ウィーンで食べた「ツヴィーベルローストブラーテン」にトライしました。名前すら知らなかった料理ですが、ネットでレシピを見つけました。
ウィンナーシュニッツェル、ターフェルシュピッツとともにウィーンの3大料理だそうです。
ソースをまとったステーキの上に、揚げたタマネギがドサリと盛られています。こんな味だったかなと懐かしく思い出しながら、わけあって感慨深くいただきました。
肉は延ばしているので、それほど厚くはありません。濃厚ソースをかぶっています。
まずは牛肉を処理しました。
肉たたきでトントンと叩いて薄く延ばします。包丁の先で筋も切りました。
塩胡椒して、片面にはマスタードを塗りました。
小麦粉をまぶして、しばらく放置しておきました。
ぶ厚めに切ったタマネギをポリ袋に入れ、小麦粉でまぶします。
パプリカとガーリックのパウダーも混ぜ込みました。
オリーブオイルで揚げます。
5分ほど揚げると色づきました。でも、予想したようには揚がりませんでした。
同じフライパンで肉を両面、焼きます。
赤ワインとトマトペースト、ローリエを追加してソースをつくります。
この後は、作業が一気に進んだので画像はありません。
肉とタマネギの半量を戻して煮込みます。最後にバターで風味を出しました。
皿に盛り付けて、残りのタマネギをトッピングすれば完成でした。
ここまでのレシピは、「シェフ三國の簡単レシピ」のYouTubeを参考にしました。
ウィーンのカフェ・ディグラスで食べたホンモノのツヴィーベルローストブラーテンです。
タマネギの揚がり方がまるで違います。パリッとしていました。イカリングのようです。紫タマネギでしょうか。
もう一度食べたいです。
2019年に訪れたときは、ウィーンの国立音大にヴァイオリン留学中だったちかちゃんが連れて行ってくれました。
クリスマスマーケットや反田恭平指揮のモツレクを聴きに行った23年にはウィーン放送交響楽団のアカデミー(研修生)になっていました。
きょう開いたFaceBookには「試用期合格おめでとう(ヘタな日本語訳)」の文字が踊っていました。正式団員に採用されたのです。
おめでとう、ちかちゃん! 努力が報われたのがうれしくて、ツヴィーベルローストブラーテンがいっそうおいしくなりました。