選定理由のスイッチバックがなくなったJR和歌山線「北宇智駅」

 「近畿の駅百選」の選定理由は、「近畿で唯一のスイッチバックをもつ」です。その自慢のスイッチバックは数年前に姿を消しました。現代の電車は、このくらいの坂は難なく登ってしまうのです。
 現在の北宇智駅のホームは、左にカーブしています。以前は直進して、左側にバックしてきたのです。

 山小屋風の新しい駅舎は、スイッチバック廃止後にできたのでしょう。モダンですが1時間に1本しかやってこない、田舎の駅です。

 駅の北側を見ると、右側に取り残されたスイッチバックの名残のレールががあります。

 現在の駅から100メートルほど南に行くと、スイッチバック当時の駅舎が残っています。まるで倉庫といった感じです。

 昔の対面式のホームが残ってます。でもここは今は、和歌山線のレールとはつながっていません。
 かつて、「JR西日本、特定区間170円の旅」をしたときには、ここで停車しました。

 現在の和歌山線は、スイッチバックすることなく緩いカーブを描きながら旧駅舎を横目に通り過ぎます。

 北宇智駅

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シシリアン・ルージュを植える

 朝のテレビ番組で「シシリアン・ルージュ」というトマトが紹介されていました。イタリア・シシリア産で、生食ではなくパスタなんかの料理に使う品種だそうです。ものすごくおいしそうでした。
 別の用件で近くのホームセンターに行きました。季節だからでしょうが、苗がズラリと並んでます。ちょっとのぞくと、トマトだけでも10品種以上あります。そのなかにシシリアン・ルージュも並んでました。さっそく1株、購入しました。

 マンション住まいですから、トマトを植える庭なんてありません。培養土も一緒に入手して、ポットに植えました。

 料理に使える日が待ち遠しいです。

 2週間ほど前に植えたパセリの芽が出てきたので、水耕栽培を始めました。昨年秋と同じ方法です。

 イタリアン・パセリは先週、スーパーで買いました。すぐに食べるためでしたが、栽培したままポットに入り、根も残っていたのでそのまま水につけておきました。水耕栽培用のハイポネックスも与えてますので、元気になってます。
 きょうのイカスミのスパゲティに添えているのはこれです。

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今ごろ「のだめカンタービレ」

 映画「のだめカンタービレ 最終楽章・後編」を見たばかりです。
 テレビではその直前に「前編」を放映してました。その録画を見ていた娘が、「原作と同じストーリーだ」と言います。
 「それじゃ、原作ではウィーンのムジークフェライン(楽友協会)は出てくるとの? ちょっと読んでみたい」と口を滑らすと、「どうぞ」と二ノ宮知子のコミック全23巻が、ポーンと登場しました。エエーッ?
 コミック誌って、読んだことがありません。漫画も子供のころ以来ご無沙汰です。これは1日1巻としても1カ月仕事です。たいへんなことになました。ま、1巻だけでも挑戦してみましょう。

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京街道を上る 番外編 竹田街道を京都市電伏見線跡に沿って

 伏見宿から京へ上る「京街道」には、すでに歩いた伏見街道の西側を並行する竹田街道というのがありました。日本最初の電車路線である京都市電の伏見線(塩小路高倉-中書島間、7.1キロ)が、ほぼ竹田街道に沿って走ってました。京阪・中書島から歩きました-。

 10:32=淀川派流の伏見港です。江戸時代に拓かれた竹田街道は、京七口のひとつ、竹田口から竹田村を通って伏見港までつながってました。

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東梅田教会で「ヨハネ受難曲」を聴く

J.S.バッハの「ヨハネ受難曲 BWV245」を聴きました。日本キリスト教団東梅田教会(大阪市北区野崎町9-6)礼拝室の高い天井に、青木洋也さんのアルト(カウンター・テナー)が朗々と響きました。
 コンサートホールではないので、ステージなんてありません。前から2列目の中央に座ると、指揮者・エバンゲリストの畑儀文さんから2メートルほどしか離れてません。そのノドから飛び出した歌が、すぐにわたしの耳に突き刺さります。額に光る汗まで見て取れます。管弦楽はテレマン室内管弦楽団です。弦7丁、管5本にオルガンという小編成ですが、これも一音一音がクリヤーに聞き分けられます。合唱は「アンナ・マグダレーナ」とバッハの妻の名を冠してます。武庫川女子大学音楽学部の学生が主体のようです。4声で22人と、これもほどよいボリュームです。
 マタイ受難曲ほどではありませんが、2時間半に及ぶ大作です。それでも、眠たくなる瞬間なんてありませんでした。なかでも磔になったイエスが息を引き取る場面のアリア(アルト)では、全聴力を「Es ist vollbracht!(果たされました!)」に集中しました。

