製紙用紙管です。新聞用紙が、これに巻き付けられています。会社では、使用済みの紙管はリサイクル業者に引き取らせています。これを見ていて、はたと思い当りました。さっそく2本、もらってきました。
オーディオ用のスピーカーボックスにしようというのです。
D巻きという、一番幅が狭い新聞用紙の紙管です。新聞は、2ページ見開きの幅が813mmあります。C巻きはその1.5倍。A巻きは2倍です。これらの幅の違う用紙を組み合わせて、いろんなページ数の新聞に対応しています。
プリントされている「桜紙管」は、ネットで調べてみると桜紙管工業という製造メーカーでした。用紙メーカーは大阪製紙です。
両端には、金属のリングがはめ込まれています。輪転機の給紙装置に装着するためです。
重さは1本で3.1キロもありました。ずしりと重たいです。
一方の金属リングは、スピーカーの磁石と干渉するので、カットしました。
紙管の肉厚は15mm近くあります。高速で回転する輪転機に安定して用紙を供給するためには、これくらいの強度が必要なのでしょう。
重たくて丈夫ということは、これから製作するスピーカーには好都合なはずです。
製作は、GW連休中に始めました。そろそろ記録に残しておかないと、忘れそうです。
うまく完成にまでこぎつけられるでしょうか。どんな音を出してくれるでしょうか。楽しみは膨らみます。