クリスマスの朝。パソコン開くと、待ちわびていたメールが届いていました。第2級アマチュア無線局の免許状が交付された通知でした。
近畿総合通信局のお役人のイキなタイミングへのはからいでもないでしょうが、わたしには最高のプレゼントでした。
2アマの従事者免許証と無線局免許状がそろい、念願の14Mhz帯デビューを果たすことができました。この夏に独学で受験勉強を初めて以来のプロジェクトが完結しました。
ベランダに取り付けているアンテナを、購入済の14MHz帯用と交換しました。
雨が降る中、アンテナと送信機との間を何度も往復して調整しました。
マンション4階のベランダがある南側の部屋に置いているトランシーバー(送受信機)、八重洲無線のFT891Mと、古いノートパソコンです。
これでFT8やFT4という形式のパソコンを使った交信をします。
実際の操作は、北側のわたしの部屋のパソコンとリモート接続して行っています。
ディスプレー2台の大きな画面です。
早速、ハワイのAH6AH局と交信すること成功しました。JA3UWSはわたしのコールサインです。
赤字の部分が、その時の交信ログです。
相手局のCQ呼び出しに対してわたしが受信した信号の強さで応答。相手局も信号強度を知らせてきて、「さようなら」を意味する73を送り合って交信成立です。それを実際に話すわけではなく、パソコン内のプログラムで行います。
お互いの名刺交換みたいにQSLカードを交換します。それもネットで行います。相手局のカードはまだ送られてきていませんが、サンプルはネット公開されています。一足先にダウンロードしました。
わたしが相手局に送ったQSLカードの控えです。
こんなQSLカード交換作業も、パソコンが自動で行ってくれます。
その後、地球の裏側の南米・チリの局とも交信しました。その交信を画像でも確認することが出来ます。
冬の今どきは、あまり電波状況がよくありません。それでも午後の数時間で台湾、フィリピン、中国、オーストリア、ロシアなど10局ほど交信しました。