 ヨハネ受難曲を生演奏で聴いたのは4回目です。
 最初は、5年前にこれを聴くために出かけた「プラハの音楽祭」でした。ペーター・シュラーイヤーが指揮・エバンゲリストでした。これも小編成でしたが、天国に響くような調べに酔いました。バッハの宗教曲に引き込まれるきっかけとなりました。
 次は、CCD(同志社混声)OB中心の大編成の合唱で、指揮・エバンゲリストは今回と同じ畑さんでした。妻もステージに立ちました。
 3回目は、京都コンサートホールで聴いた京都シティーフィルの演奏でした。エバンゲリストは、妻が歌っている合唱団の指揮をしてもらっている北村敏則先生でした。
 調べてみると、同じバッハのマタイ受難曲も4回聴いています。
 ライプツィヒ・ゲバントハウズ管弦楽団、聖トーマス教会合唱団という本場物です。でもあまり印象に残ってません。CCDの演奏会も聴きました。岐阜・サラマンカホールまで聴きに出かけたこともあります。鈴木雅明指揮、バッハ・コレギウム・ジャパンは、お目当てはアルトの青木さんでした。

 いつの間にか、この2曲が「わたしの好きな曲」になってます。
 東梅田教会では、青木さんが中心となった「Bless B Quintet」も聴いてます。

 《追記》
 青木洋也さんのブログに、この日の演奏会のことが記されています。添付の写真には、きっちりとわたしの白髪の後ろ姿も写ってました。 

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平成22年2月22日

 平成22年2月22日です。それだけのことで、特別な日ではありませんが・・・。
 出勤途中のJR島本駅で、記念入場券をうってました。2月2日に続いて、またも買ってしまいました。

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カードが増える 紀伊國屋ポイントカード

 帰宅途中に大阪・梅田、阪急三番街店1の紀伊國屋梅田本店に寄りました。「紀伊國屋ポイントカード」のキャンペーン中でした。きょうから使用開始です。またカードが増えると思いながら、「あげる」というポイントを、「いらない」と断ることもありません。さっそく発行してもらいました。100円=1ポイントですから、10%ほどつくYバシカメラなんかと比べると、たいしたことはりません。敵の思惑通りに囲い込まれたようです。
 JRで通勤するようになって回数は減りましたが、昔(開店当時)からよく知った店です。探している本が、迷うことなく見つかります。買ったのは「世界遺産 サンティアゴ巡礼路の歩き方」(1900円=19ポイント)です。四国八十八カ所の巡礼に行きたたいと言い、讃岐うどん巡礼を続行中ながら、スペインの聖都、サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の道にあこがれる。節操のないこと、このうえもありません。

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神戸酒心館でチェンバロを聴く

 神戸酒心館ホールでチェンバロリサイタルを聴きました。きのう1日のことです。
 灘の「福寿」の酒蔵が会場です。演奏の休憩にはきき酒としゃれてます。わたしは「辛口」をいただきました。きりりとしてさっぱりとした味わいです。

 チェンバロから2メートルほどしか離れていないところで聴きました。繊細な響きが目の前です。これほどまでに表情豊かな楽器とは知りませんでした。写っているのは調律師です。
 演奏した北谷直樹さんは、長い間チューリッヒを中心に活躍しています。そこそこの年配とみうけましたが、日本初見参でした。17世紀の作品からバッハ、アンコールの坂本龍一まで、息もつかせない演奏でした。

 あの大震災でも壊れなかった福寿の酒蔵「豊明蔵」です。木のぬくもりに満ちてます。
 福寿といえば、大阪・梅田に職場があったころに通った駅前第1ビル地階の酒場「福寿」を思い出します。珍しい凍結酒のあては、決まってだし巻きでした。

 神戸酒心館
 神戸市東灘区御影塚町1-8-17
 078-841-1121

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平成22年2月2日

 平成22年2月2日です。それだけのことですが・・・。
 JR島本駅で記念の硬券入場券を売ってました。台紙を見ると、内部には2月22日のと2枚を挟み込むようなカットがありました。商売熱心です。
 お守りになるのかな。次は平成33年3月33日までない・・・あ、そんな日は巡ってきません。

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京都コンサートホールで「モツレク」を聴く

 京都コンサートホールでモーツァルト「レクイエム」を聴きました。京都シティーフィル合唱団の定期演奏会です。大編成の合唱団です。あまりの迫力に、モーツァルトの線の細さがどっかにいったようでしたが、やはり聴き入るモツレクでした。
 休憩には「白ワイン」(500円)です。音楽会は、これ1杯でずいぶんとすばらしいものになります。
 窓の向こうは京都府立植物園です。

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