気持ちの晴れる朝日が昇った。空がきれいすぎた。
カリオン・デ・ロス・コンデスまで20kmほどのステージ。昼前には到着した。
県道に沿った巡礼路にモホン(道標)が林立する。望遠レンズのカメラがあれば、もう少し強調したカットが撮れたはずだ。
夕食には、パエージャ(パエリア)をいただいた。やはりおいしい。
【06:15】
ヘッドライトで照らさないと読めない公営アルベルゲの看板。
【07:20】
最初の村、ポブラシオン・デ・カンポスのカフェが開いていた。ビールの「Mahou(マオー)」の看板だけが目立っていた。
フォクがぐさりと。よくお目にかかる光景だ。
「POBLACION」に赤い斜線がるのは、そこで町が終わる表示。
【07:40】
この日のゴールとなるカリオンまであと13km。楽勝だ。
【07:55】
レベンガ・デ・カンポスでは、かわったオブジェがお出迎え。
【08:26】
あと9km。ということは4kmを45分で歩いてきた。わかりやすい。
モホンが立ち並ぶ。ビジャメンテロ・デ・カンポスの教会が見えてきた。
立派なバラ窓があるが、素通り。
あまりお目にかからない自動販売機。サンティアゴまで400キロ余りになっていた。
【10:03】
カリオンの街が近づいた。
【10:51】
カリオンに着いた。
昼前のバスに乗るため、わたしよりも1時間早くアルベルゲを出発したまやさんに追いついた。S氏と一緒に記念撮影。
レオン行きの高速バスがやってきた。カフェでくつろいでいた巡礼姿の何人もが乗り込んだ。こんな巡礼もありなんだ。
わたしの足で5日かかったレオンまでの道のりが、バスだとたった2時間ほどだ。文明の力を感じた。
レストランの看板の一部。日本語のメニューがあるということだろう。日本人観光客がそれほどいるということか。
わたしは、店のおばちゃんを呼んで店先のメニューを指さして、「これとビールちょうだい」。
焼き目玉焼きサンドといったところ。トーストがおいしかった。
アルベルゲの台所。前の宿泊者が残していった材料は使い放題。
中心ある12世紀建立のサンタ・マリア教会。
道には帆立貝が。
サンタ・クララ修道院。祭壇の宝飾がきらびやか。
【18:55】
夕食は弘前大くんと一緒に。レオン産のワインを開ける。
おつまみはオリーブ。
パエージャ。久しぶりの米はうれしかった。
弘前大くんは「今夜の特等席 カリオン・デル・ロス・コンデス」に泊まった。