比叡山 花摘、天梯、裳立と美しい名の3峰を巡る

 比叡山の坂本側(東側)の山腹に、どれも美しい名の3つの峰があります。花摘ノ峰、天梯(てんだい)ノ峰、裳立山です。
 びわ湖畔のJR比叡山坂本から延暦寺へのケーブルができるまではメーンルートだった本坂を登りました。何度も登っている比叡山ですが、京都人にとっては初めて登り道でした。
 下りは裳立山を通りました。頂上には「土佐日記」の紀貫之の墓があります。「木工頭紀貫之朝臣之墳」と刻まれた墓石と、小さな石仏が京の都を向いていました。

 花摘の峰です。
 比叡山延暦寺を開いた伝教大師(最澄)の母が、ここで花と摘んで大師が山から降りてくるのを待ったことから、その名がついています。

 比叡山には三大魔所があります。そのひとつが天梯権現祠(ほこら)です。その祠があるのが天梯ノ峰です。

 昼飯は、ケーブル延暦寺駅の前にあるベンチでいただきました。温かいスープがおいしかったです。

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Clarus Voce 1st コンサート ~準備編その2

 女声アンサンブル クラルス・ヴォ―チェの初めてのコンサートが、今週末の30日と迫ってきました。芦屋のカトリック芦屋教会の聖堂で行われます。奥さまも歌っているメンバーの練習も仕上げ段階です。
 わたしは録画、録音担当しますが、準備も手伝いました。
 フライヤー、チケットに続いて、プログラムもでき上がりました。オルガンの写真などは昨年、ウィーンのペーター教会で撮影したものです。カトリック芦屋教会のバラ窓などもあしらっています。

 フライヤーやプログラムは、ネットで印刷業者に発注しました。
 プログラムにはさみ込む歌詞の対訳は、エクセルで作りました。A4判の二つ折り両面です。4ページにうまく配置するのに苦労しました。
 高槻市内のコピー屋に行って、両面コピーしました。 

 会場に置く募金箱やスタッフが胸からぶら下げるカードなども作りました。

 コピー屋の立派なコピー機です。両面コピーもあっという間でした。

 横には自動折り機もありました。200部の用紙をほんの5分ほどできれいに2つに折ってくれました。使用は10分まで100円でした。

 高槻市内のコピー屋です。便利に使えそうです。

 Clarus Voce 1st コンサート ~準備編は、リハーサル風景です。

自分でつくる 水菜と揚げ、しらすの和風パスタ

 フィットネスクラブで汗を流してきて、昼飯は飽きもせずにパスタです。
 冷蔵庫に1把だけ残っていた水菜と冷凍されていたしらす干し、それに揚げをピックアップ。いつものアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノの最後に、だし醤油を振り回しまいた。それだけです。
 ちょっと薄味でした。だしにもうひと工夫あってもよいところです。七味か何かを振りかけたらよいのかなと考えているうちに、そのまま全部平らげてしまいました。

 揚げにはだしがついてません。甘辛く味付けしてもよかったかもしれません。

 水菜をザクザクと切ったのと、ニンニクを刻んだだけです。

京都・銀閣寺 大銀のかつとじ定食

 京都の東北を流れる白川を、源流の山中から歩きました。予定が狂ってスタートが遅くなり、銀閣寺辺りで昼飯となりました。
 「大銀」の看板が見えました。観光地にありながら、大衆食堂の風情を残す(価格も)店です。
 「かつとじ定食」(1180円)です。思いのほか、パリッと揚がったカツがうまいです。常連さんにも見放されない安定のお味です。

 中ビンですが、水分補給にはこれで十分でした。

 銀閣寺の門前です。外人観光客が絶えません。メニューも英語交りです。

 店に入ると、ドーンと陳列ケースです。一品が並んでいます。

 丼、麺類、定食とこれぞ大衆食堂そのものです。
 かつて、この食堂の1日を追ったテレビ番組を見たことがありす。

 大銀
 075-771-0692
 京都市左京区浄土寺東田町60

京都を歩く 白川の源流から鴨川まで

 白川を京都・滋賀の府県境である山中(やまなか)の源流(起点)から、四条上流の鴨川への合流点まで歩きました。10キロ近くでした。
 起点はここです。まるで廃墟です。京都から大津に抜ける道のひとつ、志賀越(山中越)の国境です。旧道はすっかり荒れ果てています。
 左の2つ重ねたような岩肌は「重ね石」です。小さな仏像が4体、彫られています。往来した旅人の道中安全を祈ったものだと考えられています。
 15年ほど前にも訪れています。その時と同じようでもあり、見事に荒れ果てたようにも見受けました。 

 白川に沿って北白川仕伏町まで下ってきました。北白川天神宮に架かる萬世橋は明治27(1894)年、北白川の石工の卓越した技術を集結して造らた眼鏡橋(アーチ式)です。擬宝珠が菊の花です。

 知恩院のちょっと上流の映える一本橋は、サスペンスのロケ地としてよく登場します。

 鴨川に流れ込みます。向こうは四条大橋です。
 鴨川支流の一級河川・白川は、山中からここまで9.3km流れてきました。

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孫娘と遊ぶ 「サンタクロース・ゲーム」を手づくりする

 孫娘と遊ぶゲームを手づくりしました。シーズンらしくサンタクロースをキャラクターにしました。
 ネットで見つけたドイツ製ボードゲーム「果樹園」のパクリです。オリジナルはプレーヤーが協力して、カラスに食べられる前に果物を全部収穫できるかを競います。
 百均で材料を漁りました。クリスマス・コーナーの充実ぶりに見とれているうちに、違ったテーマが浮かびました。カラスが果物を食べるというストーリーから、サンタがプレゼントを配るにという逆転の発想でした。プレーヤーがサンタのもっているプレゼントを全部もらえれば勝ちです。

