【2010/09/22】
旅の最後の夜は、Heurige/ホイリゲで乾杯でした。ホイリゲは「今年」という意味で、今年できた新しいワインを指すとともに、ホイリゲをのませる酒場という意味もあります。
みんなで繰り出したのは、ウィーン北方のHeiligenstadt/ハイリゲンシュタットにある「Mayer am Pfarrplatz/マイヤー」です。
なにはともあれ「乾杯!」。
グラスが並びます。デキャンターが空になります。
白ワイン、にごりワイン、それにとっておきのぶどうジュースも。
料理は、わたしたちのために取り放題。
ちょっと小型ながらウインナーシュニッツエル、大きなスペアリブのから揚げ、野菜の天ぷら風、その他いろいろ。
楽しい時間はすぐに過ぎます。
だいぶ冷えてきましたが、庭で食事している客もいます。
ベートーベンが1917年に滞在して、交響曲「第9番合唱付き」を作曲したといわれる家が、そのままホイリゲになっています。
この日、本隊とは別行動で店の前で待ち合わせていたわたしは、「バスが渋滞に巻き込まれている」という連絡を受けて、すぐ近くのBeethovengang/ベートーベンの散歩道を歩きました。若いベートーベンの像があります。
ベートーベンが交響曲「第6番田園」の曲想をえたという小川が流れています。
[map lat=”48.25504124483229″ lng=”16.358739137649536″ width=”384px” height=”280px” zoom=”11″ type=”G_NORMAL_MAP”]オーストリア[/map]