奈良・橿原の近鉄・大和八木近くにある橿原文化会館で「反田恭平&ジャパン・ナショナル・オーケストラ コンサートツアー2025」を聴きました。
終演後、反田くんのサインをもらって奥さまは満足の様子です。プログラムの左下は印刷ですが、右上はインクも乾かないほどの直筆です。
サイン会は反田くん登場とあって大混雑。長い行列ができました。それにしても終演後に、ホッとする間もなくにこやかな笑顔を絶やさずにペンを振るうのもご苦労なことです。
モーツァルトがずらりと並んだプログラムです。
圧巻はピアノ協奏曲26番「戴冠式」。反田くんの弾き振りも慣れてきたようで、さすがに堂々としたピアノでした。
アンコールの弦楽ディヴェルトメントは、ジャズのインプロビゼーションさながらにヴァイオリンやヴィオラのソロが奔放に歌いました。クラシックでは珍しく曲の途中なのに拍手がわき上がりました。ティンパニは派手な連打の果てにバチを投げ出してしまうほどの熱演でした。すぐ横に座ってくつろいでいた反田くんも、びっくりの表情でした。
締めくくりの「トロルドハウゲンの婚礼の日」は何度も聴いてます。ピアノやピアニッシモがこれまでになく美しく響きました。
席は6列目でした。ちょっと前過ぎて、オケも直接音が勝りました。メンバーの顔もよく見えないのが残念。真正面にホルンの鈴木優ちゃんがいたのに、譜面台で遮られてお顔を拝見できませんでした。
JRー近鉄と乗り継いで1時間半。ちょっと遠かったです。