 主役のプレゼントをもったサンタクロースです。たった100円なのに、よくできています。

 サイコロは、無地のダイスを売ってました。ちょっと小さかったですが、これにサンタやプレゼントをあしらった画像を縮小してプリント、シールにして張りました。

 プレゼントは、切れ目がついている名刺用紙があったのでそれにプリントしました。イラストは、ネット上から拾ってきました。

 マスキングテープをボードの縁に張って、華やかさを演出しました。計画変更でセロファン紙などは使いませんでした。結局の新たな出費は4点、440円でした。

 転がっていたプラケースにサンタやカード類を収納しました。
 下の孫娘は、まだ2歳半です。どんな反応を示すのか楽しみです。

なにわを歩く 中之島に架かる二十橋を渡る

 なにわの町を歩きました。
 大阪八低山は制覇しましたが、浪華八百八橋のうちのいくつくらいを渡ったことがあるのでしょうか。中之島の地図を眺めていると、20数橋が架かっています。端から橋を巡りました。
 スタートは、ライオン像が橋の四方に構える天神橋です。こちらは阿形 (あぎょう) の形で口を開けて吠えています。浪華三大橋のひとつです。 

 土佐堀川に架かる淀屋橋です。関一・大阪市長による御堂筋拡幅工事の一環として1935年に完成したアーチ橋です。コンクリート橋としては珍しく国の重要文化財に指定されています。

 堂島大橋は、優美な大型のアーチで路面を吊り上げる下路アーチ橋でという国内唯一の形式の橋です。

 中之島を一周して最後の橋は鉾流橋でした。向こうにレンガ造りの中央公会堂が臨めました。

 青線が歩いたルートです、

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自分でつくる カキのペペロンチーノ

 鍋で残ったカキを、オイル漬けにしていました。アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノのオイルでソテーして取り出しておきました。残っていたキノコと菊菜も追加して、茹で上がったパスタと和えました。最後にカキを戻しました。
 カキがうまいです。一品、付け加えるだけで、アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノが大変身です。 

 これからカキがおいしいシーズンです。

 赤ワインのソーダ割が定番になりました。

 カキを浸していたオリーブオイルは、フライパンに戻して使いました。

京都・桂坂 モミジバフウの並木道 2024~東海自然歩道を松尾大社まで

 京都。西京区の桂坂に続くモミジバフウの並木道です。今季はちょっと遅れましたが、真っ赤に色づきいていました。
 きょうも秋空が青い、よい天気でした。阪急・洛西口からバスに乗ってやってきました。カメラを抱えたご同族がたくさんおられました。
 桂坂には3社のバスが乗り入れています。赤、黄、緑と車体カラーが異なります。すべてをレンズに収めようと粘りましたが、この春のダイア変更で、運行本数が減ったそうです。なかなかお目当てのバスはやってきませんでした。

 赤に黄色。このコントラストがやはり映えます。一番人気です。

 遠目にも目立ちます。

 日本では珍しいロータリーです。緑が黄色を追っているようです。

 赤と赤です。

 モミジバフウは漢字では「紅葉葉楓」と書きます。もみじ・は・ふうーなんですね。フウ(楓)科フウ属の落葉高木です。

 真っ赤に染まりそうです。

 トゲトゲがいっぱいの実が残っています。

 テレビクルーまでやって来ました。「街かどトレジャー」(読売テレビ ten)の録画で、ますだおかだ増田さんがマイクを差し出してました。今夜放映かなとチャンネルを合わせましたが、違いました。

 東海自然歩道が桂坂を貫いています。苔寺方面までの道は未踏でした。歩いてみることにしました。

 住宅街の中を、整備された道が続きます。

 静かな竹藪に入りました。

 唐櫃越から沓掛山に続く尾根道に通じる分岐がありました。
 尾根道で東海自然歩道への矢印を見たことがあります。ここにつながていたのでしょう。

 お地蔵さんが並んでいます。

 山口家住宅(苔香居)の茅葺の長屋門です。この辺りの領主として、代々庄屋をつとめました。

 しばらく歩くと浄住寺でした。静かなたたずまいでした。

 紅葉にはちょっと早いようです。そのころに再訪したです。

 阪急・松尾から唐櫃越えに通じる見覚えがある道までやってきました。

 地蔵院はでは外国人観光客とすれ違いました。こちらは入山料が必要なので、またの機会とさせていただきました。

 向こうが観光名所の苔寺です。こちらは予約なしでは入れません。

 鈴虫寺も門前を横目で通り過ぎました。

 松尾大社に到着でゴールとしました。嵐山は観光客ばかりだったでしょう。
 
 モミジバフウの他は、あまり秋の気配が感じられませんでした。まだまだ暖かい日和のお散歩となりました。

自分でつくる いわしレモン缶のパスタ

 「いわし煮(レモン味)」と書かれた福井・小浜産の缶詰がありました。オイルサーディンみたいなもんだろうと想像して、パスタにしました。
 缶を開けてみると、蒲焼きのようなちょっと甘い醤油味でした。それもありかなと、キャベツ入りぺペロンチーノの最後に放り込みました。
 おお、うまいです。予想以上の味に仕上がりました。
 左の液体は、赤ワインの炭酸割です。

 やはりニッポン人です。醤油味には納得です。

 お盆に舞鶴へ墓参りに行ったとき、高浜のショップで買っていました。