【8月22日=ミラノ】
旅のスタートは、ミラノでの「最後の晩餐」の鑑賞でした。レオナルド・ダ・ヴィンチの名画です。
その壁画はBasilica di Santa Maria delle Grazie/サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会付属のドメニコ派修道院の食堂にあります。近年の改修で、フレスコ画は制作当時に近く蘇ったそうです。
建物の妻側の壁面上部に描かれています。想像以上に大きな、そして立派な絵でした。遠近法が用いられいて奥行きのあります。
「あなたがたのうちのひとりが、わたしを裏切ろうとしている」と話すキリストと、それを聞く金貨を握ったユダや弟子たちの表情のリアルさにびっくりしました。
バッハの「ヨハネ受難曲」にも「過越しの祭り」が登場しますが、こういう場面のことだったのかと理解しました。
右の立派な建物が教会、左の小さな建物の内部に壁画はあります。
入館は完全予約制で、15分間に25人と決まってます。控え室で待ちます。
音声ガイドを借りました。もちろん日本語です。入館していた15分間、ずーっと説明があり、それはそれでよく理解できましたが、ちょっとうるさい感じも。後半は、何も聞かずにじーっと見とれました。
内部は撮影禁止です。これは購入した絵はがきのコピーです。
入館料は6.5ユーロですが、Enotazione/手数料(?)が1.5ユーロついてます。
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