京都・新京極 京極スタンドのきずし

 祇園祭後祭の山鉾巡行を、汗だくになって見物しました。干上がった体に水分補給のため、混雑する河原町は避けて木屋町経由で新京極の「京極スタンド」に直行しました。
 ほどよく酢が効いたきずし(しめ鯖)でほっとしました。ピリ辛きゅうりもあてにしてますが、デジカメの絞り設定がズレていて、うまく写っていませんでした。そんなことには気がいってなかったようです。

 ここの中ジョッキは、昔風でそこその容量があります。最近の「生中」って、どんどんグラスが小さくなっているような⋯。

 着いたのは開店10分前でした。2番目に並んで待ちました。

 順番に招き入れられたときには、まだガラガラでした。

 スタンド(文字は右から)の独特の伝票です。

 出るときはご覧の通り「大入」です。

 店の前にも「満席」と表示されていました。
 ちょうど10年前にも後祭の後にやってきてます。
 これまでの京極スタンド

 京極スタンド
 075-221-4156
 京都市中京区新京極通四条上ル中之町546

祇園祭後祭 山鉾巡行と辻回し

 京都の祇園祭は、後祭の山鉾巡行でした。
 最高気温が38度を記録した焼け付くような日でした。それでも疫病といっしょに暑さも吹き飛ばすほどのエネルギーにあふれていました。
 河原町御池の交差点で群衆に混じってわたしも頭の上に構えたデジカメのシャッターを押し、動画を記録しました。

 北観音山が豪快に90度ターンします。辻回しと呼ばれます。

 掛け声がかかります。

 鷹山がターンに備えて車輪の下に青竹を並べ、水をまいています。

 何回かに分けてターンします。

 「音頭取り」が扇子を使って掛け声で曳き手たちを誘導します。

 後祭は御池寺町の角でくじ改めが行われます。抽選できめられた巡行順を示して通過します。

 南観音山です。鉾とよく似てますが、屋根の上に松などが挙げられているので山です。

 北観音山です。

 厳かに進みます。

 担ぎ上げられた鈴鹿山は、2回転して拍手を浴びていました。

 屋根の上に乗っているのは大工方で、路地では命綱に身を預けて電線、電柱、看板などの障害物を避けます。

 大船鉾は幕末の争乱で消失。150年目にあたる平成26年に復活しました。

 「ヨーイトセー」の掛け声にあわせて豪快なターンです。

 幟(のぼり)をはためかせて進みました。