公営アルベルゲに泊まる

【 paso a paso 3 2023/05/24 】
 巡礼第7日 公営アルベルゲに泊まる

 ルビアエスからヴァレンサまで20kmほど。ポルトガル最後の区間を歩きました。
 この日は、公営のアルベルゲに泊まりました。たった8ユーロでベッドとシャワーなどが使えました。男女同室のドミトリーでプライバシーはありませんが、1夜の眠りにつくだけなら十分です。

 ルビアエスのプライベート(民営)のアルベルゲを出発しました。

 早朝の空気が心地よいです。

 朝日が昇りました。

 石橋を渡ります。

 向こうに開いているカフェがありました。

 カフェ・コン・レチェ(ミルク入りコーヒー)には砂糖をたっぷり入れます。パンにはハムとチーズがはさまっています。

 おしゃれな皿だなとひっくり返すと、ポルトガル製のIKEAでした。

 川沿いの道を進みます。手前は水路になってます。

 フランス人の道ほどではありませんが、結構な数の巡礼者が歩いています。

 チャペルはあちこちにあります。

 平日は、ほとんどが閉まっているのが残念です。

 幹線道を渡る高架木道です。

 眺望が開けました。右奥はきょうの目的地、ヴァレンサでしょう。

 ジャガイモのような丸い石が積まれていました。

 わたしもひとつ。

 道案内はしっかりとしていて、迷うことはあまりありません。

 看板に「MOVIES」とあります。こんなとこに映画館でしょうか。

 ちょっとひと休み。
 こちらでは、飲料水の自動販売機はほとんど見かけません。コンビニなんてありません。カフェで休むことになります。

 黄色い矢印は、あちこちにあります。

 アルベルゲの前のにぎやかな看板です。世界各地の方角と距離が書かれています。一番遠いのは広島の10630kmでした。

 ヴァレンサの町に到着して、公営アルベルゲを探しました。

 ガイドブックの記載です。
 Albは施設の種別でアルベルゲ。施設名に続いてMunはmunicipal(公営)です。アルベルゲには公営、民営、数は少ないですがDonativo(寄付)の3種類があります。[85÷4]は、4室に総ベッド数が85。料金。電話や所在地です。
 Booking.comなどのネット予約サイトや、このガイドブックを参考に宿泊場所を決めていました。

 まだ11時半でした。チェックインは午後1時からです。

 ドアの前に順番にザックを並べて、オープンを待ちました。近くのスーパーから食料を買ってきた、ベンチで昼飯という人もいました。

 定時になると開いた受付です。

 料金は8ユーロに値上げされていました。

 ヴァレンサや次のトュイからだとサンティアゴ・デ・コンポステーラまで100kmを超えます。コンポステーラ(巡礼証明書)がいただけるので、ここから歩き始める人も多い。

 ゆったりとしたパブリックスペースです。キッチンや洗濯場もきれいでした。
 さっそくシャワーを浴びて、着ていたシャツなどを洗濯。庭に干しました。

 近くのレストランで昼飯です。

 コーンスープだったでしょうか。

 午後2時40分ですが、こちらの人は今ごろが昼飯タイムです。

 アジかなにかの白身魚のソテーです。

 ジャガイモがおいしいです。

 コーヒーもいただきました。

 右下の店の巡礼定食でした。

 アルベルゲに戻りました。午後の寝室の風景です。
 ズラリと並んだ2段ベッドにマットレスだけです。自分の寝袋を広げて眠ります。お隣さんとは筒抜けで、イビキの大合唱となった夜はたまりません。ま、わたしもその合唱には参加しているはずです。

 にわか雨です。あわてて庭に干していた洗濯物を取り込みました。
 こちらは乾燥しています。洗濯物は午後の日差しを浴びて、夕方には乾いてしまいます。

 ヴァレンサは城郭の町です。散歩に出かけました。

 ポルトガル最後の町、ヴァレンサを散歩するに書いてます。

 夕食は、スーパー・メルカドで買ってきたクロケットだけでした。やせるはずです。

 YAMAPを停止させるのを忘れていて、経過時間がおかしくなっています。