大阪・心斎橋筋を歩きました。若者向けの衣料品店やら飲食店やらばかりで、オジサンには縁がないと人混みをかき分けていると、目にはいりました。
「イングリット・フジ子・ヘミング”音のないコンサート”」
「ART SPACE 心斎橋」(大阪市中央区心斎橋筋2-6-3)は、いわゆる画廊です。1階では、ヒロ・ヤマガタの展示をしていました。その2階に、フジ子の絵はありました。といってオリジナルではなく、シルクスクリーンなどの版画に複製したものが、即売されいてます。
フジ子に、そんな画才があるとは知りませんでした。
経歴を見ると、「7歳の頃から日本画家の伯母大月吉野に絵を学ぶ」とあります。
ピアノ同様に輪郭のピリッとした絵です。
1999年2月11日、ふじ子のピアニストとしての軌跡を描いたNHKのドキュメント番組、ETV特集「フジコ~あるピアニストの軌跡~」が放映され、大反響を巻き起こす。
1999年8月25日に発売されたファーストCD「奇蹟のカンパネラ」は90万枚を売り上げるという、クラシック界異例の大ヒット。
久しぶりに「ラ・カンパネラ」のCDを取り出しました。
CDのいデザインもこれはフジ子が描いていたんですね。
このCDが発売されたのは99年のことです。
あの不思議な「鐘の音」の調べに驚かされたものです。