいい音はでなくなりました。いよいうよご臨終かとあきらめかけてました。
元々はフランスのメーカー、Camping Gazの製品です。青色の缶がカッコいいです。わたしが買った20年ほど前は、すでにコールマンというツーバーナーで有名なメーカーのライセンス生産となってましたが、デザインは同じでした。
そのガス缶を復活させる方法が見つかりました。
家庭用のカセット・ガスコンロのガスボンベ(CB缶)は、同じ液化ブタンです。これを詰めればいいわけです。
ヤフオクに、CB缶とCV-250をつなぐアダプターが売り出されてました。500円だったので即決しました。
簡易郵便(送料62円)で送られてきたアダプターです。
充填前に、空のCV-250の重量を図ります。147グラムでした。新品のガス内容量は230グラムと表記されています。合計380グラムあたりまで充填できる計算です。
充填には、2つの缶の圧力差が必要です。このため、CB缶は40数度の熱湯で温めて圧力を高め、CV-250は氷水で冷やしました。これでジュルジュルと音をたてながら充填は進みました。
充填後のCV-250は、346グラムになってます。これだけ入れば十分でしょう。
バーナーをセットしてライターで点火すると、シューッと勢いよく炎が広がりました。
水はすぐに沸騰しました。
ポットの中にCV-250とバーナー部品がすっぽりと収まります。
これで、ポンポン山の上でも気兼ねなくカップラーメンがいただけます。
2017/01 追記
2個目の古いガスボンベに充填して使ったところ、途中で接合コック部が完全に閉まらなくなり、ジュルジュルとガスが液体で噴き出しました。安全性に問題があります。わたしはその時点で使用を中止しました。
このページへのアクセスが多いですが、同じことを試されるかたは、くれぐれも安全にご配慮の上、自己責任でお願いします。
部屋の模様替えで、古いお札なんかが出てきました。自宅近くの水無瀬神宮に納めに行きました。
境内には、名水百選の「離宮の水」が湧き出してます。
1リットルのポリタンクを持参して、ちょっといただいてきました。冷たくて、おいしい水です。いくら汲んでも無料です。
業務用にでも使うのか、大きなタンクに10リットル、20リットルと持ち帰る人もいて、行列になることもあります。
水無瀬神宮は、後鳥羽上皇の離宮、水無瀬殿の跡に建立された、上皇を祀る神社です。
大阪府三島郡島本町広瀬3-10-24
高槻市内の老人施設にいる母親の部屋で、離宮の水でコーヒーをいれました。
ネッスルのネスプレッソです。インスタントとは思えないいい味です。でも、飲み比べていないので、水道水との違いは、あまりわかりませんでした。
この連休は、あまり外出せず、知人とワンコがやってきたくらいです。部屋の模様替えに終始しました。
古いキャンディーの缶を開けると、懐かしいQSLカードが出てきました。アマチュア無線局(ハム)が、交信した相手と交わす名刺みたいなものです。
「JA3YBQ」は、わたしが高校生時代に楽しんだ京都府立洛北高校のアマチュア無線クラブのコールサインです。カードの宛先になっている「JA3UWS」は、わたし個人のコールサインです。そんなのに夢中になったころの「遺物」です。
SWLといって、アマチュア無線の交信を傍受する楽しみもありました。
カードの上はソ連(当時)の、下は米国のアマチュア無線家から送られてきたものです。電波は国境なんて関係なく飛び交っていて、「アフリカの局が聞こえた」と感激したりしたものです。
いつ以来か思い出せません。大好きだったすぐ近くの音楽喫茶「みゅーず」は姿を消して久しいですが、「築地」は健在です。
「コーヒー」と頼むと、出てくるのはホイップクリームがのったウインナー・コーヒーです。学生時代に初めて口にして以来の味です。
2階は、壁で仕切られています。
なにせ創業は昭和9年という、昭和モダンな店です。永年の紫煙がまとわりついたような、くすんだ内装です。
ビロード張りのかわいらしい椅子とテーブルです。文字通りかわいい、いや小さいです。小学校の教室の椅子のようです。昭和の日本人の体格は、これにあっていたということでしょうか。
1階は、大人数でもOKです。高校時代の仲間と、クラス会の流れでやってきたような記憶がよみがえりました。
レコードケースです。シンフォニー1曲が本のような装丁です。ひょっとしたら昔、流していたという78回転のSPかもしれません。
今もクラシックが流れてますが、さすがにCDのようでした。
喫茶店といえば、テーブルには灰皿とマッチというのが定番でした。
築地
京都市中京区河原町通四条上ル一筋目東入ル
075-221-1053
西宮北口の兵庫県立芸術文化会館で「佐渡裕とスーパーキッズオーケストラ2015」を聴きました。スーパーキッズも初めてなら、テレビではおなじみの佐渡さんも、「生」で聞くのは初めてです。
