「数」ある欧州旅 番外編『32~』

 32日なんてありません。9月になりましたが、もう少し続けます。

 ウィーンの郊外にある中央墓地の32区画には、作曲家の墓が大集合しています。ベートーベン、シューベルト、ブラームス、シュトラウス一家・・・。モーツァルトは別の共同墓地に埋葬されたので、ここには記念碑だけでした。

 スイス・モントルーといえば、有名なジャズ・フェスティバルくらいしか思いつきませんでした。33番には架線があるところを走っており、トロリーバスでした。

 プラハの「黒い聖母の家」です。黒い聖母が壁面にまつられているからその名がありますが、キュビズム様式で建てられた代表的建造物だそうです。

 スペイン・サンティアゴ巡礼の中ほどにあるカリオン・デ・ロス・コンデスのバス停です。35番のレオン行き高速バスが到着しました。バルで休憩していた巡礼姿の大勢が乗り込みました。こんな巡礼もあるのです。
 ブルゴスで知り合ったMさんを見送りました。わたしの足で5日かかったレオンまでの道のりが、バスだとたった2時間ほどだったそうです。