佐渡さん、やはりデカい。でも随分とスラーッとなられたようで、颯爽としています。その大きな体が動き始めると、すごい音が飛び出してきました。小学生から高校生までの奏者で構成された弦楽ジュニアオーケストラです。全国からセレクトされたスーパー才能のキッズが、佐渡さんのタクトを見つめて一心に弦を奏でます。その迫力に圧倒されました。
アンコールの後、今年で引退する高3のビオラ奏者とハグする佐渡さんです。コンサートマスターの高3バイオリン奏者は、唐突に浴衣姿で登場して「サド・ユカタです。これやってみたかったんです」。涙あり、笑いありでした。
最年少の小学4年も必死さがかわいかった。音楽を志す若者の熱気がひしひしと伝わるいい演奏会でした。
鮮やかなカラーに惹かれたピンクスカッシュウです。冷たさが、火照った体に心地よいです。
コンサート開演前には、ロビーコンサートが開かれます。早くも熱気ムンムンです。
兵庫県立芸術文化センターでコンサートを聴きました。その流れで知人の同級生がやっているということで連れて行ってくれたおでん&ピアノバーという「ピアノ・バー トップウイン」です。店先の看板は「おでんでん」です。
夏におでんですが、とりあえずの盛り合わせです。厚揚げ、大根、玉子、玉コンニャク、エノキ、糸コンニャク。薄口文化の関西人からすると、異様に黒いです。
お味は意外と薄口。でも、昆布とカツオというよりは、すじ肉なんかのエキスが浸み込んでいるようです。
ロールキャベツと子持ちコンニャクです。キャベツはトロトロになるほど、じっくりと煮込んであります。
出汁巻きです。「エッ、出し巻きのままじゃなくて、おでんですか?」と聞いてしまいました。おでんです。煮込んであります。味付けは関東風なのか、砂糖が入ったように甘いです。
知人、といっても奥さんのお友達と奥さんが頼んだベルギービールです。ヒューガルテンは小麦で作ったホワイトビールです。味見しましたが、さっぱりとした口当たりです。
わたしはグラスワインの白を。
最初にオーダーした野菜炒めが、「忘れてませんよ」と出てきました。中華でも、エスニックでもない、初めての味付けです。
ゴーヤやナスなどの野菜をオイルで炒めて、味付けはなんとポン酢。さらにエキストラバージンオイルをかけているマスターのオリジナルレシピだそうです。
初めての味です。旨いものが、続きます。
マスターは、独りであれやこれやの料理をつくります。
目の前に並んでいた本の著者が、マスターその人です。知人の大学時代の同級生です。
やっと手が空いたマスターが、タオルを首にかけたままスタィンウェーの前に座りました。弾き始めたのはショパンです。京都市立芸大ピアノ科卒のれっきとしたピアニストでした。
仕上げはペペロンチーノです。
ニンニクがドーンと入ってます。タカノツメも満載です。おいしくないはずがありません。
店は2階ですが、1階の「桜咲くころ」も同じ経営で、冷えたビールなど融通しあってました。
ピアノ・バー トップウイン (Piano bar TOPWIN)
0798-63-7826
西宮市甲風園1-7-10 2F
「世界のトヨタを体感! トヨタ工場見学・トヨタ会館と刈谷ハイウエイオアシス」という日帰りバスツアーに行きました。
愛知・豊田市にあるトヨタ元町工場の見学がメーンでした。工場への有名なかんばん方式による部品搬入から、溶接、組み立て、検査とすべての行程を見学しました。溶接ロボットが動き、人が組み立てる。複雑、多岐にわたる無数ともいえる工程が、見事システマティックに制御されている様に関心しました。すごい工場です。残念ながら撮影禁止です。
トヨタ会館には、製品のクルマがズラリと展示されています。
かつて、欲しいなと思ったこともある「86」です。真っ赤がカッコいいです。運転席に乗り込んでみましたが、こりゃダメです。こんな姿勢でマニュアル車を運転する体力はもうありません。
レクサスの最高級車として生産された「LFA」です。3000万円台だったはず。縁がありません。
水素自動車「MIRAI」です。こんなエンジンが普及するまで、自分でハンドルを切っているでしょうか。
というわけで、どうもトヨタ車には縁がありません。
わたしの車遍歴は、日産-いすゞ―いすゞ-スバル-シトロエン-シトロエンです。
工場内は、やはり暑く、いただいたウチワで扇いでました。土産のボールペンには、工場内のあちこちに掲示されていた「よい品よい考」がプリントされています。
サンケイトラベルのバスツアーでした。バスには、大きな目ん玉マークとひなちゃんがペイントされています。
そういえば、このツアーに行こうと言い出した奥さまは、息子が働く自動車会社には興味があっても、ダンナが働く新聞社の輪転機にはとんと関心がないようです。